2011年7月28日(木)、一関市大東町摺沢の国道343号線と456号線の重複区間沿い(宍戸家具店から100mほど裏の方)にある崖下に植えられているムクゲ(木槿)が真っ白い花を沢山咲かせていました。蕾が多数付いていたので、未だ暫くの間咲き続けることでしょう。
ムクゲ(木槿) アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属 Hibiscus syriacus Linn.
特徴:庭木や生け垣として植えられている落葉低木。茎は根元から多数出て直立し、高さ2~4mになる。枝はよく分かれて細く灰白色で、若い枝には星状毛がある。葉は短い柄があり互生する。葉身は卵形または菱形状卵形で、先は浅く3つに裂け、縁には粗い鋸歯がある。両面には、まばらに毛がある。花は径5~7㎝。7~9月に枝の先や葉腋に咲く。花弁は紅紫色、白色、白色で底が紅色のものなど、多くの園芸品種がある。
分布:中国原産で花期が長く観賞用として世界各地に植えられ、韓国では国花にしている。岩手県では庭や生け垣に植えられている。特に東北自動車道の水沢~花巻南インターまでのムクゲの植えこみは見事である。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦 編著)」より]