ガンの人の気持ち

この記事の弱虫さんのコメントを読んで、私もこんな事がありました。
ガンになったと告白した時、一緒に泣いてくれた友達もいっぱいいるけど、びっくりするコメントが返って来た事もあります。
「え？死ぬの？」
と言った人。
「ほんまに治るんかいな、、治るん、、？」
って言った人。
退院して来てから、もうガンや病気になりたくないので食事や日常生活に気をつけてるって言ったら
「そんなん気をつけててもガンになるやん。それやったら好きなもん食べてガンになって死んだ方がマシや」
って言った人。
再発や転移が怖いって言ったら
「自分もいつガンになるかわからないからあなたも私も同じ。怯える必要はない」
って。
どの人も仲の良い友達だけど、何気なく言った言葉だろうけど、死ぬの？と聞かれた時は
「死ぬか！ボケ！」と言った。

人の気持ちはわからない。
でもその人の立場になって考える事はできるはず。
もし自分がこの人の病気だったら・・・
って思ったら、ガンになって死んだ方がマシなんて事は言えないと思う。
医者に
「ステージ4・リンパ節転移、このままだと死ぬのを待つだけです。
手術をしても5年生存率は40％～50％です。」
と言われた時、自分は絶対死なないって思ったもん。
死ねないって思ったもん。
人間、死にますよと言われても、「わかりました。死ぬんですね。」なんて言えない。
何とかして生きようと思う。
それは死ぬのは怖いけど、それよりも回りを悲しませたくないからなんだと思う。
父が亡くなった時、どうしようもなく悲しかったし、身内が病気や入院をする度に胸がはりさけそうになってきたから、絶対死ぬものか！と思った。
どうせ死ぬんだったら好きなもの食べて死んだ方がマシ、なんてこれっぽっちも思わなかったよ。

弱虫さんの言う様に、ガン患者と健常者の間にはものすごい気持ちのギャップがあると思う。
でもそれが当たり前なんだな。
だから私も二度と友達には弱音は吐かないと思ってる。
病気の事も聞かれてもあまり詳しい事は言わないようにしてるし。
唾液が出ない苦しみも味のわからない切なさも、あの地獄のような抗がん剤と放射線の辛さも経験しないとわからないからね。
自分も健康な時はガンなんてならないと思ってたし、他人事だと思ってたし。
きっと今どきガンは治る病気だと思われてるから、みんなそんなに心配しなくても大丈夫やで～～って思ってるんだと思っておく。

でもこうして同じ病気の仲間に出会えて私達はラッキーだと思いますよ(^ー^* )
みんなの辛さ、本当にわかるもん。
そしてみんなの回復がエネルギーになる。
みんな頑張ってるんや、私も頑張ろう！って思えるし。
辛い事や悔しい事はここで吐き出してみんなで分かち合いましょうよ。

愚痴、ストレス発散、弱音、なんでもOKです！
受け止めてくれる仲間はいっぱいいますよ～～～！！！


PS：みいさん、明日手術ですね。
ずっと無事に終わる様に、祈ってるから。
ファイトです～～！