丹生からの帰り道
写真では雰囲気が伝わらないけれど、雄大な景色を見せる深い渓谷沿いの道路を走っていると、このまま帰るのがもったいなく思えてきました。
そこで観光案内図を見ると近くに城跡があるというので、何度も言うように城マニアではないけれど行ってみることにしました。
着いてみると、そこには最近多い資料館と図書館が一つになった施設が・・・
この向かいに城跡への登り口
下から見る限り、城壁のような石垣は無く、戦国時代以前のものに見える。
資料館の展示によると南北朝時代に造られた城とのこと
日暮れが近づいているのでサッサと登ります。
頂上はベンチが置いてあり、さすがに眺めがよかった!
でも、さほど広い場所も無く、建物の無い砦のような印象
↑峠の切り通しのような堀切
頂上付近の地形は細長い峰になっているのですが、上の写真のように何カ所かに堀切があって寸断されているのがハッキリと残っています。
この五箇篠山城では二度の大きな戦乱で使われたそうで・・・
一度目が南北朝時代の戦乱
そして二度目は戦国時代で、この堀切などはその時のものと推定されているそうです。