そして鍼治療

えっと、、どこまで書いたっけ？？

そうそう、足と腕に鍼を入れてもらって、次は顔。

目を瞑っていたからわからないけど、アゴの下と耳の辺りとあと眉間に入れてはった。

んで頭も。

所々、ズーーンと来る痛みやチクって来る痛みがあるけど、何だかその方が効くんではないかい？って思ってしまう。

ツボにハマってるんちゃう？？って感じ。

で、わっさわっさ唾液が出るのを期待してたけど、、、、

それ程でもなく、、、ってか、出とらんな、これ。。

ちょっと残念に思ってたら、アゴの下の鍼に電極を繋げて電気を流し始めました。

トン、、トン、、トン、、って感じでピキッピキッって電気の刺激。

これで出るんちゃうん！わっさわっさ～！

って期待してたけど、やはり現状と変わりなく、、、

口はカラカラ

やっぱ一回では効果は出んわな～。

その後、センセが肩と首筋をどえりゃ～マッサージしてくれはって、気持ちいいのなんの！

ほいで今度はうつ伏せになって首の後ろに鍼。

そして足にあったか～い湯たんぽみたいなのを置いてくれはってポカポカポカ・・・

暖まったところで足もマッサージしてくれはりました。

血流が悪く、足の浮腫みがすごいので、来たときは靴下の後がびっしりとついて足に何本もの線が刻み込まれていたのに、帰るときはすっきりとちょっと細くなってる気がしましたよ。

トータルで1時間半くらい、みっちりとやってもらってワタシャ大満足！

血流が良くなると鍼を刺したところがほんのりと赤くなるらしいんだけど、ちゃんと赤くなってますよ～って言うてはった。

うん、血行良くなってる感じや。

あ、それと乳がんの手術をしてからずっと痺れていた二の腕の痺れがかなりマシになってます。

効いたのかな～～～。

やっぱ鍼って効くんやな～～。



そうそう、個室に案内されてセンセが来るのを待ってる間、他の個室から大爆笑が聞こえて来た。

すんごいゲラゲラ笑ってはって、「どないしはったんやろ、、まさかMちゃん？？」

と、案じていたら、まさにMちゃんでした

ず～～っと笑ってはって、おさまったと思ったらセンセが戻って来て、どうしたのか聞いたら、

センセ「Mさんね、私一回も帽子なんか被ってないのに、センセ、今日帽子被ってないん？って言わはるんです～。
いつも帽子なんか被ってないって言うたら、ウソや～言うてゲラゲラ笑い出さはって～」

だって。

何か笑い出したら止まらなくなったみたいで、鍼刺してるのにゲラゲラ笑うもんやから、刺した所から血がダラダラ出て来て(笑)、それを見てまたゲラゲラ笑ってたみたい。

まあ、笑う角には福来ると言いますが、、

鍼さして流血って、、、

ホラーやで、、、、




次回、ブラック企業の巻でお会いしましょう。

ブラック企業を、、、の前に鍼治療の話

今日ね、生まれて始めての鍼治療に行って来ました。

もちろん唾液分泌を促す為です。

退院した頃から鍼には興味があったんやけど、主治医も鍼で唾液が出るとは思えないって言うてたし、何よりビビリの私は身体に鍼を刺すなんて考えられん事だったのです。

でも、同じ放射線治仲間が何人か鍼治療に通っていて、鍼の後に水を飲まなくてもご飯が食べられた！って聞いた時には私の目はキラキラしてしまいました。

「連れてってケロ、、、、」

で、今日連れて行ってもらいました。

　　　　


まずは問診票に現在気になってる症状を書いて、飲んでるお薬や病歴を書きます。

『中咽頭ガン』と書いた所で横からMちゃんが

「その他ガンって書いとき」

って言わはったし、その通りに「その他ガン」と書きました。

なんで「その他ガン」なんやろ。。。？？

と、心の中でひとりツッコミを入れながら、言われた通りに「その他のガン」と書いた自分にも「なんでやねん」とツッコミを入れながら問診票を書き終えた頃にMちゃんが先に施術室に入って行きました。

