peaの植物図鑑

遠野ふるさと村のコギク(小菊)  2015年10月20日(火)

2015年10月20日(火)、遠野ふるさと村(遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1)の「大工どん」屋敷の花壇に植栽されているコギク(小菊)が、黄色くて小さな花を沢山咲かせていました。

 コギク(小菊)キク科 キク属 Chrysanthemum morifolium

日本にはキク(菊)の野生種が沢山あるが、栽培のキクについては、中国から渡来したものであることに疑いはない。キクの祖先は中国の北部に自生するチョウセンノギクと、中部に自生するハイシマカンギクの交雑品から出発し、唐の時代には園芸品が存在したらしい。日本には奈良時代には伝えられたと考えられている。

キクの品種改良が急速に進んだのは江戸時代で、大小さまざまなタイプのキクの品種が生まれた。栽培ギク(家ギクとも呼ばれる)は頭花の大きさによって、大菊、中菊、小菊の3つに分けられている。

小菊は頭花の大きさが直径9㎝未満の小形のもので、庭や畑でごく普通に育てられている。よく枝分かれして沢山花が咲くのが特性である。花形としては一重、八重、千重、丁子咲き、ポンポン咲きがあり、特異なタイプとしては伊勢菊に似た薊菊、ポンポンタイプの魚子(ななこ)菊、貝咲菊がある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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