2009年5月9日
2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2にある
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齋=ただし)主催
の山野草・小品盆栽展を見に行ってきました。
100点ほどの中にウスユキソウ(薄雪草)という名札をつけたものが
2鉢ほど展示されていました。
ウスユキソウ(薄雪草)キク科 ウスユキソウ属
Leontopodium japonicum
山地の日当たりの良い草地や岩場に生える多年草。
茎は高さ20~50㎝となり、上部は分枝する。茎葉は
長さ4~6㎝の披針形~長楕円形で、裏面には綿毛を
密生する。
自生地では7~8月、栽培では4~5月に開花するが、
花は中心の丸い黄色の部分で、花の周りに放射状に
並び、白い花弁のように見えるのは苞葉である。苞
葉には白い綿毛がある。
増殖は株分け、挿し芽のほか、実生も可能。
分布:本州、四国、九州。
近縁種・園芸種には下記のようなものがある。
ハヤチネウスユキソウL.hayachinense:
岩手県早池峰山の岩礫地や草地に生える。ヨー
ロッパのエーデルワイスに最も近い国内種。
ミヤマウスユキソウL.fauriei:
本州(東北地方)」の飯豊山・朝日連峰、月
山、鳥海山、秋田駒ケ岳の礫地や草地に生える。
別名:ヒナウスユキソウ。
ミネウスユキソウL.j.var.shiroumense:
本州(中部地方)の高山帯の礫地や草地に生
える。ウスユキソウの高山型。
ホソバヒナウスユキソウL.f.var.angustifolium:
群馬県尾瀬至仏山・谷川岳の蛇紋岩地に生える。
葉が細長い。
エゾウスユキソウL.discolor:
北海道の高山帯の岩礫地や草地に生える。レ
ブンウスユキソウ、藻琴山ウスユキソウ(藻琴
山に生えるウスユキソウ。全体に毛が多い)も
含まれる。
チシマウスユキソウL.kurilens:
南千島の海岸の岩場に生える。丈夫で姿も良い
ことから戦前から栽培されている。密に毛が生
える。
オオヒラウスユキソウL.h.var.miyabeanm:
ハヤチネウスユキソウの北海道大平山に生える
変種。
コマウスユキソウL.shinanense:
木曽駒ケ岳の山頂付近に自生。
別名:ヒメウスユキソウ。
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 牡丹(47)
- シクラメン(37)
- 昆虫(2)
- イベント、植物図鑑(4)
- 映画鑑賞、植物図鑑(3)
- 洋ラン(438)
- 講演会(25)
- ツバキ(椿)(399)
- 彫刻、絵画(9)
- 遺跡、石器・土器、古墳、(55)
- バスツアー(88)
- ベゴニア(43)
- 寺院、神社(12)
- 気候、天気、季節の風物詩(3080)
- 企画展(15)
- 展示会、講演会(42)
- 文学講座(13)
- 食べ物(6)
- 歴史講座(4)
- TV番組(38)
- 博物館/資料館(15)
- お国ことば(1)
- 電気製品(1)
- Weblog(1809)
- 人物紹介(1)
- 時の話題(2)
- 風景(1)
- あじさい(5)
- アジサイ(3)
- 温泉(1)
- 蝶(1)
- 象の足 物語(37)
- インポート(26)
- 植物図鑑(7389)
- 映画鑑賞(68)
- 平家物語ゆかりの地を巡る旅(45)
- 鳥(11)
- 町のイベント(83)
- 小動物・両生類(1)
- 魚(4)
- 仏像、絵画、芸術展覧会(8)
- 東日本大震災・津波被害(77)
- 絵画(10)
- 動物(哺乳類)(2)
- 映画、演劇、民俗芸能(30)
- 読書、本(64)
- 芭蕉の「奥の細道」を歩く(13)
- 一関市の街道を歩く(2)
- 読書、本、映画、テレビ(38)
- 史跡、名所、(95)
バックナンバー
人気記事