ペリカンの首収納

寝ころぶと背中の真ん中に頭がついているように見えるペリカン。どうなっているのか、観察です。まずは立ち姿のペリカン、太い胴に比して細い首が長く伸びています。クチバシが重くないのでしょうか。＠南知多ビーチランド。

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水に入りました。ここで首は背中のラインに対して直角より鋭く後ろに曲がっています。

それにしても巨大な翼。これに比べてペンギンのフリッパーは小さくて板のようですが、もともと飛ぶためだった翼が水中行動に適するよう進化した形です。

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首をぐいっと後ろに倒しました。

下クチバシがいかにもペリカンふうに、ぼよ～んと伸びて膨らんでいますが、これは何かを水と一緒にすくい上げたから。

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で、陸上の別個体ですが、さっきの状態からさらに首を後ろに傾けてクチバシを下ろせば、できあがりはこれ。あの細長い首は背中に沿うように後ろにまがり、頭部が背中の真ん中あたりに来ます。ドヤ顔のペリカンでした。

ペリカンの首

ペリカンです。なんか、背中の真ん中あたりに頭がある？　（＠バーゼル動物園）

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左は伸ばして後ろに回している首、右は背中の真ん中にある頭。（＠バードランド）　いつもペンギンを見ているので、同じ鳥でも全く感じが違って新鮮です。特に首の骨の曲がり方が外から見えるし、翼がやたら大きいし、立っているとき胴体が水平に近いし。

つづく。

ペンギン似の鳥

ペンギン、とくにイワトビと似てる感じですが、エトピリカです。

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陸上にいると、しっかり区別できます。立ち方がペンギンじゃないです。モデルは海遊館のエトピリカ。

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イワトビはこちら。なつかしき油壺マリンパークの面々です。

ちなみに、彼らはAOAO札幌に移動したそうです。

えっ？ペンギンじゃない？

海遊館にいるこの鳥は、ペンギンではありません。目の上から後ろになびく立派な冠羽は、なんかこんなペンギンいたよね的なんですが。

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水に潜れるのはペンギンと同じですが、ペンギンほど水中活動に適応してはいません。彼らは、エトピリカといいます。

ペンギン？じゃない鳥

「ちっちゃなペンギン！」と声がかかったりする、この鳥。アドベンチャーワールドのペンギン王国2Fプールでの1コマです。ペンギンではなくて、インカアジサシといいます。水浴び中。

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「えっ、ペンギン、飛ぶの？！」と、見る人をビックリさせることも。インカアジサシは飛ぶ鳥です。下関の海響館でもペンギンと同居していました。ペンギンとの身体の違いを観察いたしましょう。