続いて、3講時目の学生さんたちの感想です。
「仏教の授業を受けるとき、最初は興味がなく、おもしろくないと思っていました。でも授業を受けるたび、おもしろく、新しいことを学びました。同時に、自分の愚かさにも気づかされました。仏教の授業を受けてよかったと思います。一年間ありがとうございました。」
「1年間、仏教の担当ありがとうございました。先生の授業は、ただ板書して、その空間だけで考えるのではなく、日常生活に深く関係していることばかりで、本当に好きでした。」
「平野さんの言葉一つ一つに、子どもに対する愛情が伝わってきて、とても感動しました。1年間仏教の授業を受けて、ブッダの教え、親鸞、法然の教えについて学びました。この授業でたくさんのことを学ぶことができてよかったと思いました。この学んだことをこれから生かしていきたいです。1年間ありがとうございました。」
「自分が目覚めようとしていなくても、目覚めさせ、救ってくれる。そして、目覚めたときに、自分自身の姿と、自分自身を気づかせてくれる阿弥陀仏のはたらきに気づく。やっと理解した気がする。」
「仏教の授業だけれど、自分の生き方について学べました。ありがとうございました。」
「親の愛の深さを知ることのできた講義でした。仏教についての知識はもちろん多く学びましたが、最後になって思うのは、人間や愛について学べた深い深い講義でした。」
「今の私がいるのは、家族や友人など多くの支えがあるからだということを改めて感じました。感謝の気持ちを忘れずに、毎日を過ごしたいと思いました。」
「自分も大学に来て一人暮らしを始めるまで、親や周りの人たちに支えられていたコトに気付かなかった。でも、大学に行って、そしてこの授業を受けて、自分は愚かだったと気付くことができた。今の自分がこうして毎日楽しく生きているのも、親をはじめとする多くの人たちのおかげだと知ることができた。この気持ちを大切にしていきたい。1年間ありがとうございました。」
みんな、ありがとう。
仏教の思想Aでは、縁起の教えを学んでもらいました。
そして、仏教の思想Bでは、なかなか本当には理解できない私たちに、縁起を教えてくれているはたらきがある、ということを学んでもらいました。
縁起を本当に理解した時、私たちの生き方も変わります。
親しい人が亡くなった時、かけがえのない命であることを本当に理解でき、人生を無駄にしないように生きようと思えます。命に差別はなく、どんな命も尊いということを本当に知った時、自分のことだけ考えて生きるのではなく、助け合って生きていかなければならないことも本当に知らされます。
そうやって本当のことを教えてもらうことで、私たちは本当の人間へと育ててもらっています。誰かや何かに頼るのではなく、自分の頭で判断し、自分の責任で、自分の人生を歩める人間、つまり本当の自分になるのが、仏教という教えです。
一年間、講義を受けてくれて、ありがとうございました。
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