peaの植物図鑑

ノコンギク(野紺菊) 2008年10月18日

奥州市「大清水上遺跡」のノコンギク(野紺菊)
 2008年10月18日








2008年10月18日(土)、奥州市教育委員会主催で、奥州市胆沢区若柳
字慶存地内にある大清水上(おおすずかみ)遺跡の現地公開・説明会が
おこなわれたので妻と共に行ってきました。現在、遺跡はダム工事区域
内にあるため、一般の立ち入りが制限されていますが、今回、国指定を
記念して公開されたものです。(10:00~11:30)

この遺跡は、胆沢川の上流部で着々と建設が進められている胆沢ダム
工事に伴う発掘調査で見つかった、今からおよそ5,000年前の縄文時代
前期後葉の環状集落遺跡です。「縄文時代前期社会のむらの様子や生活
を解き明かすことのできる貴重な遺跡」ということで、平成20年7月28日
に奥州市6番目の国指定史跡となったそうです。

発掘調査された遺跡は保護のため埋め戻しており、直接見ることはで
きませんでしたが、胆沢扇状地の扇頂部にあった住居跡地を見てきま
した。跡地にはノコンギク(野紺菊)が花を咲かせていました。





大清水上遺跡から出土した土器などが、胆沢ダム学習館(奥州市
胆沢区若柳字馬留81-1)で展示しているというので、そちらの方
にも行ってきました。





ノコンギク(野紺菊)キク科 シオン属
Aster ageratoides ssp.ovatus

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

コメント一覧

岩手のPea
ノコンギクについて
コメントありがとうございます。ノコンギク(野紺菊)は、生えている場所、土質、草丈、時期などにより、同じノコンギクだろうかと訝られるほど変化が多いそうです。この野生のノコンギクからコンギク(紺菊)と呼ばれる園芸種が作出されたそうですから、蕾のうちは大抵紺色をしているようです。
蛙太郎
ノコンギクというのですね。
秋の菊はわかり憎いので、近寄っていません。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事