いつでもPARTY!

↓「このタイトルの意味は?」とよく聞かれますが、たいした意味はありません。身内から出たネタです。すいませんm(_ _)m

真っ白!2

2005年12月12日 | SATOKO
なんで「真っ白!2」の「2」がついてるのかというと、前に私は「真っ白!」のタイトルでUPしてるからである。日付は今年の2月2日。読み返してみると、ひえ~。「ですます」調だ~。なんかチカラはいってる感じ。



ケンは朝起きてきたとたん、窓をあけ「やった~~!雪ふっとる~~~~~!!」と大喜び。いつもなら友達が呼びにくるぎりぎりまでファンヒーターの前でごろごろしてるくせに、今日はだいぶまえに外に出て行って、車につもった雪をさわったり、田んぼになげたりしている。「い~いぬはよ~ろこ~びに~わか~けま~わり・・・」状態である。

ケンといえば、
おとといの日曜日、ケンの所属するSクラブがドリーム杯という大会でみごと優勝をはたした。久々の優勝でみんなほんとうにうれしそうだった。

ケンがこのチームにはいって1年半以上過ぎた。
4年生ではいったのだが、入った当時は全く野球の野の字も知らない状態。マンガの「ドカベン」読んで、たまに中日戦を見るくらい。
Cチーム(4年生以下で構成される)の試合を見にいった頃は、まるで試合になっていなかった。相手チームがうてばとにかくヒットになる。ようやく球を拾ってもどこに投げていいのか解らない。そんな状態だった。
ところが今は、ちゃんと野球をやってる。自分の所に球が飛んでこなくたって、さっとカバーにはいったり、声をだしたり。バッティングだって、前と違って格段にチカラ強くなった。
ある意味、ケンはラッキーだったと思う。チームのメンバーがもっとたくさんいたら、ケンなどは、なかなか試合にだしてもらう事はなかっただろう。しかし、6年生は5人しかいない。どうしたってあと4人下からはいらなきゃ野球はできない。
そんな状況で5年生を迎えたけんは、何度もスタメンとして6年生と一緒に試合に出させてもらうチャンスを得た。
力量不足であるに決まっているが、6年生達と一緒に練習をさせてもらって、ビシビシしごかれて引っ張りあげられてる状態。
ケガも多い。捻挫したり、肘の骨にひびがはいったり、熱中症のようになって試合中倒れた事もある。
Sクラブの指導の厳しさは、あちこちからよく聞いていた。はたしてケンがそれに耐えられるのか?「もう行きたくない」と泣いてやめてしまうんじゃないか。そんな事も少し心配していた。
ところが心配をよそに、毎週土日になると朝早くからバットとグローブを持ってでかけていく。
ケンがこんな風にSクラブの一員としてやっていけるのは、まず6年生の先輩達の存在が大きいと思う。Sクラブの6年生は、本当に運動神経の飛び抜けた子達ばかり。運動会の花形ばかりである。そんな6年生がケンたちと同じように叱られ怒鳴られ、練習している。休憩時間にはあれこれ話をするのも楽しいようで、からかわれたりしてもすごくうれしそうにしている。そんな6年生を見て、あんな風に野球をやりたいと憧れて「6年生ががんばってるんだから、僕が足をひっぱってはいけない」「この先輩達と一緒に戦って試合に勝ちたい」という気持ちが自然に出てきたんだと思う。
今回優勝した大会は、その6年生と一緒にでられる残り少ない大会の一つ。思い入れもそうとうあっただろう。
それで優勝できたんだからうれしさは格別。表彰状を持ってみんなで記念写真とったときも、ほんとうにみんないい顔をしていた。

あと1ヶ月もたたないうちに、その大好きな6年生は卒団していってしまう。
中学で野球部に入り軟式野球を続ける子もいれば、硬式のチームにはいる子もいる。今のこのメンバーで野球が出来るのはあとわずかだ。

残りあと1大会。とにかく全力をつくして野球をやろう。
今のメンバーで戦える試合を楽しもう。

Sクラブ 優勝おめでとう!
そして
まだまだがんばれ!Sクラブ!





最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメント返し! (シホ)
2005-12-14 08:41:43
6年の中で、「運動神経の飛び抜け」てない、「運動会の花形」でもない息子が、そんな仲間の中で一緒に動いている姿を見て、良かったなあ、頑張ってきたなあってほんとに思います。

昨日の寒い空でも外で野球して遊んでいた息子たち。

本当に好きなんですね。

返信する

コメントを投稿