インドネシア語学習覚え書き

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インドネシア🇮🇩の休日2018 最新版

2018-01-01 09:16:06 | インドネシア語学習メモ
インドネシアの祝祭日 2018年【最新版】
東京外語大 青山教室より

http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/aoyama/


2017/11/24
インドネシアの文化



インドネシアでは、宗教上の理由による祝日が多く日本ではあまり馴染みがありませんが、祝祭日が年ごとに変わり続けます。

こちらでは、2018年の各祝日/祭日をさまざまな意味と共にお伝えしていきたいと思います。
(※2018年の祝祭日一覧となります)

1:インドネシアの祝日一覧(2018年)【最新版】

※2017年11月に入りやっと2018年の正式な祝祭日が確定したようです。

一部の日本人向けサイトでは、
・ニュピ:3月18日となっていますが、正しくは3月17日
・イスラミラジュ:4月13日となっていますが、正しくは4月14日
・イスラム暦新年:9月12日となっていますが、正しくは9月11日
に変更がされています。ご注意ください。

・1月1日(月) 正月

・2月16日(金) 中国正月(春節)

・3月17日(土) バリ島内一日外出不可(※注意点を本記事下に記載)

・3月17日(土) ヒンズー正月(ニュピ)

・3月30日(金) 聖金曜日

・4月14日(金) モハマッド昇天祭(イスラ・ミラジュ)

・5月 1日(火) メーデー

・5月10日(木) キリスト昇天祭

(2018年は5月16日~ラマダン(断食月開始 ※祝日ではない~6月14日)

・5月29日(火) ワイサック(仏教大祭)

・6月 1日(金) パンチャシラの日

・6月13日(水)~15日(金) 政令指定休日

・6月15日(金) イドゥル・フィトリ(断食明け大祭(ルバラン)のため)

・6月16日(土) イドゥル・フィトリ(断食明け大祭(ルバラン)のため)

・6月17日(金) 独立記念日

・6月22日(水)  犠牲祭

・6月11日(水) ヒジュラ正月

・9月11日(火) イスラム暦1440年新年

・11月20日(火) モハマッド降誕祭

・12月25日(火) クリスマス

2:インドネシア語での祝日一覧(2018年)

– 1 Januari, Tahun Baru 2018 Masehi.

– 16 Februari, Tahun Baru Imlek 2569 Kongzili.

– 17 Maret, Hari Raya Nyepi Tahun Baru Saka 1940.

– 30 Maret, Wafat Isa Al Masih.

– 14 April, Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW.

– 1 Mei , Hari Buruh Internasional.

– 10 Mei, Kenaikan Isa Al Masih.

– 29 Mei, Hari Raya Waisak 2562.

– 1 Juni, Hari Lahir Pancasila).

– 15-16 Juni, Hari Raya Idul Fitri 1439 Hijriyah.

– 17 Agustus, Hari Kemerdekaan Republik Indonesia.

– 22 Agustus, Hari Raya Idul Adha 1439 Hijriyah.

– 11 September , Tahun Baru Islam 1440 Hijriyah.

– 20 November, Maulid Nabi Muhammad SAW.

– 25 Desember, Hari Raya Natal.

3:インドネシアの祝祭日まとめと注意点

2018年のインドネシアの祝祭日についてまとめましたが、お分かりになったでしょうか。

2018年のラマダン(断食月)は、5月15日~6月14日となっています。

インドネシアではここ数年、ラマダン前日から断食明け大祭(ルバラン)の翌日まで、ナイトクラブやディスコ等の営業が全面的に禁止され、カラオケやライブにおいても、午後8時30分~午前1時30分までに営業時間が短縮されるなど、いつも以上にイスラム教徒の方への配慮がされています。

観光としてインドネシアを訪れ、上記のような娯楽施設に行かれる方は、事前にしっかりと確認をしておくことをオススメします。

同時に、インドネシアの断食明け大祭(ルバラン)は、日本でいう「盆と正月」が一度にやってきたような賑わいを意味します。大多数のインドネシア人が、お祭りに合わせて大量買い(まとめ買い)をすると同時に、帰省のため街中が混雑します。

前持った準備や余裕をもった外出ができる準備をしておくこともオススメします。

≪最後に・・・≫
■ニュピ(静寂の日)について・・・

ニュピは、太陰暦合わせ、一年に一度行われるバリ島のヒンドゥー教の宗教行事です。2018年は3月17日(土)がニュピにあたります。ニュピは静寂の日とも言われ、朝5時頃(正式には夜明け)から、翌朝6時(翌日の夜明け)まで、外出/灯火の使用が禁止となります。

これは、バリ島に滞在している外国人観光客やヒンドゥー教徒以外の人にも適応され、飛行機や船舶も離着陸、寄港もこの日は完全に禁止となります。バリ島内の飲食店/スパ等においても営業が全面禁止となります。

ホテル内のレストランやスパは使用できますが、車やバイクの騒音がしない静かなバリ島の一日を味わうことができるため、何度もバリ島を訪れたことがある方々の中には好きな方がいるかと思いますが、バリ島観光をお考えの方は十分にご注意ください。

1950年に「インドネシア共和国」が誕生して約70年が経とうとしています。今のインドネシアという国は元々、小国が集まっていた地域を「オランダ」が制圧/植民地としていき、できた国でもあります。

そんな状況下に国として独立し国家という基盤を作る(造る)中で、インドネシアという国が、「共通の概念や認識」として利用したのが、「宗教」であるといわれています。

今ではイスラム教徒が最も多いインドネシアですが、「6つの公認宗教」の考え方は今でも根強く残っていますし、信仰者の人数に関係なく、全ての宗教が「平等」に扱われているため、それぞれの宗教が持つ「特別な祭日は全て、国民の祝日」とされています。

宗教や考え方の違いで、憎しみあったり争いを続ける国/地域が多いなか、個人的にはとても「意味深い祝祭日」を持った国こそが、「インドネシアの魅力」でもあるといえるかもしれないですね。