その日5月3日、初めて地元の壮年三人衆で漕ぎに出掛けた。
8時現地到着
駐車場の管理人と話しながら早速準備。
コースは舞鶴市竜宮浜から磯葛島、沖葛島を回って片道2.5km 往復5km。
ゆっくり漕いで1時間半。途中上陸し休憩しても2時間半のちょいっと漕ぎ。
yさんはフルドライスーツで気合いがはいっている。
私は上下ウエットとジャケット。
陸からの南風が吹いていたが準備が終わるころにはピタリと止んだ。
8時50分竜宮浜出艇
風&波なし 申し分ないコンディション。
全く波も風も無いのでファルトでも岩の間スレスレまで漕ぐ。
そして盛んにシャッターを切りながらゆっくり観光漕ぎ。
10時25分 沖葛島で漕ぎ、帰りに時間も十分にあるため磯葛島に上陸。
砂浜は無いが、上陸時は波風なかったためファルトで慎重に岩場に上陸アタック。思ったより楽勝。
(※注意 この写真の奥の海もこの時は平穏!)
自家製、具のはみ出したおにぎり&卵ワカメスープ
薄味過ぎて出来の悪いスープを作った時間(10分)が後々尾を引く。
休憩していると保安庁の船が磯葛島と半島の中間付近に。
こちらに気が付いているかは不明であるが、しばらくして野原の方面に移動するのが見えた。
そしてこのころから帰る方向の海面がざわつきだしてきた。
今までの状況から「そんなにひどくはならないだろう」とこの時はまだ考えていた。
11時15分
再出艇 ←動画クリック3分。
出艇して1分半、急に海面が荒れてきた。
沖の方はウサギが盛んに跳んでいる。
風強く、波高し ←動画をクリック3分。
右からの風が強く船の先端バウが風上の右へ向く。ファルトには厄介な風。
バウを洗う波こそ無いが、不規則な波の連続ですぐ前にいる船さえ見えなくなる。
yさんと離れないようブレードを効かせ方向を保つ。
中間点越え ←動画クリック3分。
少しでも早く回避するため、目的地を半島の東側、進路方向の左側と決める慎重に漕ぐ。
回避完了 ←動画クリック2分
半島(アンジャ島:港を作るために陸つながりになった)の東側、出艇した竜宮浜のすぐ横の小橋浜に上陸。
何事も無く無事帰れて「ホッと」したが正直なところ。
(後の竜宮浜)
11分間、1km、編集なし!生声は恥ずかしいが今後の糧となればと公開!!
実はこれで無事一日も終わりと思ったが、この後にもう一つ展開があった!!!
500mほど歩き、隣の竜宮浜の駐車場に車を取りに「管理人さん心配しているだろうな」と思い、まず管理人さんに挨拶に行くと、
「少し前に心配になり保安庁に通報した」
即、118に自分の携帯で電話し事情を話し、お詫びし電話を切ると
先ほど休憩時に見た保安庁の船か?すでに港の近くまで迫っていた。
しばらく様子を見ていると私からの連絡が入ったのか、今度は西の方に向きを変え新たな任務に戻っていかれた。
まとめ
・近場、距離も少し、天候も晴れの条件で心に油断があった。
・海、風予報を見なかった。(有料のアプリを登録しているのに)
過去の天気予報はネット上にはなかったが、3日朝の新聞によると「高気圧に覆われるが、日本海を通過する気圧の谷の影響を・・・」
過去の天気実績は北西の風、8m程度が夜までの記録があった。
・刻々と変わる空、海の状況に気をつけなかった。
駐車場の方によると
この時期突然変わりやすい
西の空がかすみ出すと悪くなる(この日、西の空を気にしていなかったが、荒れる前その兆候があった思う)
冠島に雲が掛ると悪くなる等々
夏のべったり高気圧が張り出す時期が一番安定等々
駐車場の管理人さん、保安庁の皆さん、ご迷惑をかけすみませんでした。
より、安全で楽しい海でのふれあいに今後とも努めます。
と言う事で、11日はナチャラさんにリクエストして琵琶湖マキノにレスキュー&再乗艇練習に行ってきます。
今回の漕ぎの軌跡←クリック
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8時現地到着
駐車場の管理人と話しながら早速準備。
コースは舞鶴市竜宮浜から磯葛島、沖葛島を回って片道2.5km 往復5km。
ゆっくり漕いで1時間半。途中上陸し休憩しても2時間半のちょいっと漕ぎ。
yさんはフルドライスーツで気合いがはいっている。
私は上下ウエットとジャケット。
陸からの南風が吹いていたが準備が終わるころにはピタリと止んだ。
8時50分竜宮浜出艇
風&波なし 申し分ないコンディション。
全く波も風も無いのでファルトでも岩の間スレスレまで漕ぐ。
そして盛んにシャッターを切りながらゆっくり観光漕ぎ。
10時25分 沖葛島で漕ぎ、帰りに時間も十分にあるため磯葛島に上陸。
砂浜は無いが、上陸時は波風なかったためファルトで慎重に岩場に上陸アタック。思ったより楽勝。
(※注意 この写真の奥の海もこの時は平穏!)
