F1のスタンディングスタートも緊張しますが、INDYのローリングスタートも独特の緊張感がありますね。
グリーン!グリーン!グリーン!
序盤はやはり慎重に行ったからなのかな!?と言うか殆どぶっつけ本番と言っても良いくらいのレースセッティングのマシンだったわけだからしょうがなかったのかもしれないけど順位を落とす結果に…
ただ、この日のチームの琢磨に対する力の入れようはハンパじゃないものがあったようです。
オーナーJV自ら琢磨に細かい指示を出す等、序盤に突っ走りたくなる琢磨の気持ちを抑え中盤以降の勝負に掛けていたようです。
確かに中盤以降はパナソニックターンや第3ターンで何回もオーバーテイクを見せてくれました。
琢磨自身は第3コーナーのバランスが悪いことを何回もピットに訴えていたそうですが、その第3ターンの追越しは見事と言うしかありませんでした。
その後はバンバンコースで抜いては、ピットではバンバン順位を落とすことの繰り返しでした。INDY初めての日本での結果は12位でした。
最終戦も既に終り、琢磨の今シーズンの戦いは終わった訳ですが、正直言うと、琢磨のレベルはまだ所詮このレベルなのかもしれません。
エンジニアリングから言えばアンドレッティもKVもあまり変わらないと思います。
カナーンやダニカに琢磨がスピードで劣ってるとは思えませんが、やはり彼等には上手さが備わっています。
琢磨がそのINDYにおける上手さを如何に掴むかが来年のレースの結果に大いに影響が出てくると思います。
INDY JAPANの決勝終了後、琢磨応援席前の金網によじ登ってくれて観客の応援に応えてくれた琢磨でしたが…
「勝ってから登れよ!」と言いたかった!
自分等が掲揚した横断幕の前でのパフォーマンス、凄く嬉しかったけど、でも真の琢磨への応援として、敢えてそう言いたいと思います。
まさか、トイレに言っていて見ていなかったら拗ねている訳ではありません…(笑)
あっそれから横断幕、琢磨見ながら走ってたんですね!
地上波の映像ですが琢磨のコックピットからしっかり横断幕が映っているのが確認出来ました。(※右上のO印)
良かった!良かった!
琢磨な10日間…
今年の猛暑は琢磨の物凄いパワーの塊だったような気がします。
INDY JAPANとともに夏の暑さも去っていったようなきがします。
その後も琢磨自身は少し過剰なくらいのイベント等への参加をしてくれています。
F1日本GPに行った友達から聞きましたが、今年一番多かったのは琢磨ファンだったそうです。
日本のモータースポーツのことを考えているのかな!?
でも琢磨ではなくもっともっと我々が日本のモタスポを盛り上げなければと思った「琢磨な10日間」だったかもしれません…