こないだ学校帰りの電車で隣に目の見えない方が乗っていました。
なんでそうわかったかっていうと白い杖を持っていたし、点字がうってある
真っ白な紙を指でサーッとなぞって点字を読んでいたからそう判断したわけです。
あの点字を読んでたのはほんとに、え?!それで読めるの??!ってくらい
指の動きは速くてすごい能力だなーと思いました。
点字って小学生の時に体験授業みたいなやつでうったことがあって、その時
触ってみても全然読めそうな気がしなかった覚えがある。
でも、電車に一人で乗ってるだけですごいですよ。どの辺にドアがあるかとか
分かるのかなー、大丈夫かなー、聞いてみたほうがいいかなー、とか思いつつも、
けど点字読んでるから邪魔しちゃ悪いしな、とかなにかしら自分なりの
理由(=言い訳)をつけて話しかけたりはできず。チキン。チキンすぎる。
で、ウチの最寄り駅についたから電車を降りようとしたら、その人も同じく降りようとしていて、またも葛藤ですよ。
ああ~大丈夫かなー、けど時間ないし急いでるしなー…
またチキン…(´・ω・`)チキン中のチキン。キングオブチキン。
…すると、電車の乗り降り口まできたその人の腕をごく自然にスッと持ってあげるおばさんが!
そのおばさんも同じ電車に乗ってて同じ駅で降りるようで、
あたしの後ろからスッスときて「どこまでですか?」と自然に手助け。
おばさんすごい…!!
声かけるだけならまだしも、抵抗なく腕を持ってあげるってのは
並大抵の人じゃ出来ないと思いますよ。
そんでもって目の見えない人を連れて歩く時は腕を持ってあげて
先導しつつ歩くってのを前になんかで習ったことがあったのを思い出しました。
そういえばこうするんだった!って。
てなわけであたしもこないだは度胸とかが足りなくてできなかったけど、
これからは気をつけよう!と意気込みました。
東京ってやつは…ほんとにいろんな人がいるところだな……といろいろ…
こないだのこの件とか、今日あった事件等を踏まえて思ったのでした…