When I Dream

~気侭な戯言日記~

夢を見ていた

2006-11-16 23:50:50 | ボクシリーズ(物語風/エッセイ風)
外に面したカウンター席のガラスに、半透明のボクが微かに映っている。外の歩道を歩く人に目の焦点が合って視点を奪われるその度に、ボクは・・・ぼんやりと何かを考えているガラスの中の自分に視点を移し、自問自答するよう見つめていた。“どうしよう”“一か八かダメ元だっていいじゃないか”“いいや、通るわけがない・・それは自分で十分に解っている”“だけどもしかしたら・・・”頭の中で滑稽な葛藤を繰り返していたのだった。Macを触る事ができる仕事の夢はとっくに諦めがついてはいたものの・・・いつかどこかでもしかしたら・・・そんな“夢”の小さな火は、4年経っても消えてはなかった。 . . . 本文を読む
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