大腸ファイバーの本当の試練は... の巻

二つ目の試練を乗り越えて来ました。
まず、結果は無問題でした。
ご心配くださったみなさん、ありがとうございました

でも、前回コメント頂いたように、下剤の試練が大変でしたよ
まず前日には3食とも検査食を食べます。
私はこのメニューを選びました。



結構美味しかったけどね。
しかし量が少ない！
会社を休めなかったのでお昼までは家で食べて午後から出勤したけれど、夕方からお腹が減って減ってたまらんかったです。

そして9時にラキソベロンと言う下剤を飲みます。
すると・・・
夜中の12時頃にお腹が痛くて目が覚めました。
まあ、なんと言う激痛！！
痛すぎてベッドから起き上がれへんくらい痛いねん。
なんとかトイレまで行って座ったけど、お腹が痛すぎてう◯ちを出す力が出ないってゆう。。。（泣）
もう痛すぎて気絶するかとオモタヨ。
そしたらだんだん気分が悪くなって来て、頭痛もしてきて、とりあえずう◯ちを一旦中止してゲロを吐きにかかりました。
でも出すものが無いから、からえづきで泡みたいなんばっかりしか出ない。
もう便器の前に座り込んで便座につっぷしててハァハァ言うてたら便器のフタが閉まるでやんの
うちのトイレ、センサーでフタが開くやつやから、しばらく人の気配がないとフタが自動的に閉まるんですわ。
便座とフタに頭を挟まれる事2回。
なんてお間抜けなエヅラ

で、何とかう◯ちを全部出して、部屋に戻ったら1時過ぎてました
1時間も苦しんだおかげで朝に体重計ったら2キロ弱減ってました。
すごい量のう◯ちが出たんやね！！びっくり！！
バナナ状のが7～8本出たからね。どや、すごいやろ。

朝は7時から1リットルの下剤を飲んで飲んで飲まれて飲んで、シャーシャーと出して出して、何とか1リットル飲み終えた頃にはおしりからは水しか出ませんでした。
これで腸の中もキレイになって準備万端整いました。

でも昨日のトイレから体力が無くなったのか、しんどくてしんどくて、ボーっとしてしまって、病院まで車で行こうと思ってたんやけどこりゃ運転むりやわと思ってタクシーで行きました。
病院に着いてから、診察の予約票とPET画像のCDROMを持って来るのを忘れた事に気づいた。。。
どんだけボーっとしてたかおわかりでしょうか。
ほんまにしんどすぎて放心状態でしたの。ワタクシ。

ほいで検査服に着替えて、いざ！出陣！！

もうまな板の鯉ですわ。
お尻見せたくないとか言うてる場合ちゃいます。
でもよく考えてみたら先生も看護師さんもずっとお尻の穴を見てはる訳ないしな。
実際殆ど見てはらへん気がしたしな。
全然恥ずかしくなかったわハハハー

気がついたらもうガスを入れてはったのか、なんかう◯ちもれそうな感覚になってきたので
「何かう◯ち出そうな感じ」
って言うたら、
「出ませんよ～。腸の中からっぽですよ」
って。
ほんならだんだん痛くなってきた。
「痛い～おなか痛い～～」
動かさはる度に激痛が・・・
それが昨日のトイレでの激痛と同じ痛さなんですわ。
どうやらS状結腸のカーブが結構きつく曲がってるらしく、そこに当たって痛いみたい。
って事は昨日の痛みもう◯ちがＳ状結腸を通る時に痛かったのか？？
って思いながらも痛くてはぁはぁ言うてたら
「今日は車で来はったん？」
「いいえ、タクシーです　ハァハァ」
「麻酔しますか？」
「はいっ」
もう、麻酔プリーズ～！
ギブミー麻酔～！
大好物は麻酔～！
って感じで鎮静剤打ってもらいました。
しばらくしたら意識が遠くなって、気がついたら終わりかけでした。
でも意識はもうろうとしてるけど、上を向いて～って言われて上に向き直った記憶があります。
あれって夢うつつな感じなんかなあ。不思議。

で、1時間安静室で寝て、終わりました。
不安に思ってたオナラも出ませんでした。
ヨカタ

目覚めてから診察室へ。
ポリープが2つあったけど問題は無いと。
よって、PETの光は大腸には関係してないと言う結論に達しました。
これで2つ目クリアです。

残り、小腸カメラと子宮がん検診で検査は終了となる。。。
のかぁ～～？？？

それと前回のコメントで教えてもらったように、私も次回の小腸カメラの時は2～3日前から消化の良いものを食べて検査に備えようと思います。
あのトイレでのう◯ことの戦いはこりごりですのでねー。

胃カメラをね

したんですよ。
先週。

ってゆうのも、実はこの間撮ったPETで変な所が光ってしまってねー。
扁桃腺の原発部分も首のリンパも乳腺も大丈夫だったのに、何故かお腹のリンパ節がピカピカに光ってて、？？？えっ？なんで？って感じだったのれす。

