四国の四季と遊びのお部屋(JAPAN THE LIGHT OF DEY)

何を探しているの??リンクが一杯です。お探しのものありませんか??探しますよ・・・!!!

激流・・Ⅱ

2008-06-23 13:11:30 | Weblog
二人は見つめあいながら酒の力も入り・・本能を抑制していた理性の力が落ちていき。もう、止めることが出来なくなっていた。「由紀ちゃん」安田は小声で名前を呼び唇をかさねて行った。由紀子は高鳴る鼓動を抑えることもできず。酔っていることも忘れ。只、むさぼるように安田のぎこちないくちづけを快く受け止めて自分から安田にしがみついていった。(主人とは名ばかりで最近は関係を持つことも無かったわ)由紀子は思い出していた。初めて関係を持った時の鼓動をそして受け入れた時の幸福感を、今、また私は幸福感に包まれ生きることの喜びを体全体で感じている。出来るなら酒の力を借りずに味わいたかった。と思っているのであった。
フッと気が付くとpm11時「あれ、もうこんな時間ですか、ベットから起き上がり周りを眺めると脱ぎ捨てられた下着類が二人のこれまでの思いの現れであった。
そっと拾い身に着けながら「和夫さんごめんなさい。」「やっと名前で呼んでくれましたか。」安田は嬉しそうであるが。由紀子は今、後悔と希望が入り混じった複雑な心地であった。(夫にすまないより見つからないようにと安田にいとおしさを感じ、人間って勝手な生き物ね。)そう思っていた。
ホテルを出てタクシーで家路に着く。(こんな時間ジャーたぶん帰っているわね)
玄関を見ると明かりが点いていた。