When I Dream

~気侭な戯言日記~

水星茗さん

2006-11-09 23:40:40 | 書籍/コミック/アニメ

あ~久々に読んだぁ~(笑)やっぱり面白いなぁ!水星茗先生のこの“煌が舞う”!!これは集英社がコミックスに収録していない言わば“幻の作品”なので、先生のファンでもほとんどの人の記憶にないのは仕方がありません。“ぶ~け”から切り取って保存している人もほとんどいないでしょうねぇ。なので・・・俺にとっては超レアな“お宝”です(笑)HPにもこの画像は載せているけど・・・あっ!本編が見つかったって書いてないや・・・まっいっか(爆)集英社の“ぶ~け”ってあの“ずんぐりむっくり”した形がよかったんですよねぇ(笑)

俺が初めて水星先生の作品に遭遇したのは“アメンラーの指環”と言う、エチ・シリーズ初期作品で、それが掲載されている“ぶ~け・セレクション”も大事に保存してあります(笑)
その水星茗先生の代表作“エチエンヌ・シリーズ”は・・・今でも大事にコミックスを保存していて時々読み返すコアなファンもたくさんいると思いますが、記憶に間違いなければ・・・先生が秋田書店の“きららセーズ”でAXANGELを描かれていた頃に、エチ・シリーズの重版をしない事に決まったんじゃなかったかな?文庫でもいいから“復刊”して欲しいなぁ・・・。ってわけで・・・復刊に1票を投じていただける方がいましたら→こちら←お願いします。

エチ・シリーズは・・・昔に(爆)オリコンにコミックスチャートが載っていた頃←今もあるのかどうかは知りません→コミックスが発売されると必ず20位台に初登場してましたね~東版か栗田だったかは覚えてないですが・・・。大きなファン獲得には至りませんでしたが、ぶ~けが発売したコミックスの中では・・・常に一定して安定した人気だった事が伺えると思います。
エチが書店に全巻平積みされている・・・そんな光景が見たかったんだけどなぁ~(爆)

さてさて“煌が舞う”ですが・・・ヒューマノイド型アンドロイドのカイエのお話“千の月の夢”よりはあとに発表された80Pの短編で、BUCK-TICKの大阪公演があった頃の“ぶ~け”に掲載されました。時期的には冬の終わりか春先かなぁ??年代までは解んないけど。どんな内容か簡単にと言うと・・・

ちょっと霊感が強い高校生“ひかる”と言う少女が主人公で、母は怪奇作家で父は天文学者で、陰陽道で式神使いの“かがり”さんは表向きは宇宙物理学者として登場します。
ひかるの父の遠縁の京都の旧家“篁家”の祖先が昔々に天女に宝珠をもらったという“宝珠伝説”がベースになっていて、その不思議な宝珠を手に入れようとするサイキック研究者の蓮見と言う男がいて、ひかるが宝珠を受け継いでいると思われていつしか狙われていくって感じなんですが、蓮見の研究所に属して育てられたA級純粋培養種でサイキック能力を持つ青年“輝と耀”←つまり遺伝子/生命操作で生まれたエリートと言う設定で蓮見は上司なわけ→が宝珠を護る為に、つまりは“ひかる”を守る命を受けて地球に降りて来て・・・さらには・・・かがりさんは蓮見に雇われていたけど実は・・・って言う、ちょっと複雑なキャスト相関図・・・

先生は後に“AXANGEL”と言う近未来の科学と陰陽道を混ぜたような作品を発表しましたが・・・実はそれは←水星先生またまたごめんなさ~い→“煌が舞う”がベースになっている、科学性を強く打ち出したアップグレード別モノヴァージョンなんです。

“煌が舞う”は・・・日本のお伽話のような感じで、趣が全く異なるんですよ~。やっぱり読んでみると・・・こっちの方が俺的には好きかなぁっと・・・思ってしまう(笑)気持ちにゆとりがない時には、やっぱり水星先生の作品を読むとなんだか心が癒されるようです(笑)今夜は・・・恋するプリマベーラでも読んでから寝ようかなぁ?


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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煌・・・ (ともちゅわん)
2006-11-11 07:41:46
BBSで盛り上がりましたね・・・この話題!!あの時はサイコーに楽しかったぁ!
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ですよねぇ~~ (levie)
2006-11-11 15:19:51
常連様の反響だけだけど・・・凄かった・・・かな?(笑)
すでにちょっと・・・懐かしい(爆)
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