キングペンギンは、毎年ペアの相手を選び直します。でも、飼育下では特定の相手と通年仲良くしているのをしばしば目にします。
こちらは越前松島のハッちゃん(左)とヨン君。ヨン君はかなりお年寄りなんですが、年齢を感じさせない元気。よくサン君にも迫られています。
こちら、海遊館の私的命名マユゲちゃん(左)と一番君、ここ数年決まってペアになっています。2011年には一子をもうけました。
婚活シーンにおいては、一番君の奪い合いも見られます。かなり激しい争奪戦になることもありますが、最後にはマユゲちゃんが勝利!してきました。 今年はどうかな?
同じく海遊館の、2013年生まれキング。左が女子、右が男子です。子供同士でいると心強いのか、亜成鳥になってからいつ見ても一緒に過ごしていました。
このまま仲良しペアになってくれてもいいのですが、そううまくいくとは限りません。女子はオトナになるのが早いので、コドモっぽい幼なじみとは別れて年上のカレを見つけるかも。
京都市動物園の旧ペンギンプール、中央の島でラブ声合唱するコナスビちゃんとハコベちゃん、女子ペアです。
その後月日は流れ、コナスビちゃんは他界。今年ハコベちゃんはガマ君との間にヒナをもうけました。
って、ガマ君、ワサビちゃんはどうしたの?
女子ペアペンギンもいれば、男子ペアもいます。登別のキング青白君と黄色君。青白君はお年寄り、黄色君は若いですが、気の合う2羽は「できる子育て請負ユニット」として活躍。
でも、若い黄色君には、はるばる海遊館からお嫁に来た赤バンドちゃんにも興味を持ってほしいものです。