ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

竹中半兵衛陣屋跡と美濃国分寺

2013-08-19 23:52:00 | 仏像

引き続き つるすべ巡礼 に行ってきました!

まずはその前の寄り道・・・

関ヶ原のインターを降りて大垣方面へ

途中にあったのは竹中半兵衛陣屋跡!

石垣、門、堀の一部が残されていました。

陣屋とはお城を持てない大名の城替わりなので、規模が小さく、天守がないくらいで見た限りはお城と何ら変わりありません!

案内板を読んでみるとここは半兵衛亡き後に息子が造った陣屋なのだそうで半兵衛さんがここに住んでいたわけではないようです。

紛らわしい・・・

半兵衛にゆかりの場所はこれより少し先のお寺にあるお墓と菩提山城・・・

ちょっと時間がないので今回はパスします!

それにしても黒田官兵衛と並び称されている割には若くして死んでしまったからなのか?大大名家にはなれなかったのですねぇ・・・

お次は美濃国分寺!

いやぁ~この暑さといい、バッタばかりの風景はさすがに平城京跡に通じるものがあります・・・

↑七重塔心柱礎石

↑金堂礎石

北西隅の礎石だけが発掘されたもので残りは復元・・・

礎石があるのは主要な建物だけで門と回廊は掘立柱なのだそうだ・・・

伽藍は回廊の中に塔と金堂があって回廊に講堂が繋がっている法隆寺のような形のように見えるのですが、案内板を読むと講堂と思っていた建物が金堂で講堂は金堂の後方、回廊の外側にあったらしい・・・では、回廊の中にあって塔と対照的に立つ建物は何か?というと案内板でも不明となっている・・・普通に考えるともう一つ塔があることが考えられますが、発掘されたのは長方形の建物跡・・・元興寺のように小塔と大塔の二つがあったのでしょうか・・・?

門と回廊だけが掘立柱というのも、ちょっとおかしいような感じがするので時代の違う伽藍跡が一緒に発掘されただけなのかもしれませんよね・・・

現在の国分寺はすぐ北側に再興されています。

重文指定の仏像があるというので拝観させてもらいます・・・

どこにあるのかと思って探していたら、本堂らしき建物の裏に一段高いコンクリートの建物が建ててあって、その中におられました!

重文なので宝物館のようになっているのでしょうか?

中を覗くと想像以上に古そうで大きな薬師座像が・・・!

伝行基作・・・

平安時代のものと言われていて残念ながら時代が合わないそうです・・・

そもそも行基作の仏像って本当にあるのでしょうかねぇ・・・?

こちら↑は大垣市歴史民俗資料館!

古いタイプの資料館ですが入館料は100円だし、国分寺や大垣市の歴史を知るにはちょうど良い感じだと思います。

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 南方熊楠顕彰館 | トップ | 昼飯大塚古墳と美濃安国寺 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仏像」カテゴリの最新記事