座椅子を返せ

俺の座椅子を使う事が日課になってきているごんちゃん

今日も俺と座椅子の争奪戦だ

…

そろそろパソコンしよう…

って思って自分の部屋に。

既に俺の座椅子の上で丸くなっている

昨日、ごんちゃんのために出したクッションは使っていない

『お前こっちだろ』

クッションの上にごんちゃんを移動させる

しばらくパソコンでメールをチェックしたりニュースを見たり

んで、タバコを吸いにトイレへ。

…

…

ちょっとなんか予感がする

早めにタバコを終わらせて部屋を覗くと

もうすでに俺の座椅子の上で丸くなっている

待てと。

それは俺の座椅子だ。お前のじゃない。

またクッションの上に移動させる

そのたびに、か細い声で小さく『にゃー』と鳴く

いやいや

だから俺の座椅子を使うんじゃない

俺も移動させるの面倒くせぇんだよ







匂いが好きなのか

俺が座って凹んだ座椅子の形が心地いいのか

とにかく、座椅子を使うんじゃない







ごんちゃんに使われないようにするには

どうするのが一番だろう…

と言うか

使っても別にいいんだけれど

クッションに動かす俺の面倒くささったらない

今までこの座椅子に見向きもしなかったくせに

今月に入ってから何だよ

お前の中で何が変化したんだよ

しかも動かすと小さい声で鳴くのも

俺が悪いみたいじゃないかよ








…

ブログ、夜の分を一応書いたから

また座椅子使うのはいいけど

…

ったく面倒くせぇ奴だなぁ

子供の頃の記憶を歩く

昨日のウォーキングはカミさんと一緒に歩いた

カミさんは一週間ぶりのウォーキングで

『お手柔らかにお願いします』と言う事だったし

俺も早い出勤で休憩時間もほとんどなく働いてきたので

軽くお散歩感覚で歩くことに。








まず目指すのは無人駅

そこまでほぼ直線コース

民家があったりするんだけれど

どうもこの直線コースってのは変化が感じられずに心が折れる

しかし、行きと帰り道とどっちが直線コースだったらダメージが大きいかと言うと

やっぱり帰りの直線はツライ

…

そうそう

昨日、辛い物を食べたいと言っていた俺

ちょっと話を脱線しますよ

辛い料理を探そうとGoogleで『辛い』って入力して検索

どんな料理がヒットするんだろうなと思ってたら

『生きるのが辛い時に読むサイト』

みたいなやつばっかりヒットしちゃって

タメになりました…はい。

カラい

ツラい

同じ漢字で同じ送り仮名

そりゃ万能なGoogle先生でも間違えますよ

カラくてツラい事って書くと

例えばこんな感じになるのでしょう

採れたての青南蛮を軽く叩いて肛門に3本入れてみた

入りやすいようローション代わりにタバスコ塗った

辛くて辛い。（やかましいわ











あのね

俺だけが悪いわけじゃないんですよ

読者さんも若干、悪いと思うんです

俺がこういう事を

変な事を書くことを期待してるじゃないですか。

俺はただカミさんとウォーキングした話を書きたいんです

心温まるハートフルなラブストーリーです

何が肛門に青南蛮だ

馬鹿かお前ら！！（お前だよお前











無人駅まで行くと

あとは変化に富んだコースです

体育館や公民館

郵便局に神社

遊歩道を歩いてきました

俺が子供の頃、走り回って遊んでいた地域です

この遊歩道だって俺が子供の頃は無かった

ただのあぜ道でした

キレイに整備して歩けるようにしたはいいけれど

誰もほとんど歩かないからアスファルトは傷んでいるし

きれいな湧き水が湧いていたところも工事のせいで水量がほとんどなくなってる

枯れてしまったところもあった

ただただ無意味に自然を破壊しただけって感じに。

カミさんに子供の頃の話をしながら

5キロぐらい歩いたのかな

そう言えばここに廃屋があって

縁の下をくぐって行くと中に入れて…とか

この川で魚をとったとか

たき火で米を焼いて食ったとか

無茶苦茶な話まで思いだしてそれをカミさんに聞かせた

田んぼしか無かった所

畑だった所

雑木林だった所

そこかしこが整備されて住宅地になっている

田舎臭くて嫌だと思っていた景色は

まだまだ都会から見たら田舎なのだろうけれど

それでも俺の中では随分と姿を変えてしまった

意味のない遊歩道も誰も使わない公園も

一体、誰が必要としたものだったんだろう








一人で黙々と歩くのもいいけど

こうしてカミさんと景色を見ながら

思い出話をしながら歩くのもいいな

今日も一緒に歩けたらいいな