2016年10月7日(金)、北上市本石町2丁目の「詩歌の森公園」に立ち寄りました。市立中央図書館の駐車場に車を駐め、園内を散策しました。日中友好亭が建つ近くに植栽されているアキニレ(秋楡)が果実を沢山付けていました。別名:イシゲヤキ、カワラゲヤキ。
アキニレ(秋楡)ニレ科 ニレ属 Ulmus parvifolia
秋に花や実がつくのでこの名がある。山野の川岸などに生える落葉高木。公園などにもよく植えられている。高さは普通10mほどで、大きいものは15mになる。樹皮は灰褐色で小さな皮目があり、鱗片状に剝がれ、その痕が斑(まだら)の斑紋になる。葉は互生し、長さ2~6㎝の倒卵形または長楕円形で、革質。表面は光沢があって、ざらつく。縁には鈍鋸歯がある。(ハルニレより小さい。)9月頃、本年枝の葉腋に淡黄色の小さな花(両性花)が束になってつく。果実は長さ7~13㎜の楕円形の翼果で、中心に種子がある。10~11月に淡褐色に熟す。分布:本州(東海地方以西)~沖縄、朝鮮、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]