大地産笑~畑は笑顔を育てる~

新しいスタートラインに立っている今。いろいろなところに目を向けて未来につなげたい。

日光を浴びてきた!(三猿からわかる恋愛編)

2005-11-27 21:24:20 | 旅行に行っちゃえば
 日光の中でも特に有名な三猿(見猿・言わ猿・聞か猿)。日光行ったらやっぱこれも見なきゃね。小学校の頃はデジカメなんてなかった時代だから、昨日ちゃんと写真におさめてきた。

 この彫刻の解説には「目、口、耳をふさぐ猿は幼年期の猿で、子供のころは悪い事を見たり、言ったり、聞いたりしないで、素直なままに育ちなさいという教育論の意味がこめられています」とある。ちなみに英語だとhear no evil, see no evil, speak no evilってなるんだってさ。

 こんな教育的な意味がこめられているとは知らなかった。そうなんだよね~子供の頃は悪いことを見たり話したり聞いたりしないで素直に育つのがホントはいいことなんだけど、実際は悪いことをしたくなってしまう年頃だったんだよね。不良とかがかっこいいと思っていたし。悪いことをしている人の方がみんなから慕われていたしね。近所のガキ大将ってそんな感じだ。ドラえもんでいうジャイアンタイプ。

 「見ざる・言わざる・聞かざる」ってあっても子供にとっては難しいことだよ。悪いことを少しでもできないと仲間はずれにされたりするし。「見ざる・言わざる・聞かざる」のままで生きていたらイジメの対象になってくる。それに悪いことは少しでも経験したほうがいいと思う。それで罰があたったらそこで悪いってわかるし、自分の糧にもなると思う。

 外の世界(悪い世界)を全く知らないと、うまく人生をわたっていけないと思う。いい子いい子されて育った子はわがままになってしまうんじゃないか。子供の過保護もよくないしさ。だからって悪いことしろって言っているわけじゃないけど。


 これは大人の世界でも言えるかもしれない…。

 悪いことだけじゃないと思うけど、特に自分や気持ち・心にとって思わしくない面でさ。例えば悪口ってそうだよね。聞かなかったらよかったっていうことが何回かある。聞いちゃった時点でその相手のことが気になって仕方なくなるし。その人の行動・話がさ。手で顔を覆って見なきゃいいのにさ。でも指と指の隙間から覗いてしまう。「見ざる・言わざる・聞かざる」のように最初から聞いていなかったら自然のまま普段どおりに生きていけるんだろうけど。でも少しでも聞いちゃったらそれはもうできなくなる。

 これは憎んでいる人だけに言えることじゃない。家族とか大事な人・好きな人・関係が深い人(上司・先生とか)の場合でもそうなるね。自分と関わりのない人、どうでもいい人(知らない土地の人・芸能人とか)だったら見たり聞いたり話したりしてもぜんぜん気にならないんだけどさ。誰でもあるはず。こんなこと聞かなきゃよかった、こんなこと知らなきゃよかった、こんなこと話さなきゃよかったって思うこと。でも知らないままでいたら自分は幸せだったのか!?知って幸せになるわけではないと思うけどさ、そのまま知らないよりは知った方がよかったんじゃないかな。知らなかった方が不幸せだったりするんじゃないのかな。
 
 誰でも経験のある片思い中とかもそうだしさ。好きな人のことは気になって気になって仕方なくなる。その人をもっと知りたいと思う。その人の言ったこと、自分に対しての見方、そして自分の話すこと…すべてが気になってしまう。どうでもいい人ならあっそうって感じなんだけどさ。どうでもよかないんだから。恋人がいる人もそうだよね。ケンカしてしまった時にさ。あ、言わなきゃよかったとかってあるじゃん。傷ついて傷つけあって。でも好きな人だからこそ、ついつい口に出ちゃうんだよね。本音がさ。直してもらいたいから。わかってもらいたいから。
 
 そして見なきゃよかったって一番思うのは浮気の現場とかね。経験はないけどさ。でも見ちゃったからには怒りもこみ上げてくる。浮気を知ったり見なかったりしたら、それからも今まで通りにいけると思うけどさ。でも実際は二股されてるんだよね。しかも自分が知らないところで。そのまま知らないのは不幸だよ。知っちゃって最悪って思うかもしれないけど、知らなかったほうが最悪だって。相手に悪いところがあったら直せるかもしれない。けど悪いところを知らなかったらそのまま悪いままなんだよね。自分の過ちに気づいてもらえるかもしれないしさ。

 悪いことを知ることは悪くはない。「失敗は成功の基」ともいうしさ。悪いことを知って、それを良い方向にもっていけたらいいんじゃないかな。いろいろなことを知ることはスタートラインになる。

 「見ざる・聞かざる・言わざる」が良いっていっても難しいよ。大人だって難しいんだから子供なら尚更難しいよ。苦労して生きなきゃ。人生に厚みができる。薄っぺらい人生ってイヤじゃん。

 
 「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿にもう一匹付け加えるとしたら「着飾らざる」だろうなぁと。言いにくいけど。見栄をはったり着飾ってしまうのはよくないよ。厚化粧とか香水つけまくりとか…ちょっときついね。小学校の父母参観とかの時の母親の格好とかね。どこの母親も勝負みたいにケバイ格好してくるし。みっともないと思うね。それに我が子自慢とかね。子供にとっては恥ずかしいって。子供はそういう親の姿見て育つってこと忘れないでほしいよなぁ。あとね、自分の自慢ばかりする人もイヤだね。自慢ならまだしも見栄とか嘘は。いつか剥がれ落ちるぞって感じ。わかったわかった、はいはいってね。「着飾らざる」なら大人でも子供でもできるでしょう。自分の素を出していくのは自分にとって苦痛にならないしさ、気持ちぃじゃん。

 あぁぁ…こんな長くなってしまった。絵文字とか入れれば見やすくていいんだけど、好きじゃない。めんどくさいっていうかイマイチ使い方わからんし。ってことでおやすみなさい。ざるソバ食いたい。

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1 コメント

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日光いいなぁ (shiho-san)
2005-11-27 21:44:05
 一人旅かぁ…なんて羨ましい☆shihoも今いる世界からちょっと現実逃避したくなってきた。。。今日も昼から夜まで勉強してたし。してもしても永遠に終わらない。。。頭おかしくなりそう~。。。



 そうだね、shihoもこうちゃんと同じ意見かな。真実はひとつしかないんだから。恐くても現実を知ることってとても大切。知らないままでいたら人は強くなれない。どんなに辛いことでも、知ることで自分が強くなる気がする。知ることって考えることへのきっかけになるからね。

 だから、学生生活って大切。学生は特に好奇心を持たなくちゃね。傷つくことを恐れずに色んなことに挑んでいきましょ。



 まぁ、人間たまには着飾ってしまうよ。どうしても。

 みんな仮面をかぶって生きていると思う。いつでも自分の素を出してはいられないもん。だから、仮面を上手にかぶることだね。その場その場に応じた仮面を。空気を読めってことさぁ。それが出来るようになったら一つオトナへの階段を登った証かなぁ。

 まぁ、自分に素直になることも大事だけど。そこら辺の切り替えがまだまだ難しいって思います。



 あ→あ、疲れた。今日はもう帰って寝ようかなぁ。ちょっと早いけどお疲れちゃん☆
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