goo blog サービス終了のお知らせ 

[pat!] 春待ちかわら版web

人形劇団プーク劇団員による自主公演「pat!」◆2010/3/6-7◆@プーク人形劇場◆満員御礼にて終了!!◆

マレノフのマリオネット

2010年01月15日 | ひとりごつ
数年前。

劇団で文化庁の助成をもらって、ブルガリアからマレノフ教授をお招きしてワークショップをしたときのこと。

教授がトランクに詰め込んできた十数体(!)のマリオネット。

見ただけで、触りたくなる衝動にかられる、美しさと存在感のある人形たち。

動かすとさらに魅力が増す、だからどんどん遣いたくなる、そんな人形たちだった。

普段そんなに一生懸命稽古してないやろ!と思うような連中も、夢中になって人形に触り稽古していた。

それくらい、遣いたくなる人形だった。そして、ストーリーが生まれそうな人形だった。


そんな、人形にまた会いたいし、作りたい、作ってほしい…そんな気持ちがあるから、役者の私なのにも関わらず、「美術家発の人形劇」というコンセプトの今回に、関わっているのだ。

でも。

丸い玉だけでも、一枚の布切れだけでも、人形劇はできるわけで。

ホウキや鉛筆が、たまらなく表情豊かに見える人形劇もあるわけで。

ただひとつのボール・ただひとつの何か、そんなものをこそ、延々楽しく遣えないようでは、人形劇役者とは言えない?

そんな疑念?も沸いたりして。

良い劇人形ってなんだ?

劇人形の魅力はどこにあるんだ?


そんな今さらを再発見したい。

きばってよ、美術家。


遣えない役者のせいにされないように、役者も気張るからさ。



実委長でした。

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
心得た (人形美術家:◎じ)
2010-01-16 04:08:03
実行委員長は生粋の「人形遣」であるというわけですな。

行きがかり上とはいえ、人形を作るのを生業にした者として、この挑発に乗らいでか!と多分に出来レース的に受けて立ちますよ。

観客より先に人形遣をマイらせる人形を仕上げてあなたに捧げます。わき上がる衝動とやらで思わず遣ってもらえたらこっちも至福。このバトルが真剣なら真剣なだけ、観客も至福。
首グラを洗って待ってて下さい。
返信する
◎じ様 (実委長)
2010-01-16 23:22:05
あれー挑発に見えました?
どちらかと言えば応援歌なんですが。(^-^;

まぁ、そんな
けんか腰にならずに、
なかよく
いっしょに
よろしくお願いします。
(o^v^o)
返信する