目から鱗が落ちる
写真㊤:梅津正樹アナウンサー
“目から鱗(うろこ)が落ちる”という表現をよく使う。
しかし 目に鱗があってタマルカッ! と常々思っていた。
ところが先日のNHK・TVのことばおじさんこと・梅津正樹アナウンサーによると、何と!これは新約聖書にある言葉だそうだ。驚いた
なるほど広辞苑によれば…(新約聖書の使徒行伝から)あることをきっかけとして、急にものごとの真相や本質が分かるようになる とある。
語源由来辞典には、さらに詳しく…キリストの奇跡により盲目の男の目が見えるようになったという、新約聖書『使徒行伝』第九章の「直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見ることを得」から生まれた言葉 と説明している。
それこそ “目から鱗が落ちた” ヨ。
でもね、これが本来の語源だとしても、これじゃあクソ面白くもなんともない。
やはり「目に鱗があってタマルカッ!」とか「目の鱗は、どうやって落とすのだろうか?」と思った方が愉快だ。タワシでゴシゴシ落としたら、鱗は落ちても痛くて堪らないだろうテ。ハハハ…
06.12.21