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目から鱗が落ちる

2006-12-21 19:44:00 | 眇め草紙


目から鱗が落ちる  
写真㊤:梅津正樹アナウンサー
     



 “目から鱗(うろこ)が落ちる”という表現をよく使う。

 しかし 目に鱗があってタマルカッ! と常々思っていた。
 ところが先日のNHK・TVのことばおじさんこと・梅津正樹アナウンサーによると、何と!これは新約聖書にある言葉だそうだ。驚いた 

 なるほど広辞苑によれば…(新約聖書の使徒行伝から)あることをきっかけとして、急にものごとの真相や本質が分かるようになる とある。
 語源由来辞典には、さらに詳しく…キリストの奇跡により盲目の男の目が見えるようになったという、新約聖書『使徒行伝』第九章の「直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見ることを得」から生まれた言葉 と説明している。

 それこそ “目から鱗が落ちた” ヨ。

 でもね、これが本来の語源だとしても、これじゃあクソ面白くもなんともない。
 やはり「目に鱗があってタマルカッ!」とか「目の鱗は、どうやって落とすのだろうか?」と思った方が愉快だ。タワシでゴシゴシ落としたら、鱗は落ちても痛くて堪らないだろうテ。ハハハ…

06.12.21

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