今日は、来月発売予定のPARC Audio ウーファー3兄弟のご紹介です。
一番上のモデルは、DCU-131K2 というモデルで型番が示すようにケブラー振動板を採用しています。このケブラーを見て、某海外製のケブラーコーンユニットを思い出したあなたは鋭い。これは一般に使われているものよりも少し繊維が太いタイプを使用しています。さらに特殊コーティングを施し、剛性をさらにupしていますので、音質はS/Nの非常に高い落ち着いて聞きやすい高品位なものとなっています。
正攻法のヨーロッパトーンの2ウェイ等に、非常にぴったりのユニットです。裏話ですが、型番の後に2が付いているのは繊維サイズ違いのケブラーを2種類同時に検討しており、たまたま決まったのが2番の方だったということです。フェスタでは、他のサンプルとの関係で展示のみとなりそうですが、来月には店頭に並びますので、是非お楽しみに。
次のモデルはアルミ振動板を採用した13cmのDCU-131Aと、17cmのDCU-171Aの2モデルです。アルミ振動板は剛性の高さというメリットの反面、内部損失が少ないというデメリットもあり、非常にしっかりとした高情報量の音質ながら、中高域にクセが付きやすい傾向があります。
そこでこれらのモデルは、ゴムエッジでも特に内部損失の高いものを使って中高域のカラレーションを出来るだけ避けるようにしてチューニングを行っています。PPやウッドコーンと比べればさすがに少し中高域は明るめではありますが、他社のアルミコーンと比べればPARC Audioらしさは出せているのではと考えています。
ちなみに17cmの方は、20ミクロンアルミドームトゥイーターのDCU-T112Aと共に、国内のあるメーカー様が業務用モニタースピーカーとして商品化を進められており、このブログを書いている今日現在も国内のどこか大手スタジオでのフィールドテストが進行中です。これについては、商品化が確定しましたらまた後日ご報告したいと思います。
大事な事を言い忘れましたが、今回発売の新機種4モデルは全てウッドコーンよりは安い価格設定としており、特にPPコーンはかなりお買い得な価格設定となっていますので、気軽にお試しいただけるのではと思います。
では今日はこの辺で。 早くチラシを完成させないと・・・・。
同じ13cmでもかなりキャラクターが違うので、面白いという点では保証します。
ウッドと、PPコーンと、アルミの13cmのローテーションなんて面白そうでしょ。
う~ん、かなり微妙なご質問ですね。個人的な見解で言わせていただければ、全く無いこともないという感じでしょうか? →この回答も微妙ですね(^^;
アルミWFについても質問をいただいているので、近いうちに書こうと思っていますが、この131Aはアルミコーンモデルの中ではかなりクセの少ない感じで、特性で見るよりはずっと素直な出方をしてくれます。アルミコーンWFだけは最初やりたくなかったのですが、何とかPARCのブランドを付けてもいいかなぁと思えるものが出来たので商品化を決めました。この辺は後日ブログで・・・。
毎日、時間があれば拝見、というか彷徨っております。
13cmアルミコーンウーファーに関しての質問なのですが
特性を拝見していますと、7K付近にピークは有りますが高域までよく伸びているようで、
フルレンジとして使えたりするのでしょうか?
お察しのとおり本日ホームページ上のDCU-171Aについて情報を削除いたしました。理由は品質上気になる点が見つかったことで、現在詳細について確認中です。
確認が取れ次第、ホームページ上でご案内させていただきますが、おそらくDCU-171Aは少し発売延期になるかと思います。PARC Audioとしての品質を確保するための処置ですので、是非ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
17cmのウーハーのDCU-171Aが気になっています。
アルミのウーハーはつかったことが無いのでどんな音がするか楽しみです。次にスピーカーを作るときに使ってみたいユニットですね。
ところでPARC AUDIOさんのWEBサイトにこのモデルが載ってたとおもうのですが、今は見つからないような?
消されたのでしょうか?
コメントありがとうございました。
このケブラーユニットDCU-131K2についても面白い話があるのですが、これはまた後日ブログで紹介したいと思います。
フェスタではこのケブラーユニットは展示だけで音出しはできないかと思いますが、是非見てやってください。それでは、フェスタの会場でお待ちしております。
A&Vフェスタには、自作自慢大会にAMPを出させていただきました。
ということで、必ず、実に伺います。
クラフトに使えるものが減ってきたいま、これからも長くつずけていただきたいです