辛気くさい近況報告

お久しぶりです。

ここしばらくサイト(曲)やブログの更新が滞ってました。

何も無かったように再開するより、気持ちの区切りのため
思い悩んでいた事を書いておきたいので
本日のブログは辛気くさい内容になりますが、どうかお付き合い下さい。

私は「自分のmidiに余計な印象を付けるくらいなら、
年齢性別他不詳がいい」と、思っています。
とはいえ、今まで何度か問題はありました。

私は以前から あまり詳しいプロフィールは(特に年齢)
自サイトを初めとして置きませんでした。

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それでも、自分がそれなりに古い話を気軽にしたりしてたので、
はっきり口に出さずとも「女の子」とか言える年代ではない事は、
ある程度察して頂けてるかな、とも思っていた。

しかしネットでは、聞きかじった昔の事柄を
自分自身の経験の様に口にされるかたが珍しく無い事を知りました。
そしてそれは「ネタ」同然に受け取られ、
必ずしも話し手の実年齢のヒントにはなりえないんですね。

ネット等の仮想世界でも、現実世界でも、
私が実年齢を話したとたん妙な空気になり、
それ以来相手が戸惑っている、あるいは距離を置こうとしておられる、と
感じた事が今まで何度もありました。

とはいえ、最初に相手から尋ねられない限り、
自分から言い立てるのも なんか変じゃないですか。

私は「この人と友達になりたいな」と思う時は
あくまで中身だけの問題でして、性別・年齢・容姿・学歴・職歴など 一切無関係です。

今でこそ自宅近くに1人の友達も居ない私ですが
一時は(いい大人になってからも)
近所の幼稚園児から同年代まで 実に幅広く遊んでました。

ただ、自分より年上でゲームを楽しむ人に巡り会えなかったので
もしそういう人に出会えたら…確かに、正直想像つきませんねぇ。

ざっくばらんに喋れるかもしれないし、立ち位置に悩むかもしれない。

自分自身がそうなんだから、
相手に「今まで通り接して欲しい」と
求められるわけもなし。

ちょっと前にまたそういう事がありまして
へこんでいたわけです。
日が経っても、季節をまたいでも
いつも通りに過ごそう、と心がけるも
落ち込みはなかなかなおらない。

距離を置かれた、と感じる度に「言いたがりと思われても
最初から年齢を言えば良かったのか」「年齢差がいけなかったのか」
「私の容姿や話し方が生理的に受け付けなかったのか」など
色々自分を責めました。

一旦マイナス思考にスィッチが入ると、転がり落ちるのは超早い。

今さら悔やんでも仕方ない色々な事を何度も反芻して自分を責めていました。

そして、ブログを書く気も、Twitterでつぶやく気も次第に無くなるまま日が経ち
それでも音楽だけはやはり作りたくて ソフトを立ち上げて はたと気がついた。

自分の実像を隠してupする事は「詐欺」に近いのか？ということ。

聞き手が一方的に勘違いしてくれてるから、と
知らん顔しているのは卑怯じゃないか？

やはりここでもぶち当たるのは「年齢」の壁なんですね。

でもそこまで責任を負って
リアルな個人情報を出さなくちゃいけない、と考えるのは
行き過ぎじゃないか？

頭で自問自答を繰り返しても
今まで私の実像にがっかりさせた人への慚愧の念が大きくて
なかなか処理しきれずに月日だけが経っていきました。

しばらくPCも立ち上げずに
一生懸命考えた挙げ句に行き着いたのが
「考えても仕方がない事を考え悩む事は、
せっかく生きている今の時間を無駄にするだけ」という事。

実像を出す、というなら
画像・履歴書くらいさらけ出す覚悟は必要だと思うけれど、
それに対する批判や揶揄を受け流す強さは無い。

かといって、耳コピーをUPするのを止める事は
私の唯一の「お金にならないライフワーク」を捨てる事だから考えられない。

ならこのまま実像を秘し隠し やって行くしかない。

私の実像を何かのはずみで知った人が またがっかりされたなら、
「申し訳ない」と誠心誠意 謝るしか術はない。

以上の事を、頭のみならず
心でも思えるようになったので ようやく再始動。

midiも少し前から手元で再開しました。。

超久しぶりなので、正直なかなか 波に乗れていません。

ですので、次のmidi更新はもうちょっと時間がかかりそう。

いたって当たり前、ありきたりな結論ですが、
あえて自分1人で悩み、落ち込み、考えたすえ得たありがたい心境。

これで、ようやく「凶」の呪縛から脱出できたのかもしれない心持ちです。
(あと半年残ってるけど)