ケンタロの引越し

04年03月11日（木）　ケンタロの引越し _____

ケンタロにとっては、なんでも遊びになっている。
親たちが設計の話しをしていれば、どこかでちゃんと聞いていて、
自分も一緒になって設計図を書き出しているし
（ちゃんとそれにつき合ってあげているおにいちゃんはエライネ。）
今度はヤツら、自分たちの家を組み立て始めた。
もともとおにいちゃんはそうゆうのを組み立てるのが得意だし
なかなかどうして、体育会系バリバリって感じのケンタロだけど
ぜんぜん負けていない。

家には、レゴや、もっと大きな『井』の字みたいなソフトビニール製みたいなやつ、
その他にも木製の昔ながらの積み木やら、どこからか手にいれた少ししかないやつ、
“ブロック”と呼べるものが数種類あるんだけど。
どれも同じ規格のものではもちろんないから、
てんでバラバラなわけだが、ケンタロたちはそれら
材料と呼べるものはフル活用して、部屋中に家を建築してしまった。
もう、単に「家」ではなく。
呼ぶならば、「ジオラマ」といった方がいいみたいな。

それぞれ、住む人が決まっているいくつかの部屋に
きちんとベッドも用意して、夜になったのでみんな寝ていた。
仮面ライダーの戦士たちや、ポケモンたちが
それぞれの部屋で寝ている。

家をぐるりと囲む塀があって、外につづく路やまわりの景色も少しできている。
家のなかには階段？のようなすべりだいのような大きな斜面が二つある。
（彼らは設計の時に、階下へ降りるのに、すべりだいか消防のような“棒”を提案している）
そこに人形をおくと、ほんとにすべりだいのように
てんてんてんと滑って降りていく。

ケンタロたちにとってはかなりの大仕事だったみたい。
おかあさんは掃除ができないから片付けて、と言っているが、
ここまでの仕事をそう簡単に片付けられないのもわかる。
おかあさんに少しの猶予をもらって、おにいちゃんとふたりで
こんどは建築ブームの後に引越しブームがやってきた。
なにやら二人で相談している。
『今日、帰ってくるまで触らんとってな！』
そういってふたりとも出かけた。
どうやら、帰ってから、このジオラマを移動するらしい。
隣の部屋のおにいちゃんの机の上に引越し。

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帰ってきて見てみると、
景色ぐるみはあきらめて、家単体でユウトの机の上に置いてあった。

ケンタロ、満足かな？

二人とも、仕事を追えた男の顔？で、すやすや眠っている。

君らが眠る部屋は広くしないといけないね。
ライダーたちより、かなり寝相がわるいからね。。。。