自家製、具のはみ出したおにぎり&卵ワカメスープ
薄味過ぎて出来の悪いスープを作った時間(10分)が後々尾を引く。
休憩していると保安庁の船が磯葛島と半島の中間付近に。
こちらに気が付いているかは不明であるが、しばらくして野原の方面に移動するのが見えた。
そしてこのころから帰る方向の海面がざわつきだしてきた。
今までの状況から「そんなにひどくはならないだろう」とこの時はまだ考えていた。
11時15分
再出艇 ←動画クリック3分。
出艇して1分半、急に海面が荒れてきた。
沖の方はウサギが盛んに跳んでいる。
風強く、波高し ←動画をクリック3分。
右からの風が強く船の先端バウが風上の右へ向く。ファルトには厄介な風。
バウを洗う波こそ無いが、不規則な波の連続ですぐ前にいる船さえ見えなくなる。
yさんと離れないようブレードを効かせ方向を保つ。
中間点越え ←動画クリック3分。
少しでも早く回避するため、目的地を半島の東側、進路方向の左側と決める慎重に漕ぐ。
回避完了 ←動画クリック2分
半島(アンジャ島:港を作るために陸つながりになった)の東側、出艇した竜宮浜のすぐ横の小橋浜に上陸。
何事も無く無事帰れて「ホッと」したが正直なところ。
(後の竜宮浜)
11分間、1km、編集なし!生声は恥ずかしいが今後の糧となればと公開!!
実はこれで無事一日も終わりと思ったが、この後にもう一つ展開があった!!!
500mほど歩き、隣の竜宮浜の駐車場に車を取りに「管理人さん心配しているだろうな」と思い、まず管理人さんに挨拶に行くと、
「少し前に心配になり保安庁に通報した」
即、118に自分の携帯で電話し事情を話し、お詫びし電話を切ると
先ほど休憩時に見た保安庁の船か?すでに港の近くまで迫っていた。
しばらく様子を見ていると私からの連絡が入ったのか、今度は西の方に向きを変え新たな任務に戻っていかれた。
まとめ
・近場、距離も少し、天候も晴れの条件で心に油断があった。
・海、風予報を見なかった。(有料のアプリを登録しているのに)
過去の天気予報はネット上にはなかったが、3日朝の新聞によると「高気圧に覆われるが、日本海を通過する気圧の谷の影響を・・・」
過去の天気実績は北西の風、8m程度が夜までの記録があった。
・刻々と変わる空、海の状況に気をつけなかった。
駐車場の方によると
この時期突然変わりやすい
西の空がかすみ出すと悪くなる(この日、西の空を気にしていなかったが、荒れる前その兆候があった思う)
冠島に雲が掛ると悪くなる等々
夏のべったり高気圧が張り出す時期が一番安定等々
駐車場の管理人さん、保安庁の皆さん、ご迷惑をかけすみませんでした。
より、安全で楽しい海でのふれあいに今後とも努めます。
と言う事で、11日はナチャラさんにリクエストして琵琶湖マキノにレスキュー&再乗艇練習に行ってきます。
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貴重な体験でした。
格好よく言えば、自然の前では謙虚でありたいですが、欲の塊の心身では中々難しいです。
「イッチニ! イッチニ! オッケー! オッケー!」
白波があれだけ出てうねるとかなりの恐怖ですねぇ~。
自宅のパソコンの前で、まるで自分自身が必死で漕いでいる様になりましたよ。
時々、自然からこれぐらいのお灸をすえて貰った方が、我々には良いかもしれませんね。
あまり誉められたものではありませんが、経験を積み重ねより安全に楽しく水辺で漕げればと思っています。
tr-komaruさんのブログ、楽しみに拝見してます。早く電車に乗って漕ぎに出たいと思う日々です。
こちらこそヨロシクお願いします(^-^)
日本海側のフィールドう漕ぎに行く為、しげさんのブログを参考にさせて頂きます。
前に重心は少しでも身体の姿勢が前に行くことで横からの風ウェザーコッキング対策(バウが風上に向く)と前で漕ぐ方が自動車のFF式と同じように推進力が安定すると聞いています。
急変経験ありますか。
6年間で今回のような急変経験なかった ので油断しました。
自然の力に勝とうと思わず、一歩下がったところでこれらも自然に遊ば してもらいます。(^^)
何にしても無事にご帰還出来て何よりです。僕も怖い思いをしたことはあるので、人事ではありません。楽しかった思い出だけをブログに掲載するよりも、大変な思いをしたことを載せることも必要ですね。
私も去年、漕ぎなれない友人とびわ湖竹生島に行った時、1時間しない内に白波が立ち始め、トゥラインを持って行かなかったことを反省した日でした。
天気は予知能力と分析能力、どちらも必要ですね。
お疲れさまでした。