四国の四季と遊びのお部屋(JAPAN THE LIGHT OF DEY)

何を探しているの??リンクが一杯です。お探しのものありませんか??探しますよ・・・!!!

ここれは???

2008-02-11 22:16:53 | Weblog
初老の釣り師は目を覚ますと一匹の野良猫が寒いのか釣り師の膝に乗る所である。
「おお・・お前も寒いのか??」と抱えるとトラ猫は逃げもしないで膝に座る。
ウキを見ると遥か彼方で止まっている。「ああこれなら・・大丈夫」と又、トラ猫を膝に乗せたままウトウトと眠りに入ると「おお・・なんじゃ」目を開けると電気店を営んでいると言った隣の友人が自分のパンツを脱がせて一物を・・・まさに噛み付く所である。一気に目の覚めた晋一は「何しよん俺のパンツを下げて・・俺はそんな趣味ないけん」と言うと「いや・・気持ちエエで~」「きもち悪いけんやめてくれ」最後は興奮で言葉にならなかった。
すると電気店は「トイレに行ってくるわ。」と出て行く。(又帰って来るんか??)と思っていると前の今田さんの部屋に入る。(おお・・今度はあちらか?)と思いつつ眠りにつく。
翌日「おはよう」「おっす」元気な今田さんの声「昨日の深夜に訪問客が遇っただろ、へんな奴・・!!」「おう、来たわ俺が寝とたら横に入って来て俺の一物を掴んでしごき始めたけん・・気持ちええんで其のままさしといたわ」「自分で擦るより便利やろう」「なるほど・・」と言ってそれも一理有るな~と感心する晋一であった。
それから数週間後・・・・二階の小原さんの部屋でマージャンをしようと言う事になってみんなでわいわいと話していると「先日な~おかしな奴が居ったんじゃ」「どんなやつな・・??」経験談を話すと・・・隣の瀬納さんが「ああ知とる・・」と体験談を話す。
それは・・・

なんじゃ・・??チクチクと・・

2008-02-08 21:39:17 | お笑い
努めに出始めて5月の晴れた日の昼下がりの建設会社前・・・「すみませんが・・柿元照代さんはおいでますか??」受付の女性が「どちらさんですか??」「あの・・同級生です」「おまちを・・」調度どこからとも無くお昼のサイレンが・・「あれ、晋一どしたん??」聞きなれた照代の声である。「おう、休みやから顔見に来たわ」「ほんま、うれしいで~ちょっと待ってな」言うと中に入りすぐ出てきた。「お昼やからそこのうどん屋さんでも行こうか?」「おおええで・・」二人は並んでうどん屋さんへ入り手打ちうどんの温かい湯気の向こうに照代の顔が見える。(やっぱり俺は照代が好きなのかな~)と思いながら照代の美味しそうに食べる姿を眺めていると「あんた、ちょっと晋一何見よん?」と照代に尋ねられるが「う、うん」と答えて言葉に詰まる。「晋一仕事慣れた?内はガンバッとうよ」「今ごっつい仕事がおもしろうなっとんよ、晋一は??」「俺はぼちぼちじゃ」と言って後が言えなかった。「ところで晋一勉強はしよんで」「大学行きたいって言い寄ったで・・どんなん」「おうそれもぼちぼちじゃ」「あんた、ちゃんとしよんで??世話に行こうか??」「遊びはええけど、そんなんでこんでええわ」と言って(毎日こいつが居ったら面白いだろうな~)と晋一は思うのであった。
「照代が元気にしよるけん、安心したわ。又、帰ってきたとき会いに来るわな」と言って
照代と別れ晋一は電車で下宿へと帰る。夕日が綺麗な~と電車の窓より眺め・・下宿に着いた時は夜のとばりがあたりを埋めていた。部屋に入り電気をつけて机に向かうが今日の
照代との会話を思い出しながら余韻に浸っていると「コンコン」ドアをたたく音が「だれ??」戸が開いて「すみません。隣の山口さんは居ないのですか??」と聞かれ「電気が点いてないんだったら、おらんのでは!!」「用事が有ったのじゃけど、待たしてもらうわ・・」と言うと其処に座り近くにあった漫画を読み始めた・・(えらい馴れ馴れしい奴じゃな~)と晋一は思いながら・・・山口先輩の友人なら無下にも出来ないと「コーヒーでもいれましょうか?」「ああ、なんもいらんけん」と言うので又机に向かって勉強を始める。深夜1時「もう遅いので寝るけん」と言うと帰ると思ったが「ああ、どうぞ・・」と言って漫画を読むのを止めない。(おかしな奴じゃな~)益々思うがどうも出来ないのでこたつで横になると疲れからうとうとと睡魔がおそい・・眠りの中へ・・どれほどの時が経ったか??
お腹のあたりにチクチクとたわしでたたく感じに目を覚ますと・・・・・「おおおおお
なんじゃ・・・」

下宿・・・・

2008-02-07 11:54:07 | Weblog
卒業後晋一は徳島でスーパーの店員をしながら勉強をする。
ゆえに大学近くの下宿を見つけ8部屋の下宿に入る。学生寮みたいな所である。
沖縄や高松、大阪と出身地の異なる住人たちとのドラマの幕開けは・・・一人の電気店を営む男の出現からである。
得意な趣味の彼は8人を餌食にする。・・・・