しばらくして私も呼ばれてドキドキしながら仕切られた個室へ、、、

3畳くらいの部屋かなあ。

なんか落ち着く感じ。

女の先生が私の症状や思ってる事や感じてる事を真剣に聞いてくれて、メモってます。

そして色～んな事を教えてくれて私の思ってる事も、フンフン、、と真剣に聞いてくれました。

なんて居心地がいいんや、、、話を聞いてもらうってとっても居心地がいい、、、

やっぱ唾液でも味覚を感じるらしく、唾液が少ないと味覚が薄れる事もあるんだって。

耳がボワボワするのもやっぱ喉から来てる事もあるし、唇の裏からも唾液は出ているので歯と唇がすぐに引っ付いてしまう私は唇の裏の腺もかなり放射線のダメージを受けているみたいです、、、、

何か西洋医学の先生とは全く違うすんごい心地いい診察。

で、その後横になって脈を見てくれはりました。

先「眠れてますか？」
ね「あ、眠れてると思います」
先「しっかり眠れてませんね」
ね「えっ？！脈でわかるんですかっ？！夜中に最低3回は起きます」
先「途中で目が覚めるとそこで覚醒してしまうので、しっかり寝た事にはならないんです。睡眠不足が脈に出てますよ」


びっくらこんの塩こん部長ですよ！
ワタシャ韓国時代劇の『ホ・ジュン～伝説の心医～』を思い出しました。

西洋医学がまだ入って来ていない時代、医者は脈で状態を知り、鍼と薬草で治療をしていました。

まさに今わたしが受けている治療は『ホ・ジュン』と一緒やん！！

ホ・ジュン先生～～

と、感動していると、次は足を触ってかなり血行が悪いと。

ふくらはぎの裏は殆ど脈がないから冷たくて血液が循環していないと言われました。

まさに、足はいつも冷たくて、すこし座ってるだけでめちゃくちゃ浮腫むのです。

血行が良くなってこの浮腫みが無くなればかなり楽になると思われます。

そしてお腹。

最近の病院では触診なんて滅多にしてくれないから、久々にお腹を診察してもらいました。

押されると痛い、、、、

先「ここ痛いでしょ？便が溜まってます」

ね「えっ？！毎日出てますけど～」

先「毎日出てても少しずつ溜まるんですよねー。こっち側も痛いでしょ？」

ね「はいー、痛いですー。」

私の左右の腸にはウ◯コ君がのさばってる様子。

触られるとお腹がゴロゴロ言って来た。

そして胃も少し固くなってるのでその辺も治していきましょう、と言う事で鍼治療スタート！

先ずは足にトントントン・・・トントントン・・・トントントン・・・

合計で8本くらいかなあ。

ちょっとチクってした所もあるけど、ぜんぜん大丈夫な痛さ。

で、固くなってる胃を休める為にお腹の上に木の箱をのせて、その中でモグサを炊いてお灸をしてもらいました。

温っかい～～～。

次は腕。

先「めっちゃくちゃ凝ってますねー。腕も肩もカチカチですよ」

毎日ブラック企業で8時間パソコンと書き物をしている私の肩と腕は悲鳴を上げていたようです。

腕も肩にも鍼をトントントン・・・としてもらって、いよいよ唾液腺へ突入です。


何か長くなりそうなので、次回、

唾液腺突入につづく・・・・

ちょっと前の話

ちょっと前なんやけど、お休みの日にお友達から貰った干し柿を食べました。

ちょ～～美味しかったのですよ～。

もともと干し柿って見た目もショボイし好きじゃなくて、子供の頃から食べなかったのですが、大人になった今、ちょっと食べてみようかな～～って思って食べてみたん。

美味しくてね～。

味覚障害がいまだ治っていない私でも甘味がわかって美味しかったんよ。

あらー、こんな美味しいもの子供の頃から食べとけば良かったわ。
損しちゃった！！

ってな感じで味わってたらね、ものの10分もしないうちに胃が痛くなって来て、動けなくなってしまいました。

マジで動けない程の痛み！

なのに、眉間にシワがいく程の激痛で苦しんでいる娘に向かって

「またお腹痛いんかいな」

と、心配するそぶりも見せない母ちゃん。

最近ずっと調子悪いから、私の体調不良が慣れっこになってるようで、うずくまって動けない私の横でずっ～～とipodでゲームしてはりました。。。
後期高齢のお母様、、、


