クールな生活

日々の雑感と意見

朝ズバッの中山前国交相

2008-09-29 18:16:17 | 時事問題 政治
29日(月)朝7時半過ぎ、TBSの番組に時の人、中山前国交相が出席した。同席していた評論家が揃いも揃って中山を糾弾していた姿は見苦しかった。特にワイシャツ姿で眼鏡をかけた、やせ型評論家が、くどくどと、ながながと中山を説教していたのには、引っ込んでくれ、中山を呼んだのなら中山にしゃべらせろとテレビを相手に言ってしまった。
純中山、一途な人を人をそこに見た。朝ズバッに出演できることが光栄とは言わないにしても出番を待っていた人である。不遜のイメージをもっていたのだが、あに、信念一直、頑固な姿と、一方であまり世間ずれをしていないといのか、世間と会話の少ない人という印象である。自民党でも偏向がかった右翼のようであるが、腹に一物のある政治家にはいっこうに見えない。悪人ではないのである。日本をなんとかしたい、その思いがあまって言葉に出たということである。

国交相の立場で、成田空港のゴネ得、単一民族、日教組の悪、という三つのことを同時に話した関係が本人の口からの説明で分かった。このようである。国交相になってその関係の勉強を始めた。日本の国土がよい姿になっていない、国土をよい姿にもっていかなければならないという思いをもった。それは何故かを考えてみた。空港の滑走路問題がある。開発当時からの反対運動でいまだ整備されていない。国の政策に従うのが国民ではないか。自分の場合も宮崎県で親父が死んだ後、耕作地の一部が道路になるというので買収になった。母親は反対だったようだが国のためになるから個人の犠牲は止むを得ない、従おうと母親を説得した。個人が犠牲になることがあってよい。犠牲になるべきだ。それがならなくなって自己主張ばかりする。それは戦後教育のせいである。それを指導したのは日教組である。日教組に関しては、文部科学大臣のとき大阪で会うことを拒否されたことがある。日教組とはそんな組織かと思った。ニューヨークの街を歩くといろいろの民族の人たちがいる。日本人は一色である。教育が重要である。日教組に教育は任せられない。

日教組批判は多くの人々の共感を得る。それだけ日教組は悪である。悪というのは、日本をよくしようと考えていないということである。筆者もそう思う。日教組教師は韓国の歴史の教科書が真実であるという歴史認識をもつくらいの偏向である。それを教室で無垢の生徒に真実として教えるのだから手が悪い。日教組は中学生だった横田めぐみさんが拉致されたことを知って北朝鮮批判をしたことがあったろうか。

中山は自分の主張をする上で、作戦が下手だったというしかないだろう。日教組の悪をひとつずつ挙げて皆に分かりやすくしていけば賛同する人は多いはずである。人々が自分と同じレベルで考えてくれるであろうと思っていたのだろうか?奥さんから皆が教育を考えてくれるきっかけになればよいと言われたそうだが、必ずしもそういう風潮をもたらしていない。秀才の独りよがりといわれるだけになったのではないか。それでも日教組をぶっこわせには応援したい。遅きに逸したが、力のある大臣の座で日教組壊しを行なって欲しかった。
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成田空港の「ゴネ得」

2008-09-27 10:00:43 | 時事問題 社会
国交大臣中山の失言で成田空港建設反対派を「ゴネ得」と評していたというが、開発当時の事業公団(正確な名称は分からないが)のさまは言えたものでないだろう。なぜ三里塚かという明確な説得が出来ないまま閣議決定し、公団は反対派との調整をやらずに、また、やれずに開港を進め、無駄な時間を要していた経緯は、調整能力のないものが総裁に坐ったためと解釈される。そこに公団総裁の「ゴネ得」を見る。政治も粗末であった。成田を決定したこと自体、粗末であったとも言える。開港当時からしばらくの間は空港へのアクセスも箱崎ターミナルから行くという不便利さもあって、一般利用客の影響もあったわけである。

