夏の甲子園 ベスト４決定

夏の甲子園はベスト４が決まり、準決勝の組み合わせは

第１試合　県岐阜商対日本文理(新潟)
第２試合　花巻東(岩手)対中京大中京(愛知)

となりました。

愛知県のレベルが高いのは言うまでもありませんが（イチローを輩出していますし、愛知県勢として７回優勝しているのですから）、他３県は高校野球が強い県という印象はありません。（長野県も他人のことは言えませんが）
夏の甲子園都道府県別勝率ランキングによると、愛知県は９位ですが、岩手県は48位、新潟県に至っては最下位(しかも新潟は春夏通じて初のベスト４です）
岐阜県は15位ですが、岐阜県勢で夏の甲子園ベスト４進出は45年ぶりというのですから、今年はそういう観点から見ればかなり面白い大会になっています。

４チームに共通しているのは打撃陣が充実している点でしょうか。（「春は投手力、夏は打力」とは言いますが…）
日本文理は３回戦で20安打をマークしましたが、３試合で50安打（！）と春のセンバツで完封負けした汚名を完全に返上しています。(その時の相手は長崎の清峰でしたが）
県岐阜商も初戦では初回に７店を奪う猛攻でしたし、今日の帝京戦でも３回に見事な集中打で強豪を下しましたし、中京大中京も長野日大から15点奪いましたし、今日のゲームでも初回の２年生が放ったホームランは(金属バットとは言えども)高校生離れした飛距離と弾道でした。
花巻東はエース菊池君が不調だったり、アクシデントで降板しても打撃で勝っている印象を受けます。

個人的には（半分新潟県民みたいなもんですが）、日本文理には頑張ってもらいたいですね！
ただ実力的には中京大中京が一歩抜けていると思います。
花巻東の菊池君の状態次第ですが、花巻東対中京大中京が事実上のファイナルかなぁ、とも感じています。

いずれにせよ、残り３試合好ゲームを期待しています