まだまだあります、「王様の得意技」。
面かぶり。
決まったポーズがあるようです。たいていは足の力を抜き、フリッパーを大きく広げています。
水の動きに身を任せ、プカプカ。
目線は水中にありますが、何を見ているのでしょう。
当然ながら、息継ぎのために首をあげます。でもまた顔を水につけちゃいます。
瞑想?
きっと、彼らにしかわからない「よさ」があるのでしょう。
これも忘れてはいけませんね。
昼寝、です。
ほとんど動きませんし、かなりの度合いでシンクロします。そういうわけで、この技は一般の観客にはウケが良くありません。
昼寝の前には、入念に羽繕いをします。
この段階で昼寝が予測できますので、ペンギン中毒な観客は、食事やその他の動物見回りに出るタイミングを知ることができるのです。
でも、なんとなくずるずると見続けていたりして、そのうちに王様がお目覚めになり・・・。なんてことは、ざらにあるのでございました。
得意技というより、必殺技。
ぞろぞろ。
統制のとれた行動に、観客は大感激!
誰か行ったらみんなついて行ってしまう。
この性質を利用して、集団誘拐・・・できたとしても、お世話費で破産します。
X攻撃!
「あんた、高さがたらんで。X字形にしてや。」
「そらすまんこって。」(だけど直さない~)
そういう「へへ~ん」なところも、王様的。まあ、得意技じゃないとは思いますけど。