空港建設は国家100年の計のひとつといわれるが、開港から30年経った今なお、滑走路不足問題をひきずり、かつ、年々問題が大きくなり、国際輸送の課題で日本が世界の大勢に遅れていることを考えれば、いかに当時の関係者、特にトップに居たものが、判断と調整に適性を欠いていたかが知られる。自分らの利益のために事をし、国家の将来のためを手をうてれなかった雲上人がしたこと、それを「ゴネ」といってよい。その馬鹿者がまだこの世にいるかどうかは知らないが、その者をこそ「ゴネ得」と中山は言ってやればよかったのだ。

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なぜ小沢は人気がないか

2008-09-26 21:58:16 | 時事問題 政治
小沢は総理になって欲しい人の一番になったことはない。どんなに自民党が腐っていても小沢総理待望が出ない。昨日の世論調査の結果も麻生に完璧に差をつけられている。(世論調査が信頼をおけるか云々は別で、おかしなことを表わしていないと思う。各社にばらつきはあるにしても10%をばらつきを許せば目くじら立てて信頼度をもちだすことはない)。やはりキャラクタで受けが異なるのであろう。外見の明るさ、戦闘性、積極性、そんなところで人を惹きつけない何かがあるのだろう。元々フィクサでいたいということであったろうが、時代は小泉からすっかり変わり、ヒトラーもどきでなければ人が惹きつけられないというようなことになっているようである。

政策、日本丸の運営企画をみると小沢の青写真がいつも生きている。小泉のやったことはほとんどが小沢の言いだしたことを実行している。小沢は実行できる立場になかったから、口惜しい思いをしたであろう。俺の言ったことだと、もっと大きな声であからさまに小泉を非難すれば世間の理解はもう少し違っていたろう。今でも、政策的には小沢の言うことのほうがよくみると分かりやすい。麻生の言うことはまだ子供騙し的なところがある。やらないことを僕できると、言う類である。小池のいうことはまるで小沢である。小池は小沢を批判するが、馬鹿が出来ることはそれくらいのことである。

なぜ小沢は国民的人気がないか。明るさがないからである。だから、いつまでも昔の小沢だから何かの企みがあるとしか思われてしまう節がある。小沢は自分のお蔭で自分が損をしているわけである。
小沢よ、党首討論をやるべし。大きな声を出すべし。秋葉原に行って俺も仲間に入るといえばよい。地方のおばあちゃん、おじいちゃんの1票も大事だが、若者の1票も大事だと思うべし。そこから世界が変わる。自分が自分を変えようとしないで、世の中がすでに変わっているのだから、その変化の波に自分を預けて自分がそこで動けるということを皆に知らしむることをしたらよい。
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福田康夫の国税の無駄遣い

2008-09-25 21:04:25 | 時事問題 政治
福田の一年は大した成果がないというのが大方の評価である。誰しも異論がないだろう。福田は皆が自分を守り立ててくれることを待っていたきらいがある。リーダーでなく御神輿に乗っていたい人だったのだろう。それでは全く困るのである。国民のその「困る」が分からないで、安心できる社会を作りたいというのだからお坊ちゃまの類になる。

福田の8月の内閣改造、その一ヵ月後の突然辞任表明、そしてその後一ヶ月弱の総裁選挙、日本の国会、行政は、主なき航海をしてしまった。ほとんど空白といってよい。これを裏を返せば、国税の無駄遣いなのである。福田の「合法的な」かっぱらいであるといってよい。全くもってけしからんのである。福田にその反省やまるでなし。なぜ、かくもだらしない男が総理大臣などやったのか。もうしようがないが、嘆かわしいと思う。そしてさらに、今度の麻生内閣である。パンチのない人選であることはメディアに指摘されなくとも分かる。1ヵ月ちょいで解散するのなら、なぜ大臣を替える必要があるのか。専門領域は知らなくとも判断がしっかり出来ればよいわけであろうが、専門領域を知らずして明確な判断は出来ないのが普通人である。普通人ばかりの内閣に短期間に一体何が出来るのだろうか? 仕事が直ぐ出来そうなのは半分居るだろうか?学習している間に総選挙内閣もまた変わることになることがミエミエである。これも福田の置き土産の無駄遣いのイ延長である。国民はいつも泣き寝入りする。それが、「エライ」人と庶民の違いと言うのか。
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何でもありの中国

