パレードはどないしたん?
そうです、ペンパレなのでした。
待機所が階段下になったおかげで、王様方は徒歩でお出まし。
ペンギンカーにぎゅうぎゅう詰めされなくても大丈夫なのです。
写真は、入館改札機の前を通過するところ。もう少し進んで、出口ゲートからパレード登場となります。
ペンギンたちの足下をご覧ください。石タイルが濡れています。薬液モップで拭いた跡です。
が、彼らは人間の思惑通りに動いてはくれないので、消毒してないところをどしど歩いています。
出発する前、彼らはちゃんと囲いの出口付近に集まっていました。
そして、「行くで~!」 「しっかり行こか~」と言うように、鳴き交わしていました。
実際は気合いを入れていたのではなくて、心細いので励まし合っていたのかもしれませんが。
まあとにかく、一声「ぐわぅ!」と鳴く、コンタクトコールですね。
個体によって声の違いが大きいのにちょっとオドロキ。
コミミ姫は、いかにもお姫様ふうの高い声。
ずっしりと低音の魅力を響かせる302番君は、その声で300番さんの心をつかんだのでしょうか。
オスは、オレンジイエロー部分が濃く大きく美しく、声が低いのがモテ条件なのだそうです。
声が低いのは身体が大きいということ。だから強健でサカナをたくさん捕ることができて、子育てに有利、となるらしいのですが。
実際の要領の程は、一緒にやってみないとわからない、ですね。