りーちゃんといっしょ!

不妊治療の末、超高齢出産を乗り越えた母のもとに生まれてくれた「りーちゃん」プラス「柴犬てつ」とのダラダラ日記です。

1日目、陣痛地獄

2009-11-19 15:40:46 | 怒涛の出産編
10月29日、朝、血圧を測ると看護師さんが
「8時、スタートです~^^」
と、陣痛促進剤を点滴してきた。そのまえに、バルーンと
呼ばれる子宮口を広げる「メトロイリンテル」を処方された。
痛くはないが・・・違和感が(泣)
陣痛いつくるのかな~・・・なんて思っていると、お昼ご飯が
運ばれてきた。・・・あれ?
お昼をぺろりと平らげると、先生が様子を見に来た。
「あの~、陣痛って、普通いつ頃始まるんですか~?」
との問いかけに
「う~ん、たまにいるんだけど、もうすでに痛い筈なんだよね。」
・・・・確かに、NSTは微妙に波打っている。
う~ん、やはり心配していたとおり、私って鈍感?!
やはり入院して正解だったか。家にいたら、わからなかったかも・・・。
点滴の落ちるスピードもMAX状態。先生がいうには
このまま、産める状態まで陣痛が来なければ、違う薬を投与して
再チャレンジになるんだそうな。。。。ひ~。何故?こまなちゃん?
お腹がそんなに気持ちがいいの?
そうこうしているうちに実母がやってきた。
「あれ~?まだ~?」
あたしだって、早くしたいわよ!き~っ!
とか、いっていると・・・お腹が・・・あれ?痛い・・かな?
と、それは突然やってきた!
「うきゃー!いた~い!いたたたたー!」
あまりに突然だったので、呼吸法とか頭から既にすっ飛んでしまい
ベッドの柵を鷲掴みにし、ガタガタと揺らした。
ついに来たか(笑)案外ちょろかったな?などと、気分はすでに分娩室。
確認しに来た看護師さんは、「子宮口、まだですね~。もうすこし^^」
あ、そうなんだ。って、いた~いっ!!!
おい、娘がのた打ち回っている横で居眠りするな!母親!
そこから、夕方ダンナが来るまで一行に子宮口開かず、
19時ころ、お腹をさするダンナ・・・仕事で疲れてるのにすんません(泣)
未だに呼吸法のコツ掴めず、柵をゴリラのように揺らしていた。
と、突然お腹で風船が割れたような感触とともに破水したのだった。
「看護師さん、呼んで~、破水した~」
来たよ~、きたきたきたぁ~!慌ててナースコールを押すダンナ、
「すいません、破産したっていってます!」
って、おい!!何いってるのよ、あんたは!
「破水だ!破水!」
ここへ来て、夫婦漫才やらすなよ!相変わらず、居眠りの母親。
笑いながら、看護師さんがやってきた。
「もうすぐかな~、子宮口が~」
陣痛は続く~、なんか、うんちがしたいような~
「あかちゃんの頭が圧迫してるので、そう感じるんですよ~
 踏ん張るならトイレは行っちゃ駄目です。おしっこはいいですけど^^」
・・・・地獄じゃ。この陣痛地獄から抜け出せるのなら。。。。
良からぬ考えが頭を駆け巡る。。。このとき、足踏みをして体を揺らすことで
陣痛を和らげていた。その姿は、トイレが満室で入れずに漏らしそうに
なっている小学生。

そうよ、よく病院まで間に合わなくて産んじゃう人いるじゃん!
だから、内緒で踏ん張って産んでしまってもわからない筈よ!
出しちゃえ!破水してるんだし、こまなだって出たいのよー!(言ってません)
しかし、そこは素人考え。そう簡単にはいかない。
時計はすでに、22時をまわった。
もういい!痛いし!帝王切開で出してくれー!

そして、最後通告
「タイムアウトです。これ以上、薬は使えません。また、明日8時スタートで。」

まじっすかー?!

「ごめんなさい。ごめんなさい。><;」
誤る私に、ダンナと母親が
「まあ、そう簡単にはいかんわな~。また、明日な」
と、帰っていった。

その後、一晩中陣痛促進剤の薬の効果が抜けるまで
(お医者さんによると、5時間で抜けるんだそうな・・・)
一睡もできずに一人陣痛と戦うのであった。

こまなちゃんが元気なのが唯一の救いである。
破水している以上、明日で決着はつく!
普通分娩か?、帝王切開か?
自分的には、後者なんだがなあ。。。。とほほほ。

時計は12時を回っている。
一人押し寄せる陣痛に足踏みで耐えるのであった。


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