2008-09-24 07:33:07 | 中国の話題
メラミン入り牛乳は完全に意図して入れたのだから性質が悪い。害毒となるものを少量入れると味がよくなる、だから入れる。伊利は、蒙牛、光明と並んで中国の大手の乳業メーカーである。蒙牛が一番旨いといわれている。どれか少し甘みが強かったのがあった。といっても中国の牛乳の味レベルは低い。日本の牛乳に慣れているせいなのかもしれないが、日本の牛乳の方が圧倒的においしい。やはり技術のためあろう。短期ではあったが私が中国で生活をしていたとき、当初、牛乳を生で飲むのにちょっと抵抗があった。しかし、飲んでみて異常と思わなかったので、以後余り気にしないでスーパーで気軽に買ってきて飲んでいた。賞味期限の記載が日本のように2,3日でなく1ヶ月くらいの長期間であった。日本でもパックの牛乳は保存が長いのでそれなりの手を入れていると思っていたので、味がおかしくなければ大丈夫だと思っていた。ただ冷蔵庫の中とはいえ1週間以上置いたのはちょっと味に変化があったので、捨てたことがあった。私が飲んだのは2年前で、味がそれほどよくなかったからメラミンがまだ入る前に製品であったのかもしれないが、甘いのもあったからすでに入っていたのがあったのかもしれない。1年経った今、私の健康は一応問題はない。自分が飲んでいたのは問題がなかったのだろうと思っている。健康面でも考え方の面でも、私は幸せな人の部類に入るのかもしれない。

中国にも食品衛生法はもちろんある。意図して法を破るものは別として、法が完全に守られているかどうかは、他の法律も同様怪しい。賄賂の国だから役人への賄賂次第でどうにでもなる。工場自身、いわゆる箱物は、天洋食品工場などテレビでも見られたように、立派なところが多い。問題は管理である。中国人の考え方の基本は、多くの人の指摘があるように、自分勝手である。自分さえよければ他の人のことは考えない。人口が多いから他人を押しのけて自分が生きなければ生きれない、と言われれば至極もっともである。偽物あり、安全よりも儲け、儲けさえすれば何でもあり、中国の商売はそれである。行政面で規制しても先に述べたように賄賂社会だからもうどうしようもないところがあるのだが、今回死者が出てしかも全世界に情報を発信してしまったから、大国中国はそれなりに行政面での責任をとる必要がでてきた。それがナントカ食料関連局長の辞職になる。要人のくびは良心の問題ではなく、共産党政権維持にためである。今の中国の政治はその程度である。

中国の何でもありに類似しているのが、日本の事故米である。日本も中国を見習ってしまったという典型的な悪である。しかも役人の接待のおまけまで後進国中国の役人の真似である。どうすればこんな馬鹿なことがなくなるのであろうか。役人向けの規則を作り必罰を徹底することである。役人を使う立場の行政が、私利私欲をなくすればよい。それが出来なければ大臣にはなれないシステムが必要になる。
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麻生は解散内閣で終わる

2008-09-21 20:43:13 | 時事問題 政治
こんなシナリオがある。
自民党総裁選は麻生の圧勝で、24日麻生首相誕生。
麻生は、10月26日衆議院解散総選挙の現行案には反対で、ずるずる解散を延ばす。なぜか?総選挙では自民党が負けるそうである。
でもいずれ解散総選挙・自民敗退。小沢民主党政権誕生。
かくて麻生内閣は暫定短命内閣でのみ終わる。
麻生が24日からの臨時国会をどれだけ引き延ばせるかが、麻生政権のポイントになる。
小沢の次に再び自民党政権に変わろうという段なって、麻生は総裁から降ろされる。そこを小池が狙っている。

