杏歌の独白

主にゲーム音楽の耳コピー話中心の予定ですが、美味しかった物や日頃思いついた事もつらつらと。

雑記:「頑張れ」とか「無理しないで」とか

2015-03-21 | 日記・エッセイ・コラム
「頑張って」とか「無理しないで」というのは、一般的にはいい言葉だと思う。

でもテレビのチーム戦等、1人ずつで挑むクイズでチームメイトが「頑張ってー」「君なら出来る」挙げ句の果ては「お願いクリアして」「信じてるー」とか絶叫してるのを見ると「うわ~止めてあげて、これ以上ハードル上げて追い込まないで」と思ってしまう時もあります。

声援も時として考えもの。
まあ番組的には追い込んだ方が面白いから、ワザとやってるフシが多いけれど。

でも、これが日常 普通の人間なら普段の実力なんて活かせる訳がない。

ではこんな時にはどう声援を送ればいいんだろう、と思い出したのが「頑張り過ぎると緊張して力が発揮出来ないので、目一杯楽しむ」というお話。
 
どなたが言われたかは、差し障りがあるといけないので伏せておきます。
その時も、なるほどこれはいいな、と感心しながらも、それまで過剰にかかるプレッシャーにあまり思い至らなかった自分を恥ずかしく思ったり反省したり、でした。

それ以来、不用意に「頑張って」とは言わずに、ちょっと考えるようにしてます。

もちろん「頑張れ」という言葉自体が全部もれなく良くない言葉だ、と言っているわけではありません。

以前のブログにも書きましたが、初めて昇級試験でヤマツカミに挑んだ時に、残った団メンバーから団チャで「頑張れー」と励ましてくれた事、数年前なのにまだずっと覚えてます。

失敗したら、また塔のてっぺんまで走らせる事になる、時間も余計にかかってしまう、団メンバーへの申し訳無さと自分一人が3乙したらどうしよう?とか心配と恥ずかしさと怖さも覚えてる。

でも、すごく明るい「頑張れー」は力と励みにもなった。
だから結局はケースバイケース、という事かも、と思ってます。
先方の状況、性格、声援を送る人の数、そして間柄とか。

「無理しないで」という言葉も似てるかもしれない。
あまり親しくもない人に言われると立ち入られる感じで嫌がる人もあるし、私自身はちょっとは無理した時に自信が付いたことがあったりしたので、身内に言う場合「無理し過ぎない程度に頑張って楽しんで来てね」という感じ、かな。

気心知れた身内ならお互いに人となりはわかっているし、「ん?」と思ったらすぐ聞き返せるけれど、ネットだけとかの付き合いだと 気軽に聞き返したり、突っ込んで聞けないから深読みや曲解が往々にしてある。
気軽に喋った事でも、先方に傷をつけていたり悩ませたりするかもしれない。

そう考えると、ブログ記事やTwitterでも何か書きかけては止めたりして沈黙する事が多いんですよね。

まあ実の所、わざわざ文字にするほど大したネタ自体ねーしw



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