シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

金剛山をてくてく

2012年02月05日 | 山歩き

土曜日、風まだ強し。 冬山の小道具を試すのは日曜日だな・・・。

連れの影響でコンロ購入、更に植村直己さんの「北極に駆ける」の影響で、雪か氷でラーメン作ってみたくなった。

冬場、溶かせば水はいくらでもある。 荷物の水筒が減るとめっちゃ楽やん・・・。

アリオのモンベルでスパッツ購入ついでに、「日本列島生き物たちの物語」を見ました。 

六甲のウリボー、愛くるしいけど、匂い隠すために沢でおしっこしてました。

金剛山でイノシシの話は聞かないけど、沢の氷はさっそく却下。

雪にしよっと・・。 念のため、水筒にお湯入れて出発。

今回はダイトレの先、もみじ谷へ。 下りは3回、登りは初めて。

飛沫が雪を溶かし、掘り出したばかりの水晶みたいになってます。

結構急ですが、写真の度に自然と休憩が入るんで楽ちんです。

ちょっとチキンなんで、人が踏み固めているであろう日曜を選択して正解でした。

一番上の滝は、正面のわずかな口を除いて、ほぼ完全なドームになってました。

物足りない? 角度を変えれば、ほれ、完ぺきドーム。

ベテランの中には現場で完ぺきでないことを嘆く人がいますけど、初めてきて素直に感動してる人を邪魔しちゃいけませんよ。

その時その時の良いところを探したい。 毎回、違うことを楽しみたいのであります。

水量がぐっと減って、右に左に沢をまたいで登る。

左の谷を見上げると、いつも下りてくるぬめっとした滝とロープ場。

足跡があるけど何日か前のものに雪が積もってる。

あれれ? 最後の蟻地獄は誰も行かないの?

右の谷は、今日の足跡がしっかりと。

右から下りてくる常連さんに聞くと、こっちがもみじ谷本流ルートとのこと。

ありり? ずっと勘違いしてました・・・。

誰も行かない蟻地獄に、チキンな自分が行くはずもなく、ホントの本流ルート、ありがたく初体験。

ここからが急。 トレッキング靴で蹴りこんでもスキー靴みたいにつま先が雪に入らないので、階段が作りづらい。 簡易アイゼンを利かせようと土踏まずをべったりつけると、足首の角度がきつく、こんどはヒラメ筋が・・・。でも良い感じでルートが木を縫ってるので、木も掴んで登る。

蟻地獄はもっとべったり急斜面。 あのまま行っても、雪の登りは無理かもね。

休憩がてら写真を撮りましたが、歯がゆいほど傾斜のイメージが伝わりません。

 

登り切って平坦な道になって少し行くと、バードウォッチングポイント。

鳩より少し小さい青い羽根の鳥が数羽。

トリミングして自動修正して、やっと鳥に見えました。

いつもはここから降りてました。 私個人のもみじ谷本流ルート。 

一番上は凄い人。 トイレして、上半身一式を着替えて、ハンコを貰って金バッジ。

記念写真は各所で順番待ち。 女子トイレは長蛇の列。 

それが済んだら、各自カップ麺を大事に抱えて三分間待つ。

なんだか健康診断でいろいろ回っていく感じがしないでもない。

 

うまいタイミングでベンチを確保できました。

その辺の雪をこっそり鍋に入れても、えらい注目されそうなので、持参のお湯・・・。

ここでもチキン。

大振りのトマトを手でつぶして入れて、その間におにぎり。

ちょいと小ぶりなタイのグリーン・カレー・ラーメン。

体温上げて行きませう。

〆は、チャーシュー・メンマのおにぎりを丸ごと潰して、クッパ風?

最後は雪で鍋をこすってきれいさっぱり。 ゴミと一緒にコンビニ袋にいれてリュックの底へ。

人の途切れる隙を狙って、金剛山の記念写真。

すでに12時半。 ずいぶん時間かかってるなぁ・・。

天気が最高。

迷わず展望台へ。 行ったことのない山々を見渡す。

夏はもっと足伸ばそっと・・・。

最後はダイトレでザックザックと下山。 

要らないと言えばそれまでですが、ストックがあればその分大きく動けてペースが上がり、より強い運動をしてる感じがします。 

冷たいスポーツドリンクが旨い。

水越峠で14時40分・・・。葛城山連荘はまた今度。

滝の氷、無風、晴れ、くくっくくっと楽しい雪。

すべてを揃えてくれた、優しい一日に感謝。


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