小池の今度の総裁選出馬は、次を見ての作戦である。中川に担がれた格好だが小池の馬鹿の野心がぎろぎろしている。小池なんぞに総理大臣になられたら、日本は、たまんないなあ。女性総理には反対と言うのではない。小池のようなレベルじゃ困るのである。小池ののぼせた心を入れ替えさせてくれる人が出てきて欲しい。自民党若手がまさか小池で行こうとしてはいないとは思うが。学級会のような行き方をされたひにゃあまりにもひどい国家になる。
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政治の空白は許されない

2008-09-17 07:18:07 | 時事問題 政治
ありきたりの主題であるが、今まさにぴったりである。福田が政権を放り投げて自分自身はさっぱりしていているのであろうが、世界は容赦なく、動いている。そしてその動きに日本も敏感に対応していかなければならないのであるが、あに、とてもそのような動きは見られない。まだ福田がいるから他に動きようもないと言いたげな人もいるのだろう。自民党は今さらそれこそ茶番と言われて至極当たり前の総裁選挙などやる間などないはずで、福田の後を即、決めて、「政治の空白」を作らないことが最重要課題であることに気がつかないのであろうか?メディアも然り。小池が出た、石原が出た、小泉が小池を支持した、などとくだらないことが先行されている。なぜか、今さら政策論争など言い出し始めている。政策論争などは党内でことあるごとに行なう論争であるべきであるのに、である。しかも、表面的なことに留まらせて突っ込んだことはやらない。メディア自身が茶番と言っているのだからつける薬を探したい。学級会の精神は国会でも大事であるが、小池、石原などお脳まで学級会になってもらっては困ると言いたくなる様である。

ところで、大きな国内、国際問題が続々と容赦なく、押し寄せてきている。ロシアのグルジア侵攻、インドへの核協力、金小日の脳卒中、事故米、そして昨日はアメリカ金融業界の破綻と再編成。福田はよきに計らえ、ですましているようだが、そんな簡単に日本がうまく立ち回り、逃げれるものか。リーマンの問題など、経済金融大臣の茂木が孤軍奮闘しても日本には何らかのマイナス影響がでることが明白である。今すでに大幅株安ではしゃがれている。竹中も今さらでもよいから反省を顕わにして何らかの責任を感じて必死に日本救済を図ってくれれば、日本はなんとかなるのであろうが、泥をかぶりたくない、腹は切りたくない、そんな人ばかりが日本を動かすメンバーのようである。やんぬるかな。一週間も待っていられない。早く総理大臣を決めて、日本を救う仕事をして欲しい。

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恥の文化を忘れた福田行政が悪い

2008-09-14 15:17:04 | 時事問題 政治
事故米の処理のひどさにはそれの関わった人でさえ驚いているくらいである。一般大衆は怒りと呆れで絶句するほどの事態になっている。それに輪をかける農水相太田誠一の言い様。混入されているメタミドホスは毒にならない量であるとか、事業者の権利まで言い出すのは、まさにお粗末。太田は九州の私大で経済学の教師をしていたというから、その不遜さはそこから来るのかもしれない。名前の前に不の字が必要な大臣である。農林水産は専門でないから、ことこのような厄介な問題になると農水官僚の言うなりにしかなれない。少し自分で疑問心をもって考えれば別の対応が出来るはずであるが、それが出来ない。粗末なのである。今回の事件は農水省の役人ですらあわてふためくほどの欠陥がぞろぞろと出てくるのであるから、なにも官僚を庇う必要などもない。業者を徹底的に問い詰め、その悪心の大元を断ち切ることをすればよいのである。官僚の責任は後でも良い。その時はもう太田は大臣でないから、今は何でも忌憚なく言えるはずであると腹をくくってもよいのだ。それすら出来ないで、「やかましく言う」国民よ、というのだから全くこの男にも呆れる。もう少し骨のある奴と思ったが、もう駄目だ。次の選挙で当選するようなことになれば、選挙区福岡県民の「品格」が疑われることになる。

