秋田市「秋田城跡」のノコンギク(野紺菊)
2006年10月20日




2006年10/20(金)、最北の古代城柵官衙(かんが)遺跡とされる
秋田県秋田市寺内大畑にある「史跡 秋田城跡」は、奈良時代から
平安時代にかけて東北地方の日本海側(出羽国)に置かれた大規模
な地方官庁の遺跡で、古代の政治・軍事・文化の中心地だったそう
です。
平成16年から実施しているというこの遺跡の「政庁」域にある正殿
(せいでん)・東脇殿(ひがしわきでん)・北東建物跡などを見て
いたら、近くを雉(キジ)が歩いていました。
写真を撮ろうとしたら直ぐに気づかれて山に逃げられてしまいまし
たが、少しずつ近づいて木の陰に隠れたキジ(雉)を何とか写すこと
ができました。
護国神社の脇の方まで行ったら「ノコンギク(野紺菊)」と思われ
る野菊が群生していました。













ノコンギク(野紺菊)キク科シオン属
Aster ageratoides spp.ovatus
山野に咲くキクの仲間を総称して「ノギク(野菊)」と呼ぶが、
主にはヨメナ属の「ヨメナ(嫁菜)」と「ノコンギク(野紺菊)」
の類似種、キク属の「ノジギク(野路菊)」などを指すとのこと。
「ノコンギク(野紺菊)」は、山野にごく普通に見られるキク科シ
オン属の多年草で、よく枝分かれして、草丈は50~100cmになる。
茎や葉の表裏にかたい毛がある。葉は互生し、長さ6~12cm、幅3
~5cmの卵状長楕円形または長楕円形で、3本の脈が目立ち、縁には
大きな鋸歯がまばらにある。根生葉は花の頃は枯れてしまう。
花期は8~11月。頭花は直径2.5cmほどで、頭花の外側を舌状花が
とり巻き、中央部は黄色の筒状花が多数集まっている。舌状花は白
っぽいものから紫色に近いものまでいろいろある。
果実はそう果で、果皮がごく薄いので種子のように見える。そう果
は長さ2~3mmで、先端に長さ4~6mmの冠毛がある。
本州、四国、九州の山野に自生する。
よく似た「ヨメナ(嫁菜)kalimeris yomena」は、田んぼの畔など、
やや湿った所に多いヨメナ属の多年草で、草丈は50~120cmほどにな
る。若葉は香りが良く、古くから春の若菜として親しまれている。
葉は長さ8~10cmの卵状長楕円形で光沢があり、縁には粗い鋸歯があ
る。花期は7~10月。頭花は直径3cmほどで青紫色、小枝の先に1つずつ
つく。本州の中部以西、四国、九州の自生する。
本州の関東地方以北でヨメナと呼んでいるのは「カントウヨメナ(
関東嫁菜)」のことで、葉はヨメナより薄く、頭花はやや小さく直径
2.5cmほど。
ヨメナの仲間は実についている冠毛の長さで区別されるが、ヨメナの
冠毛が0.5mm、カントウヨメナは0.25mmと、ルーペがあっても難しい。
和名の由来は、花が優雅で味もよく、薄紫色の優しい花がつき、若葉
は食用にされることによるという。
2006年10月20日




2006年10/20(金)、最北の古代城柵官衙(かんが)遺跡とされる
秋田県秋田市寺内大畑にある「史跡 秋田城跡」は、奈良時代から
平安時代にかけて東北地方の日本海側(出羽国)に置かれた大規模
な地方官庁の遺跡で、古代の政治・軍事・文化の中心地だったそう
です。
平成16年から実施しているというこの遺跡の「政庁」域にある正殿
(せいでん)・東脇殿(ひがしわきでん)・北東建物跡などを見て
いたら、近くを雉(キジ)が歩いていました。
写真を撮ろうとしたら直ぐに気づかれて山に逃げられてしまいまし
たが、少しずつ近づいて木の陰に隠れたキジ(雉)を何とか写すこと
ができました。
護国神社の脇の方まで行ったら「ノコンギク(野紺菊)」と思われ
る野菊が群生していました。













ノコンギク(野紺菊)キク科シオン属
Aster ageratoides spp.ovatus
山野に咲くキクの仲間を総称して「ノギク(野菊)」と呼ぶが、
主にはヨメナ属の「ヨメナ(嫁菜)」と「ノコンギク(野紺菊)」
の類似種、キク属の「ノジギク(野路菊)」などを指すとのこと。
「ノコンギク(野紺菊)」は、山野にごく普通に見られるキク科シ
オン属の多年草で、よく枝分かれして、草丈は50~100cmになる。
茎や葉の表裏にかたい毛がある。葉は互生し、長さ6~12cm、幅3
~5cmの卵状長楕円形または長楕円形で、3本の脈が目立ち、縁には
大きな鋸歯がまばらにある。根生葉は花の頃は枯れてしまう。
花期は8~11月。頭花は直径2.5cmほどで、頭花の外側を舌状花が
とり巻き、中央部は黄色の筒状花が多数集まっている。舌状花は白
っぽいものから紫色に近いものまでいろいろある。
果実はそう果で、果皮がごく薄いので種子のように見える。そう果
は長さ2~3mmで、先端に長さ4~6mmの冠毛がある。
本州、四国、九州の山野に自生する。
よく似た「ヨメナ(嫁菜)kalimeris yomena」は、田んぼの畔など、
やや湿った所に多いヨメナ属の多年草で、草丈は50~120cmほどにな
る。若葉は香りが良く、古くから春の若菜として親しまれている。
葉は長さ8~10cmの卵状長楕円形で光沢があり、縁には粗い鋸歯があ
る。花期は7~10月。頭花は直径3cmほどで青紫色、小枝の先に1つずつ
つく。本州の中部以西、四国、九州の自生する。
本州の関東地方以北でヨメナと呼んでいるのは「カントウヨメナ(
関東嫁菜)」のことで、葉はヨメナより薄く、頭花はやや小さく直径
2.5cmほど。
ヨメナの仲間は実についている冠毛の長さで区別されるが、ヨメナの
冠毛が0.5mm、カントウヨメナは0.25mmと、ルーペがあっても難しい。
和名の由来は、花が優雅で味もよく、薄紫色の優しい花がつき、若葉
は食用にされることによるという。
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