前にこのブログでも触れたケン達の少年野球チームの大会の準々決勝が行われた。
その様子をUPしようかどうか迷った。ケンには「こんなかっこわるい事UPしんといてよ!」と言われそうだが、この試合の経験が、ケンにとって、そして今後の試合に向けて、必ずプラスになる事を願いながらUPしようと思う。
「打倒Sクラブ」に燃えているRチームに対し、先攻の我がSクラブは初回ノーヒットで1点をいれた。「ひょっとしたらこのまま・・」という望みもむなしく、その裏2点をいれられリードされた。しかしまだまだ序盤、「これからだ、がんばれ!」と応援した。しかし、相手の思い切ったバッティング、走塁で追加点をゆるしてしまった。対するSクラブはRチームの堅い守備にはばまれヒットはでるものの点数につながらない。
1対4のまま、とうとう最終回を迎えた。1アウトランナー1.2塁。そしてバッターはケン。なんとしても点数をいれたいところ!
しかし、ケンの打った球は内野ゴロしかもダブルプレーという最悪の結果でゲームセット。
ケンはキャプテンであるため、整列して礼をするとき「ありがとうございました」のかけ声をかけなくてはならない。まずお互いに礼をし、次にあいてチームベンチに向かって礼、そしてSクラブ応援団の方にやってきた。
ケンを見ると泣いていた。思っていたよりもずっと、しゃくり上げる程たくさん泣いていた。ふるえる声でケンが「応援ありがとうございました!」と号令をかけた。
今大会Sクラブはベスト8で終わった。県大会出場の夢は破れた。
Sクラブのみんなだって、手をぬいていたわけじゃない。チカラ一杯戦ったに違いない。それに勝負はやってみなくちゃわからない。
私は野球の事はよくわからない。でも今回の試合は、「どうしても勝ちたい」という気迫は相手チームの方が上だった気がする。気持ちの上でのもう一踏ん張りがきかなかった気がする。
今回の大会はケンがキャプテンになって初めての大きな大会である。
相手チームキャプテンは走.打.投と活躍し、自らチームの勝利に貢献した。
ケンは同じキャプテンとして、ものすごく情けなかったに違いない。
キャプテンだから活躍しなければならないと思っているわけではない。でも、自分とチームのみんなの気持ちを、「絶対勝ちたいんだ」という想いを、この試合にぶつけられるようなそんな雰囲気にもっていけなかったのは、キャプテンであるケンのチカラ不足だと思う。
ケンが泣いている写真を見て、今までの泣き方とはどこか違うと感じた。どこが違うのか、それはケン自身は一番わかっているのだろう。
あと、まわりの監督、コーチの表情、チームメイトの表情を見ると、みんな一緒に同じ気持ちで戦ったんだと感じる事ができた。
「負ける」って事に何も感じなくなったら、それはすごく寂しく、もったいない事だろうな。
Sクラブの先輩たちからみれば、まだまだ甘っちょろいと思うだろう。まだまだ練習が、気迫が足りないと思うだろう。先輩たちはもっときつい状況を何度ものりこえてきたんだから。
さあ、すぐに次の大会が始まる。試合に勝ち負けはあって当然。気持ちを切り換えて、でもチカラを出し切れずに負ける悔しさは忘れずに、
毎日練習をしよう!体を、心を鍛えよう!一試合一試合を大切にしよう!
先輩方、監督、コーチ、そしてお母さんたち、どんどんゲキをとばして下さいね。
この一年で、Sクラブが、そしてケンがどんな風に成長していくのか、皆さん見守っていて下さい。
その様子をUPしようかどうか迷った。ケンには「こんなかっこわるい事UPしんといてよ!」と言われそうだが、この試合の経験が、ケンにとって、そして今後の試合に向けて、必ずプラスになる事を願いながらUPしようと思う。
「打倒Sクラブ」に燃えているRチームに対し、先攻の我がSクラブは初回ノーヒットで1点をいれた。「ひょっとしたらこのまま・・」という望みもむなしく、その裏2点をいれられリードされた。しかしまだまだ序盤、「これからだ、がんばれ!」と応援した。しかし、相手の思い切ったバッティング、走塁で追加点をゆるしてしまった。対するSクラブはRチームの堅い守備にはばまれヒットはでるものの点数につながらない。
1対4のまま、とうとう最終回を迎えた。1アウトランナー1.2塁。そしてバッターはケン。なんとしても点数をいれたいところ!
しかし、ケンの打った球は内野ゴロしかもダブルプレーという最悪の結果でゲームセット。
ケンはキャプテンであるため、整列して礼をするとき「ありがとうございました」のかけ声をかけなくてはならない。まずお互いに礼をし、次にあいてチームベンチに向かって礼、そしてSクラブ応援団の方にやってきた。
ケンを見ると泣いていた。思っていたよりもずっと、しゃくり上げる程たくさん泣いていた。ふるえる声でケンが「応援ありがとうございました!」と号令をかけた。
今大会Sクラブはベスト8で終わった。県大会出場の夢は破れた。
Sクラブのみんなだって、手をぬいていたわけじゃない。チカラ一杯戦ったに違いない。それに勝負はやってみなくちゃわからない。
私は野球の事はよくわからない。でも今回の試合は、「どうしても勝ちたい」という気迫は相手チームの方が上だった気がする。気持ちの上でのもう一踏ん張りがきかなかった気がする。
今回の大会はケンがキャプテンになって初めての大きな大会である。
相手チームキャプテンは走.打.投と活躍し、自らチームの勝利に貢献した。
ケンは同じキャプテンとして、ものすごく情けなかったに違いない。
キャプテンだから活躍しなければならないと思っているわけではない。でも、自分とチームのみんなの気持ちを、「絶対勝ちたいんだ」という想いを、この試合にぶつけられるようなそんな雰囲気にもっていけなかったのは、キャプテンであるケンのチカラ不足だと思う。
ケンが泣いている写真を見て、今までの泣き方とはどこか違うと感じた。どこが違うのか、それはケン自身は一番わかっているのだろう。
あと、まわりの監督、コーチの表情、チームメイトの表情を見ると、みんな一緒に同じ気持ちで戦ったんだと感じる事ができた。
「負ける」って事に何も感じなくなったら、それはすごく寂しく、もったいない事だろうな。
Sクラブの先輩たちからみれば、まだまだ甘っちょろいと思うだろう。まだまだ練習が、気迫が足りないと思うだろう。先輩たちはもっときつい状況を何度ものりこえてきたんだから。
さあ、すぐに次の大会が始まる。試合に勝ち負けはあって当然。気持ちを切り換えて、でもチカラを出し切れずに負ける悔しさは忘れずに、
毎日練習をしよう!体を、心を鍛えよう!一試合一試合を大切にしよう!
先輩方、監督、コーチ、そしてお母さんたち、どんどんゲキをとばして下さいね。
この一年で、Sクラブが、そしてケンがどんな風に成長していくのか、皆さん見守っていて下さい。
ワタルはようやく今日から中学の部活動見学が始まります。いま自分が野球ができる喜び、それをかみしめるんじゃないかなあと思います。