農水省の次官が俺知らないという無責任ぶりを示したようであるが、役人によくある言い分だから珍しくはないが、それを聞いた新聞記者連はもっと追及してもよかったのではないか。トップの福田が無責任をしたのだから誰も叱る人がいなくなって、空白の1ヶ月の騒ぎになっている。

インチキをやらなければ利益が出ないと公然と言う業者(ホントにお前は日本人か、中国人がよくやることよ)、監督官庁の責任ではないという農水次官、米関係の規制をなくして弊害を見極めなかった小泉の規制緩和「改革」、その改革のフォローを十分に行なわなかった、安倍、福田内閣の歴代の農水大臣、そして行政のトップがいとも無責任に座を捨てるという様、どれもこれも日本の文化である「恥」を捨てている。恥ずかしくないから行なうのであろうが、恥ずかしいと思う心をトップがもてば日本は変わるのである。自民党の総裁選挙に、実力がなく、明らかに総理大臣には無理であると思われる、石原、小池、石破などが候補者に出てきているのも、恥を忘れた日本の現象である。なんとか変えなければならない。
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福田のプライドと政治を顧る

2008-09-08 07:39:52 | 時事問題 政治
福田は辞任会見のとき、国民に申し訳ないということを一言も言わなかった。それは自分が行なってきたことは大きな間違いでなかった、この辞任にしても自分が悪いことはないと心にあったからだろうと思う。国民を馬鹿にしていたわけである。「私はあなた方と違うんです」と言っていたわけである。「プライド」のなせる業であろうと見れる。

福田は何をやりたいのか分からなかった、というのが大方のとりかたである。私もそう思った。ただし、ちょっと考えてみるとそうでもないのだ。福田が就任当初述べたことで、お年寄りに安心できる社会、若者が元気が出る社会、というようなことを言ったと記憶している。それが生活第一で、その考えが消費者庁創設につながった、と考える。その道すじをつけたと辞任会見と「自負」していたからやはりそこに重点を置いていたと理解してよいだろう。総理大臣だから、皆が自分に協力してくれる中で日本の舵取りをする、それが福田のスタンスであったのだろう。その程度の首相であったのだ。今度出てこようとしている、小池百合子などもまさに同様な類である。

福田はプライドが高いと言われる。その意味をはっきりとは理解しがたいが、実際の政治面で具体的なことは手下がやるのものだと、いうことであれば、皆が思うように、福田の仕組みつくりは上手ではなかったといってよい。自分で泥をかぶらず、必死にやることもない、二世ぼんぼん、現在の評価そのままである。福田は「安心できる生活」に絞って政治をしなかった。おそらくそれで間違いないだろう。何故か。福田は専門をもたなかったのである。それで、「安心生活の実現」といえども、それを経済政策に即反映できなかったのである。小泉の田中角栄に対する怨念での郵政民営化、ブッシュの親父の夢の実現のフセインの首取り、そんな政策の第一とすべきはないような馬鹿げたことでもよいから(本当はよくないのだが)、なにかしらのテーマを自分でもつということがそのときどきの為政者には必要なことであるはずである。福田は、それをもっていなかったのと、懸案テーマをこなしきれなかった周囲が悪いと思うようになった結果、投げ出しになったと理解してよいだろう。

福田突然の辞任の悪影響は、承知のように、早くも、外交面ではっきりと出てきた。福田はそれすら読めず、自分本位に辞めた。北朝鮮、韓国の態度である。両国とも、日本にいろいろと注文をつける。それだけ日本に畏れがあるとみてもよい。彼らは、日本が怖いのと同時に、強い日本を欲していると私は思っている。それを福田は完璧にも崩してしまった。強い日本を待ちたい、それを彼らのメッセージであると日本はとらえるのがよいと思う。
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米国、サブプライム問題で住宅金融2社に公的資金を投入

2008-09-08 07:37:20 | 時事問題 経済
今朝のテレビのニュースで自分には詳細がまだ分からないが、アメリカ財務長官が発表していた。ビッグニュースととらえてよいだろう。止むに止まれぬ手にしても、少しでも経済の建て直しを早めることになるだろう。これからのアメリカの動きを期待する。

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