今日の本。
読書期間：2021年6月21日〜24日
作者：北村薫
『鷺と雪』
昭和初期、
まだ華族制度が存在した頃の話。
上流階級な目線からの話で、
昭和生まれではあるけど、
遠い遠い昔なので、
わたしには昭和と言うより
大正なイメージで
読んでしまいました。
上流階級のお嬢様の
女性お抱え運転手
ベッキーさん（日本人）が博識で、
ベッキーさん目線で
色々事が解決していく。
どうやらシリーズらしく、
ベッキーさんシリーズ最終章だそうです。
３編の話の本でしたが
タイトルの鷺と雪は
昭和11年の
二・二六事件が絡む内容。
上手く表現出来ないのですが、
読み終わって、
今まで読書で感じた事のない
感情を味わいました。
切ないでもないし、
なんだかわからないのですが、
なんかドキドキはしました。
読者好きなのに、
全く語彙力が身に付かず
情けない...
