我が家のエアコンは2台
リビングと、二階の寝室である
俺が寝ているのは一階リビングの隣の和室
ここはエアコンがない
岩手県の夏って…っていうか
全国的にもそうなのかもしれないけど
昔に比べたら物凄く暑くなってますよね
せっかく金かけて太ったのに痩せちゃう(痩せろ
…
和室で寝る時はリビングのエアコンをつけて
和室の襖をあけて続き間にすれば一発解決なんだけど
とにかく俺は寝室にごんちゃん(猫)を入れたくない
カミさんが何度かうっかり入れて、ロールスクリーンカーテンの紐を噛み切られて
そのままなのである。それがもう腹立たしい。
二度と入れたくないのであります(キリッ
なので、その襖は締め切って
和室の窓を開けて網戸にし
扇風機をかけてアイスノンを枕に乗せて寝る
というTHE昭和なのであります
昨日の室温が30.3度でした(寝ようとした直前の温度
どうですか。
熱帯夜じゃないですか。
でも、アイスノンのお陰で寝るわけです。
カミさんに話をしました
『俺の部屋にエアコン欲しいな…』
『(あなたの貯金から)買っていいと思うよ~』
…一応、買う事は許可を得た
いや、マジでエアコン無いと困る
それぐらい、岩手の夏の夜も暑くなってしまった
高校生の頃の話になるが
家には扇風機が一台しかなかった
この扇風機をオヤジとオフクロの寝室で使う
俺と弟の部屋には何もないので
窓を開けるんだけど
古い古い家なので、網戸なんてない。
縁側を開けて障子を開けてフルオープンにして
蚊取り線香をバンバン焚く
そしてうちわで仰ぎながら寝るのだ
部活をして走り回って疲れてるからか
暑くても何でも寝ちゃう
でも、暑かったけど今よりはもっと涼しかったんだと思う
最近の暑さは異常だ
そうだ。暑いついでにちょっと怖い話。
…
夏にさ、縁側も障子も開けて寝てるんだけど
ある日の夜に目が覚めたことがあったのね
ああ、目が覚めちゃったな…って思いながら縁側の外を見てた
そこはお庭になってるんだけど
ウチのお爺ちゃんが真夜中なのに外を歩いてるのです。
腰が曲がってるお爺ちゃんなんだけど、完全にシルエットがお爺ちゃん
で、不思議だなとは思ったんだけど
自分のお爺ちゃんだし、生きてるお爺ちゃんだから怖いとかはない
何をしてるんだろうと見ていると
スーッと縁側を通って部屋に入ってきた
歩いてるんじゃない感じでスーッと。
そして、俺の隣で寝てる弟(1歳下の弟と同じ部屋だった)の所まで行くと
寝ている弟に重なるように横になるんだよね
さすがに俺も『えっ?』ってなって
這って寝ている弟のそばに行った
すると弟が体にかけてるタオルケットがお爺ちゃんの寝てるかたちになってるのです
上手く説明できないんだけど。
弟が体にかけてるタオルケットがお爺ちゃんの形になってるってしか説明できん!!
俺は、這って行ってそれを間近で見てるんだけど
直感的に弟はお爺ちゃんに守られてるんだなぁ…って感じました。
そして、自分の布団に戻って寝ました。
…
翌朝です。お爺ちゃんの姿が見えないので、お婆ちゃんに聞くと
夜中に具合が悪くなってまだ寝ているとのこと。
そこで俺は夜中に見た光景を説明するんだけど最初に
『お爺ちゃんの幽霊を見た』なんて言っちゃって、怒られたんだか誰も信じなかったんだか
何だか微妙な空気に…
でも、俺は見たんだよな。生きてる人の幽霊。
そういうわけで今日はジャパネットに連絡してみようかしら。
今から注文しても今月の下旬ごろにしか設置されないみたいだけども(判断が遅い