Tea Time

今年はやたら紅茶にハマってる。

まぁ、朝一はコーヒーで日中は紅茶で、
夜の部はやっぱりアルコールってことになるんだけど・・・・

紅茶の美味しさに目覚めたのは、ネパールに行って
本場の「チャイ」を飲んだ時だった。
砂糖もミルクもたっぷり入ってるんだけど、
確か、カルダモン？というスパイスが加えられていて
その独特の香りが、砂糖の甘さをクドく感じさせない役目をしてた。
あまりの美味しさに何軒ものお店で飲み比べまでした。
当時のお値段は、チャイ1杯が1ネパールルピー（日本円で約3円）！
10杯飲んでも30円確かそんなもんだったと思う。
道端のボロっちい小屋みたいな店ばっかりだったけど、
どこも凄く独特な紅茶の作り方だったのを良く覚えている。

まず、鍋に牛乳と砂糖を入れ沸騰するまで沸かす。
ブクブク泡立ったところで、茶葉をバサっと投入！
何分か煮出してザルで濾す。んで客に出す時は、
小鍋で適度に温めて、分厚い透明ガラスの器に注いで
仕上げに粗く挽いたカルダモンをパラり、で完成。
・・・細かいとこは覚えてないけど、確かこんな感じだった。

今から15年くらい前の話だけど、衝撃の美味さだったなぁ～。
日本に帰ってからも自分であの味を再現しようと思って、
茶葉とスパイスを購入し何度か作ってみたんだけど、
何か違う・・・何となくそれっぽくはなるんだけど、微妙に違う。
茶葉はそれこそいろんな種類があったんだけど、
たぶん決定的に違うのはミルクではなかろうかと・・・・
日本で売られてる牛乳ってのは、恐ろしく衛生管理の行き届いた施設で
成分から何から調整されて作られたモノだろうけど、
あっちのソレは、たぶん牛から搾ったそのまんまだったんじゃないかな～って。
つまりはコクに差が出るんだろうな、でもウチじゃ牛飼ってないから
こればかりはどうしようもない・・・・

まぁ、そんな事があったんだけど、最近のお気に入りは
「午後の紅茶Special」茶葉2倍ミルクティー＜ウバ100％＞
何か濃くてうまい。そうか、茶葉の量ってのもポイントだったのか～
これにはスパイス入ってないんだけど、あの時の味を思い出すような
何か懐かしい要素も少し感じる♪