うそ・・・

2008-02-07 11:44:01 | Weblog
修が「晋一昨日どこへいっとったん??家に居らんかったでないか。?」「ああ、釣りにいっとったわ。」晋一は答えて照代の方を見ると照代は机に向かって本を読んでいるが此方を聞いているみたいである。「何処にいっとったん?」「新池にワカサギを釣りにいっとったわ」と晋一が答えると修は「ほうか、釣れたか?」「おう、50匹くらいで近くに居た爺さんに上げたわ」と答えると照代は振り返りニコッと返してきた。(アイツやっぱりきいとったんじゃな~)と思う。
そんなことがあって・・3月卒業である。・・・涙を流して友人たちとの別離を向かえる。卒業式当日「照代頑張れよ・・又逢おうな・・」晋一は言って学校を後にする。「さァ・・社会人がんばるぞ・・」呟いて自転車で春風を受けながら田んぼ道を駆けていく。

思い出・・・・

2008-02-02 07:22:14 | Weblog
照代と並んで自転車で走り始めた。
晋一は「段の塚穴へ行って見ようか。?」と照代に声を掛けると「どこでもエエよ、晋一に任すわ」と返し晋一の横で楽しそうに自転車を踏む・・二人の思い出にと先日学校で話が決まり、サイクリングとなった。
<段の塚穴>と言って小さな古墳である。30分ほどで現地に着いた二人は自転車を置き田んぼ道を歩いて塚穴の前に来ると「おい、照代入ってみるか?中は案外広いわ、」と中に入っていく、照代は「待ってよ・・」と言いながらついて入ると「晋一前のお返しじゃ・・」言うが早いか晋一にチュッと横からキスをしてそして「今日はありがとう、エエ思い出つくろうな!!」と付け足す。塚穴から出た二人は未だ肌寒い風の中を草むらに腰を下ろし、照代の作った弁当を広げる。
「おおうまそうじゃのう・・これ、照代がつくったんか??」「5時から起きてつくったよ」と返す。「この卵焼き甘いんじゃのう・・おふくろの卵は塩ばかりじゃ、この、めしの上のピンクのふりかけはなんじゃ??」「あんた、さくらでんぶ知らんの・・」「食べてみわかるわ」「おお、甘いんじゃのう・・照代と結婚したら虫歯になりそうじゃのう、ははは・・」と晋一は続けて「ところで付き合いよったんはどうなったんじゃ??うわさでは別れたって聞いたけど・・・」「うん、もうアノ人が社会人になってすぐに別れたよ。色々あってな~恋愛って難しいんじゃな・・」「俺は誰も付き合ってないけんわからんわ」といいながら照代の作ったでんぶのおにぎりを口いっぱいに入れて・・「・・・!!!」「晋一何言っとんのか
わからんわ、ほんなにせんでもゆっくり食べよ」「ところでもうすぐ卒業じゃのう
やっぱりココで居るんか??俺は徳島に行くぞ、色々したいからのう。ああ~20年後はなんしよんじゃろのう?」と晋一は呟いて早春の風の舞う空を見上げた。
「ほんまやな~おばあさんになるのが怖いわ」と照代が続けたところにどこからとも無く「カンカンカン・・」と鐘の音が「おお、火事じゃ、どこじゃろうのう」「照代見に行くか?」「あんたは野次馬すきやな~そんなんエエでぇ・・座りぃな」と返して「あんたに話があったんよ、・・・ほなけん、聞いて?」「面倒な話はいやじゃけんのう」「実はお父さんに女の人が居て離婚するんじゃッて親が言うんよ、私はココに居たいけどどうなるかわからんのよ。」「晋一教えてそんなときの男の人の心ってどこにあるん??」「父親見とったらもう気持ちがココに無いような感じじゃ永い事夫婦で居ても他に女の人って出来るん??」「ほ、ら、・・できるんちがうか??俺は経験ないけん判らんけど・・人それぞれ違うだろ。けど、照代寂しいのう、兄貴はどうするんじゃ??」「もう社会人じゃけん、自分ひとりで住むって」「ほな、照代の卒業を待ってバラバラじゃのう、寂しいのう、照代頑張れよ・・」言って晋一は照代が可愛そうになり空を見上げて涙の出そうなのをこらえる。「照代、頑張って自分で自分の人生をつくろうのう・・ありきたりやけど
俺に出来ることはいつでも言えよ」「有難う・・もっとはよう晋一とこうしてたらよかったね、」「きずくんが遅いんちゃうん。そんなのわかっとんで~」「ほな、私が付き合う言った時止めとけ言うてくれたらよかったんで・・」「照代もう、止めようや、今があるけんエエや無いか」「ほんまに気いつくんが遅かったな~」
と言葉にならないような声で言って照代も空を見上げたはぐれ雲が早くと流れているのを見て照代は「私みたいに一人ぼっちの雲やな」とつぶやく
「もう、火事消えたかのう・・」と言って遥か彼方を見つめる晋一に照代は「晋一の良さが始めて判ったわ、今日はほんとに有難う・・」「なんか他に言いたい事あったんちがうん??」「うん、もうええわ今日は楽しかったけん」と続ける。
翌日の教室・・・