治療再開～

さて、去年の冬です。
仕事も相変わらず忙しいけど、治療を再開しました。
職場から、タクシーで５分。。。うんうん、通えそうだ。
人工授精は、一度失敗してるけどお・・・・
また、タイミングから始めようかな・・・
最初に聞かれるんだよね。。。治療はどの程度まで望むか。
やっぱり、体外受精は抵抗あるなあ。。。
人工授精は、まだ、自然に近いじゃん？
なんて、思っていたら・・・とんでもなかった。
「なんで、こんなにほっといたの？」
「あい？」
「内膜症。手術先にしないと、妊娠できないかもよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　がんにだってなる確率あるんだよ？」
「えーーー？だって、不妊と内膜症の治療は両方できない
　　　　　からって、以前通ってたクリニックの先生に言われて・・・」
ガビーン！結構、思ってより酷いのか。。。
しかし、私の頭をカスめたのは「しめた！仕事やすめる！」だった。
だって、夏からまともに休んでなかったんだもん！
「先生、手術先にしましょう。何日くらいの入院ですか？」
「え？ベッド待ちしなくちゃいけないし。。。術前検査とか。。。
　　　　　　　　　　　　　　まあ、自宅療養入れて２週間くらいかな？」
ふっ。。。大体１週間とみたね。
「あ、じゃあ、紹介状お願いします～」

すでに、気分はリゾート気分♪
読みたかったパソコンの本、DS、美容パックとおやつ。。。
手術は年明け２月だって。。。そのあと、不妊治療再開するから。。。
その前に、ダンナと２人の誕生日がやってくる。
ついでに、籍いれちゃえば、治療に制限はなくなる（笑）
どうせなら、誕生日に入れたかったし（覚えるの面倒だから）

ちなみに、夏ころ、私のマンションに引っ越してきたダンナは
住民票の転入届の際、面倒なので世帯主を私のままにしたらしい。。。
入籍してない場合、続柄欄は「夫、未」と、なるらしい（笑）
「未」ってなに？と、聞く私に「未届けの未だよ」と、ダンナ。
なかなか、出来ない経験ですね～

その後、１月になっても入院手続きの知らせが来ないので
大学病院の先生に「入院いつですか～？決めてくれないと休みの調整が～」
と、泣き落とし。。。無理やり予定をたてさせた。
「じゃあ、来週」と、言われ。職場のみんなにヒンシュクを買うのであった。。。

私のせいじゃないと思うんだがな～＾＾；

転勤希望提出

だんだん、これからのことを考えると責任のある仕事は
それなりに、やりがいはあるけれど、子供がいて出来るかとか
治療するのに、午前中とか、休まなくちゃいけないし。。。
周りに迷惑だよな～やはり。
収入落ちても、もう少し楽な部署に転勤したいなあ。
やはり、「ただいま～」より、「おかえり」のほうが
女として、幸せだよね～うんうん

この頃になると、人工授精も効果はなさそうに思えてきた。
先生も、「年齢考えると、体外受精のほうがいいかもね」
・・・年齢は、余計だっちゅーの。とか、言われるし。
で、思い切って、簡単そうな部署を物色。。。。
企画職。。。なんだそりゃ？まあ、今より、楽だろう。。。＾＾
論文かいて、提出。合格。
これで、晴れて治療に専念できる～よっしゃ～！！！
と、思ったが・・・・おいおい。。。（大汗）
間違えたーーーーーー！！！ここは、天下のキャリア組み。（ダラダラ）
あれ？？？残業？？？おお？？？休日出勤？？？
死ぬ。。。金はいいから、休みくれ！
今日もダンナ（まだ、彼氏）がご飯つくって待ってくれてる。

そんなわけで、半年、治療がストップしました。
「年齢がね～」
頭のどこかで、誰かが叫んでます～ひ～！！！

不妊治療開始～

未婚で不妊治療（笑）
内縁の夫ということになるらしい。。。サスペンスドラマかよ。

最初はタイミング指導から、クロミッド剤（排卵誘発剤）を
処方してもらって、仲良くする日を決めてもらうんだな。
しかし、この頃、内膜症が徐々に身体を蝕んでいたらしい。。
最初の病院で女医さんがいいって、思ったけど
女性同士だと、検査に容赦ないね～痛いっつーの！
「造影検査」で、卵管が詰まってないかチェック。これはOK。
でも、卵管が変な形（後でわかったんだけど、癒着起こしてたんだよね）
血液検査から、内膜症の状態を見るためにMR検査をすることになった。
結局、内膜症決定的になったんだけど。
不妊治療と内膜症の治療は平行して出来ないんだって。
「どうする？」って、言われて
「不妊治療優先でお願いします！」
だって、年齢がさ～。。。。（泣）

