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When I Dream

~気侭な戯言日記~

介護の実体験から

2017-05-21 20:20:20 | 医療/介護/病院ネタ
levie母がリハビリテーション病院を退院して家に戻って来てから2ヶ月と10日が経った…。解らない事だらけで始まった自宅での介護生活は…、日々同じ事を繰り返しているうちに、…こんな感じかな??…くらいの、可も不可もないくらいの世話を焼く毎日にはなったと思う。ケアマネや訪問リハビリ技士との連絡や自宅での運動の指導、levie母の身の回りで必要になる消耗品(毎月の使い捨てのオムツ/パンツの手配など)や備品の買い物、自宅での日中のトイレ介助や処方箋の管理など、介護に関する事はlevieが一手に受けて窓口となっている感じかな…。介護生活と言っても、levie母は車椅子の生活ってだけの事で、座った状態なら手足はそれなりに動かせるから、←手足の左側がまだ少し弱い→介助らしい介助は…、服を着替える際や、ベッドから車椅子への移乗する時、ポータブルトイレで用をたす時のズボンの上げ下げ等、部分的なモノで済んでいるから、そう大変な事ではない。けど、それが毎日続くわけで、levie母のタイミングに合わせなければならない事が大変といえば大変…かもしれない。ベッドからダイニングや洗面所への自宅内車椅子移動は全面的な介助だし、第3者からすると…介護は大変…って思うだろうけど、それでも、levie的には、…今の所の必要最小限の介助で済んでいる感じなんだろうなぁ…っと思っている。

大変な部分は、むしろ、家族間の介護/介助への理解度の違いとか、levie母との接し方やお世話をする事に対する協調性と協力性になるかもなぁ。それは疾患と予後の後遺症によっても大きく異なる事だと思うけど、家族内だと外面(ソトヅラ)と違って、あまり遠慮しない行動や言動を取りやすくもなるだろうと思うし、それ故に介護で疲れてくると気の遣い方が薄くなってしまったり、デリカシーの無い言葉をついつい言い放ってしまったりとか…。まっ、家庭によって色々で様々だと思うけど、フォローの手を差し出すタイミングや、動作を促す間合いなんかも家族と言えども個々で違うわけで、介助が必要な人が思うようには動けなかったり、1つの動作に時間がかかっちゃう事にも苛々しやすくなるかもしれない。介護に対する考え方や感覚、世話を焼こうとする気持ちも、家族間でけっこう食い違うモノなんだろうなぁとも思う…。そのあたりは我が家でも、気持ちの微妙なスレ違い~意識の大きな違いにはなっている気もする…(苦笑)

例えばlevie父…、今だに介護を軽視している傾向が強くて、どこかの誰かにちょっと聞いた事を鵜呑みにして勝手な解釈で自己主張しがちなんだよねぇ。←気遣い方や理解力が乏しすぎる→そして全く介助をしないしやろうともしない上に、余計な口出しをしたがるから困ったもの(迷惑行為)けどまぁ、それは最初から予想できた事だし、levie父も足腰がかなり弱ってきてるから介助をやらせるつもりもなかったけど、デリカシーに欠けるイラッとする言動や行動が多いから不愉快の火種になりやすくなった(苦笑)
例えばlevie妹…、仕事してるから介助は早朝の使い捨てオムツ→パンツへの着替え、帰宅してからのトイレ介助やパジャマの着替えくらいだけど、友人と会うからと、時たま帰宅が22時を過ぎる事があるし、仕事が休みの土日祝にも家を空ける事があって、ガッカリするというかなんと言うか…。今日は1日変わるから、息抜きしてきなよ~くらいの事を言えないのか??って思うようにもなってきた(苦笑)けど、今のlevieは外の扉は閉ざしている状態だし、好きに息抜きしていいなら午前中の爆睡しかないんだけど(苦笑)24時間週7日、そばに張り付いてみないときっと解らないだろうなぁ。levie父もlevie母も耳が遠くなってきてて、お互いの話す声が聞き取れないから、何度か…えっ??…っと聞き返しては聞き間違えるし、聞きとれた単語を勝手に解釈して話すから口喧嘩になりやすくてホントに困る。

そしてlevie…、世話をする事に自己犠牲的な意識や義務感なんかは持ってないし、この為に仕事を辞めてリハビリ訓練の観察もしてきたけど、levie母の1日の寝起きと過ごし方に合わせる事が少しキツくなってきた感じかなぁ…。老人2人の小さな我儘を聞き続けるのもちょっと疲れるかな…(爆)
levieの介護/介助の考えと感覚が必ずしも正しいわけでもないのは事実だし、まだ手探りな部分もあるけど、なんとか可も不可もなくこなす事が出来てるかなぁって思っているけど、levie父とlevie妹の、心の中の本音については解らない。←多少は不満や疑念はあるモノだろうしね

家事に関しては暗黙の了解で、我が家では自然に役割分担が出来上がったけど、家庭によっては、誰か1人に集中的に負担になりやすいんだろうなぁって思う。母子や父子、老夫婦で、家族の誰かの介護をするのは本当に大変な事なのがよく解る。寝たきり、リハビリ、デイサービス、介助の手がどの程度必要なのかでも大きく違う事だけど、思いやる気持ちだけでは出来ないと思うし、気遣い無しでも出来る事ではないねぇ。
levieの感覚と常識が正解だとも言えはしないし、優しいだけでもダメだろうし、…介助する事は無償の行い…とも言えないけど、ある程度の自己犠牲的な心も必要なのかもしれないなぁ。
やっぱり、お金に換算して、仕事として介助するのって、何かが違うと思う。施設を利用できて、リハビリのサービスを受けられる事などがいけない事だとは決して言えはしないけど…。

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