昨日映画の感想を書いたがその続きを記す。
映画の始めと終わりに、「草莽崛起」の見出しが現れていた。特に最後には画面いっぱいに映し出された。製作者の意志であると理解した。それは東京裁判で絞首刑を言い渡され実行された人が自分は真実を言ったが認められなかった無念を継ぐ遺志でもあると理解できる。同時に映画を見る人々にも崛起を願っていると感じた。
草莽崛起は、吉田松陰が当時の志士たちに日本が変動期にあること認識し、権威を変革するために主役であれと唱った宣言で、松陰亡き後、遺志を継いだ有志が明治維新へとつなげた思想である。最近私が気がついたところでは、涛川栄太がその著、「日本の決意 今こそ吉田松陰の草莽崛起に学べ」で皆に喚起を促している。政治不信、政治不振の今なお、生かさなければならない言葉である。昨年この書を読み、吉田松陰を読み返し、まさにその通りと認識を深めた。書物から信念と生き様の凄みをひたと感ずるところである。日本に吉田松陰の様な人がいたということは日本人の誇りとしてよいと思う。そして、今の政治家に吉田松陰の爪の垢でも煎じて飲む気ぐらいがあれば日本はよくなると信じている。
今度も映画の後、草莽の一端ではあるが、真実の追究になにかしらの参加を考えたのは私ばかりでなかろうし、またそれは製作者の願いでもあると思う。映画を若い人に少しでも広めること、それが私にひとつ出来そうなことである。
映画の始めと終わりに、「草莽崛起」の見出しが現れていた。特に最後には画面いっぱいに映し出された。製作者の意志であると理解した。それは東京裁判で絞首刑を言い渡され実行された人が自分は真実を言ったが認められなかった無念を継ぐ遺志でもあると理解できる。同時に映画を見る人々にも崛起を願っていると感じた。
草莽崛起は、吉田松陰が当時の志士たちに日本が変動期にあること認識し、権威を変革するために主役であれと唱った宣言で、松陰亡き後、遺志を継いだ有志が明治維新へとつなげた思想である。最近私が気がついたところでは、涛川栄太がその著、「日本の決意 今こそ吉田松陰の草莽崛起に学べ」で皆に喚起を促している。政治不信、政治不振の今なお、生かさなければならない言葉である。昨年この書を読み、吉田松陰を読み返し、まさにその通りと認識を深めた。書物から信念と生き様の凄みをひたと感ずるところである。日本に吉田松陰の様な人がいたということは日本人の誇りとしてよいと思う。そして、今の政治家に吉田松陰の爪の垢でも煎じて飲む気ぐらいがあれば日本はよくなると信じている。
今度も映画の後、草莽の一端ではあるが、真実の追究になにかしらの参加を考えたのは私ばかりでなかろうし、またそれは製作者の願いでもあると思う。映画を若い人に少しでも広めること、それが私にひとつ出来そうなことである。