ここの病院は、体外受精はできなくて人工授精までなんだよね。
「RIMOさん、ホルモン値とかも大丈夫だし、まだいけるわよ！」
「はい、がんばります！」
・・・なんか、ひっかかったが、望みはあるということなんだろう。。。
ただ、人工授精は流石にダンナに内緒では、出来なくて。。。
何故って、精子の検査しなくちゃいけないんだよね。
それに、人工授精は排卵日に、状態のいい精子を選んで子宮に入れて
妊娠の確率を上げるという治療なんだよね。
タイミング治療で出来てればなあ。。。。ちっ

とうとう、ダンナに話しましたよ。
自分の病気のこと。これまでのこと。これからやりたい治療のこと。
「いいんじゃない」
そんな、あっさり言うかー！！！！あんたは！
確かに、あなたと私の年収は少ししか変わらんわさ。
治療費出して欲しいなんて思ってないし、私の病気だし。
世間では、男性（夫）が検査を嫌がって受けてくれませんっていう
お悩み相談（週刊誌等）が、溢れてるよ。
でも、流石に病院関係のお仕事してるだけあって
検査には理解があるんだよね。
悩んでた（？）自分があほらしい！
自分の思ったとうり、やりたいこと、やってやる！
だって、それだけの収入も貯金もあるし。
大好きな海外旅行一回止めれば（泣）いいんだもん！

しかし、現実は甘くなかった。
簡単に子供は出来ないんだよね～これが・・・はあ・・・

ダンナと出会い

かなり長い間、メール友達でしたね。
世間では、事件とか多いのであまり自慢するような
ことではないのですが。
いろんな共通点があったり、パチンコ教えてもらったり（笑）
ダンナは一応、再生医療関係の博士で、
私的に子供は、あまり好きではないのですが
この人の子なら、欲しいかな～（頭よさそうだし）

実際、高齢の両親と年の離れた姉が一人、
姉は結婚しているものの子供なし。
年齢順とは限らないけど、私最後に一人ぼっちは嫌だよ（泣）
一人欲しいなあ。。。彼が結婚してくれなくてもいいから
欲しいなあ。。。
思いは一人で突き進み。。。
「シングルマザーって、どうかな？」
母親に、それとなく聞いてみると。
「お前の歳なら、それもありじゃん？」
う～ん、話のわかる母親じゃ。にやり

基礎体温計をつけて、仲良くする日をチェック！
週末・・・ヒット！おほほほ。

しかし、１年過ぎても思惑通りにはいかなかった。。。

恐怖の人間ドック

３５歳　はじめての人間ドック。会社から案内がきて割引で受けられるとさ。
前回のこともあるし、乳がんと、子宮がんの検査でもしておくか・・・
って、ことで、検査。バリウムの検査で腸にポリープ・・・まあ、人並みに
仕事してりゃ、１～２個はあるだろうさ。しかし、先生は
「ごめんね～、初めての人間ドックなのに見つけちゃってごめんね～」
最初は、笑って聞いていたが、あまりにあやまるので
「手遅れかよ、おい」って、突っ込みたくなったよ。
しかし、問題はそんなことではなかったのだ。
「乳房の下に水が溜まってるね。検査したほうがいいかもね」
お～、母親が乳がんやってるからなあ。。。早いほうがいいかもな～

早速、仕事休んで大学病院にGo!
問題の箇所から、針刺して水抜いて液体が悪性か検査するらしい。
今回は、女医さん
「３時まで、待てるなら今日抜いてあげるわよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　仕事、何回も休むの大変でしょ？」
「はい、お願いします～」
やっぱ、女医さんは優しいなあ・・・＾＾
って、前言撤回！
容赦なく、ブッスリ針をさされ、パソコン画面でライブされながら診察・・・
「あ、これ心臓ね。」
って！おい、針が近いってば！まてまて！死んじゃうじゃん！
冷や汗かきながら、じっとしてないと殺されるかと思ったわ・・・実際。

結果は、異常なし。
今回は内膜症のこと言われなかったなあ。。。
問診の先生に相談はしたけど、専門じゃないとわからないみたい。。。
まあ、いいか！