咽頭ガンも乳ガンもいきなりお腹に飛ぶって事はまず無いらしく、まず考えられるのは悪性リンパ腫。
でも血液検査の結果、悪性リンパ腫の腫瘍マーカーも陰性でリンパ腫ではないと・・・

で、膵臓、腎臓、胃、等の臓器には反応してないけど、万が一の場合を想定して胃カメラと大腸カメラと小腸カメラ（最新のカプセルカメラだよ～）と子宮がん検診をする事になりました。

乳腺の先生が言うに、2年間PETが光り続けて、でも原因がわからずに経過を見てたら膵臓に癌が出来てたと言う症例があったみたいで、そんな事もあるから慎重に検査していきましょうと言う事です。


病院でそれを聞いたときは特に凹みもしなかったんだけど、大腸カメラと子宮がん検診の事を考えると憂鬱で憂鬱で・・・・(+_+; )
医者にでもやっぱりお尻とか見られるの嫌やん？？
病気が発覚するよりそっちの方が気になってしまって、何とか楽に済む方法が無いのかとみんなにLINEで相談したらmmさんが麻酔を掛けて大腸カメラをしたって言うてはったからそれやったら私も恥ずかしくないわ！と思って麻酔をしてくれはる病院でやってもらおうと思いました。

前に十二指腸潰瘍で胃カメラをしたときに麻酔で眠らせてくれた病院があるのでそこに行きました。
じゃあ、大腸カメラは年内は予約でいっぱいと言われ、医院長先生の同期の消化器内科の先生を紹介してもらい、そこの病院へ行きました。

で、胃カメラと大腸カメラと小腸カメラをする事になりました。
もちろん鎮静剤を打ってもらって寝てる間にしてくれはるって思ってたら、胃カメラは鎮静剤を使うけど、大腸カメラは上向いたり横向いたり、動かないといけないらしく、寝てしまってたら動かすのが大変やから鎮静剤は使いませんって言われちゃったよ～～！！
あらやだ～～～！
結局意識あるままお尻見られるんかいさーーー！！

ってね、ほんまに憂鬱ですよ、、、トホホ

胃カメラは先週終わりまして、結果問題なかったのですが、今週の水曜日に大腸カメラなのれす。
あ～、憂鬱、、、、

それに大腸を掃除するために前日から検査食しか食べられず、当日は2リットルの下剤を飲むらしいですわよ、奥さん。
飲めるのかしら、ワタクシ

小腸カメラは小指くらいのカプセルのカメラを飲み込んで、腸の中でカプセルが写真を撮ってくれるってゆう最近TVとかでやってるあれです。
当日は病院で個室を用意してくれてお昼も病院で食べて、で、う◯こをして帰るそうです。
12万円もするらしいですわよ、奥さん。
3割り負担でも結構な金額ですわよ。
一瞬断ろうかと思いましたよ、貧乏なワタクシ。
でもやっぱやる事はやっといたろ！と思ってやる事にしました。

でもあんなカメラ飲み込めるのかしら？？結構でかいよ。
胃カメラの管もなかなか入らなかったらしいのに、飲めるんかねぇ。
胃カメラの時、鎮静剤ですぐに眠くなって意識がなくなったんやけど、夢うつつでオエオエ言うた気がしてたら案の定なかなか喉を通過しなかったみたい。
やっぱ放射線のせいで気道が細くなってるんかなあ。
カメラの先が何回も喉の奥に当たってたのか、その日の夜は喉の奥が痛かった

そうそう、鎮静剤を使って胃カメラをするときは車で来てはいけないんです。
事故ったりするから。
前にしたときは終わってから仕事に行かないと行けなかったので、休んでから職場に行く前にお昼ご飯を買おうとパン屋さんに行きました。
自分的には普通のつもりやったのに、お金の計算が出来ないのですよ。
ちゃんとお金を出してるのに足りないって言われる。
え？？わからん・・・・ってちょっと焦った
小銭の計算が出来なくなってたので1000円出しておつりを貰ったけど、あのときはびっくりしたな。
薬って怖いね～。
で、その事を覚えてたのでカメラが終わってから安静室で寝てるときに自分で算数をやってみた。
500円引く390円は？？
・・・・わからんかった(笑)
だから正気のつもりでも正気じゃないから、車の運転とかも危ないんだって。

それと安静室で一番手前のベッドで寝てたおっちゃんが、えげつない屁をブリブリ、いや、ブリブリってゆうよりバフッ！！ブロロロォ～！！って音で、ず～っとしてはった。

あれって大腸カメラの後のオナラちゃうん？！
腸を膨らますために入れたガスが出てくるんやろ？？
どうすんの、私もあんななるんちゃうん？！
って、また憂鬱になっております・・・・

