もう届かない

あなたが傍にいてくれることは、当たり前ではなかったんだって

離れて、会えなくなって、もっと好きになってから気づいた私


あなたにぎゅっと抱きしめてもらったときのぬくもり

あなたに好きだと告げられたときのときめき

そのすべてが今、思い出に変わろうとしている もう、変わりかけている


もしもう一度会えたら…

もう一度だけあなたに会って言葉を交わせるのなら…

あの時言えなかった「ごめんね」と「大好き」を声にして、あなたに伝えるのに


だけど、もう遅いね もう、届かないね