08年から都民税全額免除

東京都は、生活保護受給者と同じくらいの給与水準で暮らす低所得者を救済する為に、個人都民税の所得割部分を免除する方針を決めたそうで、本年度中に条例を改正し、08年度から実施するとか。救済される人は、東京都の納税者のうちの1割りにあたる約60万人で、年間の税金軽減額は試算でおよそ50億円になるんだとか・・・
数字だけ聞くと凄いと思うかもしれないけど・・・軽減額試算50億円÷60万人＝8333円・・・この計算式は間違いだから“な～んだたったのそれだけか”と思わないように（苦笑）

所得割り・・・ついこの間確定申告に行ってきたばかりだけど、どう計算されて都民税が割りだされるのか全然解っていないlevie（自滅）4月に役所から払込用紙が来て初めて金額を知る近年で・・・気にしてないんだけど（爆）

住民税は、前年の所得に応じて税額が決まる「所得割り」と定額の「均等割り」で構成されていて・・・免除されるのは「所得割り」の方で、均等割の1000円は払う事になる。
因みに・・・年収166万円の単身者の場合は1万9000円、年収270万円の母子2人家庭の場合は1万8500円が免除されるらしいんだけど・・・住民税は今年6月から、5％、10％、13％の三段階となっている所得割りの税率を10％に一本化するそうで・・・所得が200万円以下の場合、所得税が減る一方で5％住民税が増える事になるって書いてあったけど・・・

今まで5％で安かった低所得層の人が実質5％の引き上げで10％になって・・・高所得層が13％だったのが3％引き下がって10％になったって事なんじゃないの？
“今回の免除は、生活保護受給者、年金受給者など、低所得同水準の人が対象”ってアナウンスしてるけど・・・違うんじゃないの？よく解んないけどさ～カラクリがあってまたたくさんの人が騙されるんじゃなかろうか・・・。都内は低所得者が年々増え続けているそうだけど・・・実質5％の引き上げで税収がプラスになるって寸法なんじゃ・・・？

これって・・・少なくても08年は“ホント”に安くなったと感じても・・・09年は元に戻るどころか＋5％でしょ？引き続いて減税したとしても＋5％でしょ？数字のマジック？

石原知事が知事選の目玉公約の一つにしているみたいだけど・・・低所得者っていくら以下を指してるんだろう？もっと具体的な例をあげてくれないかなぁ。
国が住民税を一律にしたらしいけど・・・都知事は“生活保護基準程度の収入しかない人に新たに税負担が発生するのは気の毒で不公平。現行税制のゆがみを是正する”“一種の福祉だ”と述べたそうだけど・・・本気で言ってんの？その程度で是正？？？
試算って、当然都の税収がプラスになる事を考えるだろうしね・・・

オリンピックもやらなくていいと思うし～
知事選は・・・もう・・・ねっ（微笑）