泣いても笑ってもあと何日かでお尻を出すわけですが、またその様子はブログでお知らせしたいと思います。
その使命感だけで乗り切れそうな気が...します
これから大腸カメラをするかもしれないあなた。
身をもって体験してきますのでどうぞご参考に・・・(笑)

放射線終わってからは。。。

やっと放射線が終わり、あのマスクからも解放され、あとは退院するだけ・・・

ちゃうちゃう！
放射線の威力を舐めたらあきませんで～～！
放射線は放射が終わってもジワジワと浸食してきます。

病院にいる間は狭いスペースで寝たり起きたり、食事が食べられなくても輸液で補充したり、鼻から入れたり、何と言っても同じ病気の人が回りにワンサカいるわけですよ。
だから１人じゃないって思うわけですよ。
励まし合える仲間がいるんです。

しかし、お家に帰れば病人は自分ひとり。
一気に現実の世界にひとり放り出された感じです。

私の場合、11月5日に35回の放射が終わり、10日に「退院の予行練習を兼ねて一度家に帰ってみたら？」と言われ帰宅しました。
辛かった・・・・・まじで辛かった・・・
たった一泊しただけなのに早く病院へ帰りたくて、病院へ戻ったときはホッとしました。



病院では放射線の10回目くらいまではクロワッサンとかどん兵衛とか食べてましたが、15回目くらいから殆ど食べ物が喉を通らなくなってて、朝昼晩とテルミールしか飲めない日が続きました。

21回目に3回目の抗がん剤を入れてからは身体もついて行けなくなって殆ど寝たきり。

30回目の放射線の時に高熱が出てカテーテルを抜く事になりました。
中心静脈カテーテルから菌が入ったせいで熱が出た場合は肺にカビが生えるとか何とか言われて、念のため抜く事になったのれす。
さあ大変です。
カテーテル抜いたら高カロリーの脂肪分が入れられなくなりますよ。
なんとしてでも食べないと鼻からチューブですよΣ( ´д｀;)
チューブだけはイヤやと、何とか食べようと努力するんやけど、食事を目の前にしたら全く食べる気が失せる、、、
看護師さんに何回メニューを変えてもらった事か。
ゼリーの食事とか、お粥の種類とか、何回も変えてもらったけど結局食べられずそっとワゴンに返しに行くという・・・（涙）
看護師さんには食べた量をちょっと多めに申告してたけど、結局毎日体重を計るから痩せてるのがバレバレで11月13日にはとうとう鼻チューブを入れられました。

放射線中は放射線酔いでマーライオン、今度はチューブでマーライオン

そんなこんなで食べれないまま30日に退院をしました。

今度は退院なのでもう病院には帰れません....
病院でも食べられないのに家で食べられるわけがありません。
口に出来る物は痛み止めと吐き気止めのお薬だけ。
あとはうどんのお出汁をお椀に半分飲めたら良い方でしたね。

で、体力も無くなっていくし、夜も体中が違和感で寝れないのですよ。
ソワソワ病の事をこないだ書いたけど、そんなもんじゃない。
身体中か気持ち悪くてじっとしてられない（涙）
どんな体制を取っても寝られなくて、ウワーーッ！！って叫びたい衝動にかられてました。
一晩中天井を見つめてる日もあったな。

それに体重はどんどん減るし、人間は想像以上に痩せて行くとめっちゃ不安になるんやね。
この頃は毎日が不安で不安で、もう人間らしい生活は出来なくなるんじゃないかとお先真っ暗な事ばっかり考えてました。
それに私はリンパにまだしこりが残ってたので、退院後のPET検査の結果次第で手術すると言われていたので、それも怖くて怖くて毎日が生きた心地がしませんでした。

12月3日の手帳には一言、「うつ」って書いてました(笑)

12月6日には退院後の始めての診察があって、フラフラのまま病院へ行ったら、センセがひと言
「しんどいやろ～～」
「先生、私大丈夫やろか・・・・」
って言ったら
「大丈夫大丈夫！絶対食べられる様になるし、元気になるから
医者が絶対って言葉使うのはよっぽどやで」
って、、、この言葉がどれだけ励みになったか・・・（涙）


先輩方のブログに色々と弱音を書き込んだとき、みんな口を揃えて4ヶ月あたりから楽になるから。。って言ってくださってて、ほんとうに4ヶ月あたりからちょっと楽になりはじめました。

退院1ヶ月2ヶ月あたりは食べると口の中に水泡がいっぱいできて痛くて痛くて食事するのが怖かった事もありました。
でもそれも徐々におさまってきて、今ではカレーも食べられますよ


明日で放射線終了してから丸2年です。

まだまだ後遺症との戦いですが、これから治療に入るみなさん、治療中で戦いの真っ最中のみなさん、必ず良くなる日が来るから！
あせらずに頑張りましょう！