杏歌の独白

主にゲーム音楽の耳コピー話中心の予定ですが、美味しかった物や日頃思いついた事もつらつらと。

とりとめない話(midiとかバンドとか)

2013-10-01 | DTM(ゲーム音楽)

先日のブログ(9/28)にかぶる内容でもありますが
耳コピーする際、各トラック(各音色)
全力で原曲に寄せて作っても
合わせて同時発音で聴いてみると
「ちょっと原曲とは違うなぁ」と思う部分が多々あります。

各トラックを合わせ  調節・修正する事を
「ミックスダウン」と言いますが、
これって まるでバンド活動での合同練習みたいだなーと思います。

普段は個人で各パートを練習しておいて、
スタジオ等で合わせる時は
演奏しながらお互いのパートを聴く事で微調整し
ひとかたまりの「音」にし「曲」にし、仕上げていく作業。

まさに「ミックスダウン」


この時までには、少なくとも 詰まらずに
最後まで演奏出来るまでには仕上げておくのが 他のパートへの礼儀だと思う。

まあ社会人バンドなら
仕事の都合で練習出来ない事もあるでしょうし、
その他 色々な個人の事情もあるでしょう。

それを全部かなぐり捨てて練習すべきなんて言いません。
(「プロ」は別でしょうが)

ただ、心構えとしては
「団体練習の場で、個人レベルで消化出来る未消化物を持ち込まない」
ぐらいは必要だとは思う。

19才で初めて学生バンドを組んで以来、
いくつかユニットを組みましたが
2人や3人の少人数の方が やはり早く形に仕上がってました。

メンバーの質にも依るけれど、足並みが揃う。

最大規模では ネットでの募集を見て集まった
10人位の社会人バンドがありましたが、
2年ほどかかって ついに1曲も仕上がりませんでした。

「曲を仕上げていく楽しさや充実感」ではなく、
まず「みんなでわいわい好きな音楽をやりましょう」
というコンセプトだったんだな、と悟った次第。
(みなさん、いい方々ではありました、これはホント)

メジャーでも「音楽の方向性の違い」とかで解散されたりしてますが、
メンバー全員の許容やこだわりのレベルがぴったり揃う事は
まず「無い」に等しいと思う。
となると、こだわり度の違うメンバーが どこまで 歩調を合わせられるか、が
ネックと言ってもいいか。

しんどい思いをしても、「一緒に音楽をしたい」と思える何かが
メンバーにあるかどうかか。

学生の時に、自分から入ってきたメンバーに
「こんなに練習するんならいや。ただ楽しく適度にできると思ってたのに」と
言われた事もあります。

改めて話をしてみて、どうも彼女が考える「楽しくやる」は、
何回も繰り返して練習するのではなく
普段カラオケで遊ぶ感覚で 1~2回歌って
「気持ちよく歌えた」で満足だ、との事。

確かにそれはそれで、一つの道、楽しみ方ではありますね。
・・・私とは違うけど。

私個人としては、最初くそへたでも、繰り返し練習して手直しする事で
少しずつでもバランスの取れた
ひとつのまとまりになって行く楽しさや満足感が欲しい。
ただ、その為には繰り返しの、地道な練習が当然必要。
独りでの練習量もたくさん必要。

最後のネットバンドを抜けてからは、主に単独活動をしています。
(たまにコラボをする事もありますが)
耳コピーmidiに関しては単独行動が1番気楽でいいな、と思う。

だれはばかる事なく、好きなだけこだわれる。

正直、私と組むと 色々な意味でメンバーに申し訳ない、と思う。
人付き合いがまず、へたくそですし。

でも、機会があればゲーム音楽のインストセッションをしたい。

昔、イベント(ブライダル)プレイヤーの仕事をしていた頃
初顔合せのメンバーと 演奏曲名の打ち合わすだけで
30分ほど休みなくセッションをした事があります。

あれは超楽しかった。

いつかゲーム音楽でアレをするのが私の夢の一つ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