おうちde中国茶

中国茶・台湾茶で癒されている日々のこと、身体にも心にも良いお茶のこと、「おうちde中国茶」について書いています。

1967年産文山包種

2012-12-17 | 台湾茶

本日の台湾茶講座でいただいたお茶で印象的だったのが1967年の文山包種。私が生まれる前に出来たお茶が、今日の今まで大事に保存されてきた・・・それを考えるだけでも鳥肌ものです。敢えて2012年冬茶の文山包種との飲み比べをしましたが、あまりの違いに驚きました。

2012年冬茶の方は爽やかな清香で水色もきれいな黄緑。発酵もほとんどないため緑茶のような味わいが楽しめるため私も大好きな味です。

一方1967年の茶葉の香りは、まるで漢方薬。香りは、どこか懐かしい古い日本家屋香り、萱葺き屋根の家屋の香り、お寺の香りなど感想が上がっていました。ところが味はプーアル茶のようで、味わいの中に深い甘みを感じてとても飲みやすかったのが驚きでした。身体の隅々にまで行き渡るこの貴重なお茶との出会いに感謝です。


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茶小屋 李舟 

2012-12-13 | お店


お茶の友達に素敵な空間に連れて行ってもらいました。

中国茶教室の先輩にあたる方が今年2月にOPENされたお店で、箕面にひっそりとたたずむお店の玄関前には「茶小屋開いています」と書いてありました。茶小屋の空間にはいくつもキュンとさせてくれる場所が沢山あります。今回はお庭の見える南のお席でいただくことにしました。

本日いただいたのは2種。

「烏崠単叢紅茶」、私も好きな単叢ですが、紅茶にするともっとまろやかでフルーティーな甘さが際立っているように感じ、いつまでも味が変わらずいただけました。

「雲南老茶樹紅茶」、一瞬プーアル茶のように感じましたが、古い大きい樹が吸い上げたミネラルたっぷりの味がして後で甘さを感じられる、初めていただくお味の紅茶で美味しかったです。

少し暗くなったときに小屋主さんがそっと蝋燭に灯をともしてくださり、映し出される小屋のあらゆる物の陰影が美しく印象的でした。小屋主さんのお茶のお話も興味深く、今回はおすすめいただいた「紀州紅茶」を購入。おうちdeゆったりとした気持ちでいられるときに味わいたいと思います。



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ゴディバ ラングドシャークッキー苺・抹茶

2012-12-12 | お茶請け

お日様が照らないと家の中でも一気に冷たい空気が流れます。
12月は何かと動き回る日が多く、午後にゆったりお茶をいただく時間はなかなか持てないものです。
それでもどこかで忙しい気持ちを一旦リセットしないといけないため、やはり甘いお菓子とお茶をいただく時間は必要なのかもしれません。

頂き物ですが、ゴディバのラングドシャー苺や抹茶は紅茶や中国茶ともぴったり。チョコは塩キャラメル入りでとても美味しかったです。鳳凰単叢と一緒にいただきました。

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鳳凰単叢(蜜蘭香)

2012-12-11 | 中国茶

ここのところ、自分の中では鳳凰単叢がブームのようです。
身体がホカホカする上に、香りがマスカットのようで癒しになっています。

鳳凰単叢は淹れかたに少し気を遣います。
細く低い位置で淹れないと、苦味が一気に出てしまうからです。
細くねじれた葉がびっくりしないようにゆっくりと淹れると、ちゃんと味と香りで応えてくれるのが魅力的でもあるのでしょう。

鳳凰単叢には「蜜蘭香」、「東方香」、「黄枝香」、「芝蘭香」、「八仙」、「玉蘭香」、「桂花香」、「稲花香」など80種以上、このような名前のついたものがあるようです。

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鳳凰単叢稲花香

2012-12-06 | 中国茶

杭州の茶道教室でおすすめされて購入した鳳凰単叢稲花香です。
まず優しい花の香りがした後に舌の上でグッと鳳凰単叢の苦味がやってきますが、その後甘い花の香りが喉で残っていてとても美味しいです。

こちらは2煎後の葉ですが、茶葉自体は大きく肉厚で、茶色と緑がかっており、水色も綺麗なオレンジ色でした。
稲の花だけにお餅を使った和菓子やおかきなんかと合うかもです。

稲の花は近所でも見ることはありますが、香りを嗅いだことはないので、来年は一度鼻を近づけてみようかと思っています。

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