で、えげつない激痛にハァハァ言いながら動けぬまま約1時間。

だんだん楽になってきて、なんとか復活しました。

改めて考えると、これって、もしや干し柿があかんかったんちゃう？？

って思ってググってみたら、いるんやね。

柿でお腹痛くなる人。

タンニンがあかんらしいのよ。

タンニンアレルギーみたいね。

干し柿は渋柿なので、私は渋柿アレルギー？？

子供の頃から干し柿が嫌いだったのはアレルギーがあるから自然と食べるのを拒否していたのかも、、、

そんな事ってあるらしいよ。

ずっと鶏肉が嫌いって言ってた子供に、しつけの為と言って無理矢理食べさせたらアレルギーが出て大変な事になったって話もあるし。

身体に合わない物は自然と身体が拒否するんやって。

でも、痛みが無くなって復活したら、「ほんまに干し柿のアレルギーやったんかな～？」

って思い始めて、「もしかしたら体調が悪かっただけちゃうかな～～」とか思って、

「ほんまに干し柿がアカンかったんか、もっかい食べて確認したい」

ってお母様に言うたら猛烈に反対されました。。。

「アホか」

と、、、、

で、あんなに美味しかった干し柿は結局1個しか食べられず、その後お母様も食べなかったので結局冷蔵庫の中でカビが生えていました、、、
どっちにせよお腹痛くなるんやったら3つ位食べときゃ良かった、、、

と、変な後悔をしていますワタクシ、なんと今月の5日で放射線終了後3年経ちました。


いや～、3年経ったよ～～～。

目指せ4年！

戻れ！唾液！



次回、ブラック企業を、、、　　につづく。

頭頸部がん患者と家族の会 Kyoto 発足しました

以前お話していた、「頭頸部がん　患者と家族の会　Kyoto」のホームページがこの度できあがりました。

パチパチパチー: *:・パチ☆＼＼￣∇￣)(￣∇￣//☆パチ・+:.'゜


始めに私たちが考えていたイメージは、優しいのがええな～って言うて、ふんわりしたお花と空と虹といったイラストを考えていました。

で、こんな感じでお願いしますーって、依頼先に原案を送ったら、

「なんや、これ、死んだ時に行くお花畑かいな・・」
「虹を渡って天国かいな・・」

とか、言われましてね。。　(*´д゜*)ゞ

あー、見る人はガン患者さんなんや～。
うちらは九死に一生を得たけど、今まさに告知された人や闘病中の人によっては空とか虹とかって「死」をイメージしたりするかもーー

って、思いましてね、日サロのメンバー（注：日サロとは放射線の事です）にラインで問いかけたら、動物とか木とか太陽とか、元気なイメージの方がいいと言う意見が多く、動物達が森で患者会を開いているイラストにしてもらいました。

なんと、この動物達、ひとりひとり担当があって、バナーをクリックすると1匹ずつこっちを向くんですよ～～

特別に全員こっちを向いているのも作ってもらいましたが、これはちょっとやそっとでは見られないプレミアもんでございまして、ワタクシとヤマさんの名刺をゲットすると見る事ができますの～。

今後パンフレットの作成をして、3月頃には第一回目の患者会を開催しようと計画をしています。

京都だけでなく、全国から来て頂ければとってもとってもうれしいっす！

この前、私が入院中いっしょの部屋だった上咽頭癌のご夫人に電話してこの事を伝えたら、是非行きたい～と仰ってました。

やはり何年経っても人前に出るのが億劫で、なかなか外出も出来ないでいるとか、、、

同病者なら気兼ねせずに話せるし、耳が聞こえづらかろうが、呂律がまわらないであろうが、人目を気にする事もないしね。

みんなが元気になって、生きるチカラを分け合える、そんな患者会にできたらいいな

みなさん、ご協力、お願い致します