「え?ウチ?これから散歩やねん。」 飼育員さんの招きでスロープを上がりブリッジに入ろうとする京都水族館のケープさん。
「上を見ろ!」 「ペンギンだ!」 「お散歩よ!!」 そうです。ペンギンのお散歩です。
仲間もやって来ました。半屋外通路の天井近く、観客の頭の上を横断すれば、みんな大喜び。
「お腰につけたおサカナを~、ひとつワタシにくださいな~~。」 ケープ集団が注目しているのは、どうやら飼育員さんの腰にぶら下がったエサ箱と飼育員さんの手、みたいです。
ブリッジから右に直角に曲がり、空中廻廊を進んでいきます。
飼育員さんは、さっきのブリッジをしゃがみ姿勢で渡るのです。
こんなふうに、青空にペンギン!というシーンが見られます。ただしアクリル越し。
それにしても、建物側はともかく、空中廻廊の外側は低い手すりとペンギン用のアクリル板だけ。一緒に歩く飼育員さんはスリル満点だと思います。
ペンギンたちはここを歩いて行って、海獣広場を見下ろすデッキで何やら秘密の特訓を受けているようです。そこは観覧通路から見えません。
このお散歩は、これまでの様子ではスケジュールが決まっているのではなく、機会があればトレーニングという感じで随時行われるようです。
またペンギンたちは自由に廻廊に出ることもできます。(あまり出ない。)