Barbra Streisand：PARTNERS

仕事帰りのJR総武線で信濃町を発車した頃、スマフォをいじりながら、流れて消えていく見慣れた車窓の景色をぼんやり眺めていた時、フと思い出した。・・・そういやバーブラ・ストライサンドのNew Albumが、そろそろリリースされるんだよなぁ・・・っと。10年前くらいなら、新譜が出る日を指折り数えて楽しみにしていて、発売日の前日にタワレコへ買いに行ってたし、BILLBOADのALBUM CHARTで何位に初登場するかも楽しみだったけど、ここ数年はそういう感覚すら消えちゃって、2012年に発売された・・・“RELEASE ME”・・・と、2013年に発売された・・・“BACK TO BROOKLYN”・・・を今だに買ってないlevie・・・（爆）まっ、バーブラの新譜に限った事じゃなくて、CD自体を買わなくなってるし、ステレオで音楽を聴く事もほとんどなくなっているから当然の成り行きとも言えるかなぁ・・・。最後に買ったCDは、LEA MICHELEの・・・“LOUDER”・・・だったかな??その前だと数年空いてて、音楽からは遠ざかっている感じ（爆）それは一重に、ヒットチャートに興味を持たなくなった事と、リミックスシングル：MAXI-CDが発売されなくなった事が大きいんだよねぇ。

で、電車が千駄ヶ谷の駅に滑り込んだ頃、久々にオフィシャルをのぞいてUSでの発売日が9/16だった事を知ったんだけど、発売日を既に2日過ぎていて、新宿のタワレコへ行こうか行くまいか、けっこう本気で迷っちゃった（爆）バーブラ・ストライサンド熱も相当冷え切ってしまってるし、かつてのような、期待感とかワクワク感はないもので・・・（苦笑）デュエットアルバムの企画が進行している事は知っていたけど、・・・ふ～ん、出すんだ・・・くらいにしか思わなかったし・・・（爆）←今では南口へ行くのが面倒くさい（自滅）

オフィシャルで収録曲のラインナップを見たら、かつての自身のヒット曲やアルバム収録曲だったから、・・・な～んだ、焼き直しかぁ・・・としか思えず（爆）けど、デュエット相手がライオネル・リッチーやビリー・ジョエルらだったのは、ちょっとは興味対象にはなって、少し気持ちが揺れた（微笑）と言っても、どんな風にデュエットに編曲しているのかっていう点だけで、買うか否かは微妙な線で、発売直後の新譜だったら、視聴できるだろうと思って、仕方がない、行ってみるか、っという気持ちにようやく傾いた感じ（爆）
ところが、視聴コーナーにはなく、バーブラコーナーにも通常番が2枚しかなかった（涙）現物を手にしても期待感や購買意欲は湧いてこなかったけど、仕方なく惰性で買うに至ってしまったようなものだった（苦笑）
しかし、このモヤモヤした気持ちってなんだろ??10数年前なら、CDを買って帰る事だけでも高揚感でいっぱいだったのに、全然そんな気持ちになれないし（苦笑）←自分でも驚きの感覚

そうして家に帰って久々にステレオに電源を入れ、CDをかけてみても、特に何という事はなかった。
メロディラインをデュエット用に大幅に書き換えてるだけという印象かなぁ??買ってからまだ2回しか聞いてないけど、何度も聞きたくなるようなサウンドではなかったな～。まぁ原曲と比較してしまうから余計にいまいち感が強まってしまうんだろうけど、どうせだったら、オリジナルの新曲でデュエットして欲しかったなぁ。
そうだなぁ、シンプリー・レッド の“SIMPLIFIED”を買って聞いた時と同じ感覚かな。
原曲のイメージをガラッと変えて、生まれ変わらせたとも言えるんだけど、原曲には遠く及ばない印象しか持つ事ができなかったって感じかなぁ??初めて聞く人には珠玉の1枚になるかもしれないけど。

本作は男性アーティストのみとのデュエットアルバムだけど、最初の情報では、ベッド・ミドラーとかビヨンセの名前も挙がっていたから、女性アーティストとのデュエットアルバムもリリースされる可能性はあるかも。
今作では、No More Tears(Enough Is Enough)、The Main Event/Fight、My Heart Belongs To Me、そして初めてワールドワイドで大ヒットしたWoman In Loveという曲が取り上げられていないから。

まっ、それは妄想の域に過ぎないけど、なんと本作・・・PARTNERS・・・は、10/4付のbillboard album chartで初登場1位を記録。10年一区切りのディケイドで、1960年代から2010年代まで、1位を獲得するALBUMを出す偉業を達成しちゃいました。これはこれで凄い事だけど、今の世の中、チャートを操作する事も可能だし、リリースするタイミングを図れば可能性は高くなるだろうし、初週の発動次第でもあるし、ん～、2週目でどこまで落ちてしまうかの方が気になるなぁ。今のビルボードはオリコンみたいなモノだしなぁ。
せっかく1位に輝いても、100万枚に満たないのは悲しいよなぁって思ってしまいました。

ってわけで、秋の夜長を、極上のバラードでゆったり過ごしたいと思っている方、バーブラを聞いた事がないという方には、・・・PARTNERS・・・をお薦めはできるかなぁ（爆）


＊＊＊＊＊　　追記　　＊＊＊＊＊
BILLBOARD ALBUM CHARTの10/11付では1位から3位に後退、イギリスでは2週続けて2位だった。
リンクしているGLOBAL CHARTSのワールドワイドなセールスチャートでも初登場1位に輝いたんだけど、2週目は後退したとは言え、なんと2位だった。英語圏で好セールスを維持できた結果かもしれないな。
先週の本文ではちょっと否定的に書いちゃったけど、好みだから仕方がない（爆）
CDは好んで聴くけどライブは興味がないとか、シングルは聞くけどリミックス物は興味ない、って人もいるんだし、オリジナル音源に勝るものはないという人も多いからね～。きっとバーブラのファンでも賛否は分かれると思う。まっ、これがきっかけで、普通のベスト盤を買って聞いてみようかな～とか、何かアルバムを買ってみようかな～って、思ってくれる人が増えたらいいなぁって思ってます（微笑）


＠＠＠＠＠　　さらに追記　　＠＠＠＠＠
びっくり、事件かも～（爆）BILLBOARD ALBUM CHARTはセールスを落としているものの、1位初登場→3位→3位と、3週目でも3位を堅持してました。英国BBCのアルバムチャートでは2位で初登場→2位→5位。そしてなんと、GLOBAL CHARTSワールドワイドなセールスチャートでは、1位初登場→2位→1位に返り咲き。
もう全然聴いてないけど、ネームバリューのでかい男性アーティストの威力のお陰でしょうかね・・・。
来週付けでは大きく後退しちゃうかなぁ??


＃＃＃＃＃　さらなる追記　11/16　　＃＃＃＃＃
先日RIAAを見てみたら、なんとバーブラのPARTNERSがゴールドディスクを獲得した事が記されてました。GLOBAL CHARTSチャートでも大健闘しているから、この調子で上位をキープできたらミリオンの▲マークがつくかもしれない。最新のBILLBOARDでは再びトップ10内入りしたし、アメリカとイギリスでの売り上げキープがその鍵を握っていると言えます。
そう言えば、国内版が10/22にリリースされていたんですねぇ。過去のデュエット数曲がボーナストラックとして収録されているようです。意外に評判がいいようで・・・ちょっと不思議・・・（爆）